【ダイエット】流行りに騙されるなかれ!成功者はけっこう食べています!
作るより食べる方が好きなアラフォー調理師でサンキュ!STYLEライターのacoです。お立ち寄りありがとうございます。
私は、知人が間違った糖質オフで倒れたのをきっかけに、真剣に栄養学を学び始めました。
勉強すること、年齢に合ったバランスの食事をすることで、ストレスなく体重をキープしています。
私は【間違った糖質オフ】への注意喚起として、糖質オフ中の方に読まれやすいよう、「白米も食べる【ゆる糖質オフ】」と表現していますが、要は「白米は食べて良いんです!」
過去に流行ったダイエット
りんごやバナナ、ヨーグルトや納豆、あげくは断食・・・
ひとつの物を食べ続けるとか、1食だけ置き換えるとか、1日食事を抜くとかいろいろ流行りましたが、生きるために必要なカロリーや栄養を摂らないのは、「痩せ」ではなく「やつれ」です。
そんな食生活、一生続けられませんよね?
流行りが過ぎた後、リバウンドしなかったかしら?
健康的な生活を送るために必要なカロリーと、栄養バランスを無視することはおすすめしません。
糖質オフの間違い点
数年前から流行り始めた糖質オフですが、単純に白米を抜いて倒れる方がいます。
「ご飯を食べなければ、いくらでもお肉を食べて良い」とか「ご飯を減らした分お腹がすくからお肉を食べる」なんて方もまれにいらっしゃいますが、それでは摂取カロリーが心配です。
実は、必要なたんぱく質の量は、あまり差がありません。(ピンクの丸)
つまり、炭水化物を抜いてお腹が満たされない分を、たんぱく質で補うのは間違い。
満たされないなら、肉より白米を食べた方が良いです。
目安量はこれくらい
1日5000歩未満で、座っていることが多い大人女性の食事量の目安は
主食は 軽く握ったこぶしくらい。
肉や魚は 手のひらくらい(指を含まない)
お野菜は 両手のひらくらい(加熱したものなら片手)
+果物と乳製品を少しです。
手のひらと見比べるだけで、厚生労働省が推奨する食事バランスとほぼ同じになり、1600~1800キロカロリーのちょうど良い食事ができます。
(おかずの調理法によって、カロリーは上下します)
先日、実家の片付け中に10年以上前の雑誌のダイエット特集を発見したのですが、そこには「食事全体量の半分をご飯にしたら痩せる!」と書いてありました。
数年前から流行っている糖質オフと正反対ですが、当時はそれで痩せる方がいたのです。
つまり「白米を食べても太らない」ということ。
私が普段おすすめしている、グーパーパーのバランスではご飯は小盛りになります。
でも、主菜と副菜の量は変えずにご飯を大盛りにしたら、以前のダイエットと同じくらいになります。
これなら、目安量では足りない方にも十分な食事量になるのではないでしょうか?
白米の量を変えるだけなら、推奨されているバランスと大きくずれることはありません。
(適量目安の図の黄色い丸参照)
食事は生きる基本です。一生続けられる食生活で、無理なく健康な体重を維持しましょう。
個人的な考察ですが、10年以上前の「お米を食べて痩せる!」という流行りで、食べ過ぎて太った方がいたから、「糖質オフで痩せる!白米は敵!」という流れができてしまったのではないかと思いました。
「適量」が大切です。
食事は食べすぎず、減らしすぎず、美味しいものを楽しみたいですね。
◆記事を書いたのは・・・aco
知人が間違った糖質オフで倒れたのがきっかけで、真剣に栄養学を学び始めた調理師で、2歳差小学生兄妹の母です。
「健康的にラクして体型維持をしたい」と考えている食いしん坊アラフォーだからこそ「正しい」「健康的」な食生活を大切にしています。