ゼリー菓子の手と他の共有を保持しているかわいいアジア子供女の子

駄菓子屋で学ぶ子供の社会学

2020/01/26
  • 知人が間違ったダイエットで入院したのをきっかけに、生活アドバイザーの資格を取得した調理師です。自身も20年以上同じ体重を維持中です。 もっと見る>>

7歳と8歳の子どもがいるアラフォーママacoです。

突然ですか、お金の教育どうしていますか?
先日、よく行く公園近くの駄菓子屋さんで、勉強になることがあったのでご紹介します。

事の発端

子どもが、お友達と4人で遊んでいました。
3人はお小遣いを持ってきていましたが、1人は持ってきていません。

駄菓子屋でお小遣いを使うのが楽しいお年頃。

我が子から「買ってあげてもいい?」と相談されました。
さて、どうしたらいいでしょうか。

1・自分の分だけ買う
2・みんなで食べられるものを買う
3・おごってあげる
4・今日は買い物をしない

親が買って配る という選択肢もあるでしょうか?

私の考え

正直なところね、「たかだか10円なら、買ってあげてもいいんじゃないか」と思いました。
お友達も涙目だし、買ってあげたいという子どもの優しさもうれしかったのです。

でも普段、「お金の貸し借りをしちゃだめよ」と言い聞かせているので
「分けてあげられるような、たくさん入っているものを買えばいいんじゃない?」と言おうとしました。

でも、違うんですね。

何十年もそこで子ども達を見ているおばちゃんに止められました。

店主の考え

「お金を持ってきていないお友達がいるなら、今日はお買い物やめな。みんな我慢ね」
と駄菓子屋のおばちゃんが、口をはさんできました。
「お母さんも、私口うるさくてごめんね。でも今日はお買い物やめよう」
と、私にも謝ってきました。
ビックリしましたよ。

でも、そこに深い話がありました。

≪お友達のために我慢する≫
これができない子が最近すごく多いの。お母さんも、つい買ってあげちゃうじゃない?
でもねぇ、そのまま中学生高校生になると、お金を出す子が毎回同じになってくるのよ。
ご馳走することで友達をつなぎとめるみたいな。
周りもそれを当たり前と思ってるのね。そういうのは嫌だから、たとえ10円でもダメ。

それが店主の考えでした。


≪たかが10円、されど10円≫

「この前買ってあげたのに、返してくれない」
「いつも私が損してる」

そういうトラブルに発展することもあるし、逆に、友達の分まで払うの当たり前になってしまう場合もある。
小さいうちから、ちゃんとしてあげてね。

と諭されました。

確かにそうですよね。自分にも経験があります。

自動販売機
flyingv43/gettyimages

私の過去の経験

中学時代、私のお小遣いはひと月3,000円でした。
グループ内にお小遣いが週5,000円という男子がいて、よくみんなの分までジュースを買ってくれました。
当時は、悪いな~と思いながらも、ありがたく受け取っていたわけですが、

10年後、久しぶりにみんなでファミレスに行った時にも、ひとりでレジに立つんです。

その時、私が慌てて
「自分の分は自分で出すよ」
と財布を出したら、
「お前が出したら、俺らも出さなきゃなんないじゃん」
と止められました。おかしいですよね。

エスカレーター式の学校から、他校に進学した私しか、違和感と疑問を持っていないようでした。
怖かったですよ。

その発端が、駄菓子屋の10円にあるかもしれないのです。
「友達の分まで払ってあげるのが当たり前」
そうなってしまったら、大変。

子どもへの説明

「買ってあげたい」「一緒に食べたい」は、優しい気持ちからのことだから、どうしてダメなのかを説明するのは難しかったです。

まず、買ってあげたいという優しい気持ちは嬉しかった。と伝えました。

でも、それならどうしてダメなのか。

お金を貸し借りしちゃダメ。お菓子を買ってあげるのは、お金を貸してるのと同じなの。
と、説明してみましたが、ピンとこない様子。

そこでひらめいたのがEテレのアニメ「魔入りました入間くん」でした。
黄緑色の髪の女の子はポケットを叩くと、なんでも出せます。
相手が欲しがるものを貢いで遊んでもらうのです。

正確なセリフは覚えていませんが、
「私1度見たものならなんでも出せるよ!なんでもあげるから一緒に遊ぼ!」
とお菓子などを山のように積み上げて入間に話しかけ、
「何もくれなくても友達だよ」
と言われて目が覚める~みたいな流れだったのですが

「あれ出して、これ出してって寄ってくる男の子たちは、お友達だったかな?」
と子ども達に聞いたら
「ちがう!」
と、即答。

「一度、買ってあげると、あの女の子みたいになっちゃうかもしれない。そうなったら、お友達でいられなくなっちゃうんだよ」
と言ったら、
「それは怖いね!」
と分かってくれました。

「あなたたちの友達が、そういう悪い子だとは思ってないけど、それでも、貸し借りはやめとこうね」
と無事に話を締めることができました。

ありがとう作者様!

母と子の手によって覆われて心オブジェクト
takasuu/gettyimages

まだまだ目が離せないお年頃。
間違ったお金の習慣がつかないように、一歩離れたところから見守りたいと思います。

◆記事を書いたのは・・・aco
やりくりはまだまだ試行錯誤中の40歳。
マイホームの建て替えを夢見て、節約に励んでいます。

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