イライラしなくなる、子供と楽しむ暮らしの工夫9案。

2020/11/27
  • 整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。もっと見る>>

8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。

暮らしを整えることで、悩みの大半は解決する事ができると思っています。

子供に目を向けますと、お部屋が整いいつでも勉強を始める事ができる、のは理想で(笑)、現実は「片づけなさい!」を連呼して、一向に片づけない子供にイライラしてしまうことも多いと思います。
片づけが好きだという子がいたら「まれ」です(笑)お子さんもですが、大人も片づけは苦手なものです。だからといって散らかりを放っておくことは母としても大人としても出来ないものです。

暮らしの中で雑多になりがちな物をお子様と楽しみながら整えることが出来る為の工夫、9案をご紹介します。

お支度フック。

この頃は大人も子供も持ち物が増え、忘れ物が多くなりがちです。我が家では玄関に「お支度フック」と名付けたフックを複数取り付けて、出来るだけ忘れ物を無くす工夫をしています。

平日の朝はランドセル、靴袋、園バッグ、水筒など、子供たちの準備品。子供たちが出かけた後は私の準備品。お客様がいらっしゃったら、傘や杖。
「あ、これを持って出なきゃ!」と気付いた時点ですぐフックに掛けておきます。こうする事で忘れ物が少なくなりました。

ただし、玄関に複数のフックがあるのは、あまりかっこいいものではありません。我が家ではIKEAの畳めるフックで出来るだけスッキリ見えるようにしました。普段は何も掛けない状態をキープし、出かける時のみ利用することで雑多に見えないようにしています。

靴置きマーク。

ソーシャルディスタンスの必要な今、足マークをよく目にしますが、マークにぴったり足を合わせて立っている子供たちもよく目にします(笑)。足形、本当に効き目がありますね!
靴を揃えてもらうには靴置きマークが最適です。足の形になっていれば素材はその床に合わせて何でも良いと思います。
私はクリアファイルで作りましたが、後で消しやすいチョークや、剥がせるシールなどでも作れます。子供が靴を揃えて置く癖ができるまでやってみましょう。お口のサポート無しに自然と靴を揃える事ができるようになります。

裏紙用紙ボックス。

子供はお絵かきが大好きです。放っておくとどんどん紙を使っていきます。いつもいつも新しい紙を与えるよりは、時々は裏紙を使って「もったいない気持ち」が育って欲しいと思います。紙は資源ごみとしてリサイクルされるものですが、工夫をして最後まで使い切るという当たり前の行為は暮らしの中で学んでいきます。
我が家は3段のケースの一つを裏紙用紙専用ボックスにしています。この頃は子供たちも綺麗な用紙と裏紙とを使い分けるようになりました。

工作物ボックス。

子供は本当に工作が大好きです。どんどん作って欲しい反面、増えていく工作物に悩まされるのは園児あるあるです(笑)。
置く場所に合わせた大きめの箱を一つだけ用意します。作った工作はどんどん箱に入れて行きましょう。溢れてきたら子供と一緒に見直ししますが、下の方の工作物は潰れてしまっていたりします。そうなると子供も捨てやすくなるようです。それでも捨てられない子には、忘れた頃にこっそり捨てるか、写真などを撮ってあげてみましょう。それでも捨てられない子にはお母さんが困ると優しく伝えてあげましょう。

机にグリーン。

つる草でかご作り。野草をドライフラワーに。

子供と手を繋いでお出掛けしていると、花を積んだりどんぐりを拾ったり、2、3歩歩くごとに立ち止まります。子供の目線は低いので、目につきやすいのもあると思いますが、やはり子供は生き物が大好きです。子供の好奇心にはとことん付き合ってあげたいと思います。特別なお花やグリーンを買うのも良いですが、草花を飾るだけでも子供は本当に喜びます。グラスやかごに入れて机に飾ってあげればお花を愛でる心、育てる心が自然と培われます。

種類別クローゼット

友人が子供のお着替えに1時間かかって悩んでいると聞きました。1時間!と驚く反面、素晴らしいこだわりだと思いました。とはいえ、忙しい朝の時間に1時間悩まれるのはお母さんも参ります(笑)。子供の成長を少しでも巧くサポートするには、衣類の収納方法を変えるだけでも格段に選択し易くなり、ラクになります。衣類をハンガーに吊すのは近頃の当たり前になっていますが、Tシャツ、長袖シャツ、ズボン、スカート、上着などと、順番に並べて判別し易くしてあげましょう。お子様も選ぶ楽しさがアップしますよ。

大物ファイル。

子供の工作や絵は本当に素敵です。何から何まで可愛くて保存してあげたくなりますが、ここでは大きな絵の保存についてです。
幼稚園、学校によっても違うでしょうが、大きく大胆に自由に描いて欲しい為でしょう、A2サイズ(新聞紙サイズ)の画用紙で描いて持って帰ることが多くあります。こうなると普通のファイルでは無理です。やはり作品は折らずに保存したいところです。新聞がストック出来る程のサイズのファイルがあります。それにどんどん保存しましょう。溢れてきたら見直しは基本です。きちんと保存していると全ての作品を壁に飾らなくても、子供は作品を大事にしてくれていると思いますし、自己肯定感が高まります。

タネコレクション。

オシャレなガーデニングも良いですが、果物や野菜を食べた時に出る種、お散歩で見つけた草葉の種、是非取っておいてみて下さい。土に植えると芽が出てくるものもあります。実までつけるのはなかなかのことですが、芽が出る愉しみを子供と一緒に共感したいと思います。保存はつなげるアクリルケースで。どんどん増えて楽しいですし、シャカシャカとマラカスのように音がして楽しい気分になりますよ。

神様行ってきますメモ。

子供は皆神の子だよと教えられ育てられました。両親に感謝しています。
そして親になった今、お預かりした子供たちを素晴らしい大人にお育てしてゆくのが私たちの役目であると思っています。しかし、子供にいつもべったりくっついて見守ることは不可能ですし、そんな親にはなりたくはありません。
人様と関わり合って生きてゆくものですが、困難な時に乗り越えてゆくのはどこまでも自分自身です。誰も身代わりにはなってくれません。でも神様は電波のようにどこまでもそばにいて見守って下さいます。自分自身の努力と神様の後押し、親の更に上の上の存在を常に意識して欲しいと願っています。

最後に…。

子供は親があれこれと口出しをするよりも、姿で見せる方が素直な行動をとるものです。生活において親がイライラしないことが子供の柔らかい脳を萎縮させず、豊かな想像力を育むことに繋がります。環境を整えてあげる少しの努力で、子育ては楽しく子供は伸び伸びと成長してゆくことを実感する毎日です。

最後までお読みいただきありがとうございました。どなたかの暮らしのヒントになりますように…。
記事を書いたのは、収納アドバイザーのayaでした。

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