粕床から手作り!粕漬け肉・魚編

2020/04/07
  • 管理栄養士、フードコーディネーター。調理責任者や栄養指導の経験から、レシピ提案やコラム執筆を行う。もっと見る>>

こんにちは!
管理栄養士・フードコーディネーターの矢崎海里です。

先日、はじめて粕床にチャレンジし、野菜を漬けてみました。

魚や肉も漬けてみたいと思っていたのですが、その後同じ粕床に野菜を漬けるのは怖いのでしばらくは大根やかぶなどを漬けて楽しんでいました。
この度、そろそろ肉・魚に手を出そう!と思い、鮭と豚ロースを漬けてみることに。
これが思った以上のおいしさだったので、自画自賛も含めご紹介します!笑

鮭の粕漬け焼き

まずは定番の鮭。

前回の経験を生かし、今回はチャック付き保存袋を使用。
タッパーで漬けるより全体的に味が染み込む気がします。
何より洗い物が出ないのが便利。

この中に生鮭の切り身を入れて、冷蔵庫で一晩。
野菜類は2日ほど漬けてやっと味が染み込んできた、くらいでしたが、鮭は半日くらいで取りだしてみました。

あとは酒粕をキッチンペーパーでぬぐい、グリルやフライパンで焼くだけ。
まわりの酒粕をとらないとすぐに焦げてしまうので注意して下さいね。

塩加減もちょうど良く、酒粕の甘みとコクが絶妙です!
シンプルに白いご飯のおともに十分ですが、ほぐしておにぎりにしても最高・・・
もっとたくさん漬けておけばよかった。笑

漬けたお魚ってお店で買うと結構高いので、おうちで漬けられるのはとても嬉しいです。

同じ要領で豚肉も

同じ要領で豚ロースも一晩漬けました。
こちらは味ももちろんですが、とにかく肉が軟らかい!
100g150円のとんかつ用ロースが、こんなに柔らかくなるなんて驚きです・・・!

ちなみに、粕床の配合は前回ご紹介したのと同様。
野菜を漬けた後に使う場合、水分や味の薄まりが気になる方は、酒粕や味噌を足すといいですよ。

◆記事を書いたのは・・・矢崎 海里
管理栄養士・フードコーディネーター。旬の食材を生かしたレシピが得意で、四季を感じる食生活を実践中。道の駅や市場で地元の食材を見るのが好きです。

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