掃除

【掃除編】まとめてやろうとするからどんどん面倒になる

2024/04/12
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

「掃除」「片付け」「フリマサイト出品」
今度やろう、時間ができたらやろう・・と思いながら、ついつい先延ばしにしやすいタスクの代表例です。
先延ばしになっている原因のひとつに「まとめてやろう」があります。
掃除と片付けとフリマサイトのうち、今回は掃除について述べます。

1週間に一度まとめて掃除

排水溝

家の掃除を1週間に一度まとめてやるとどうでしょう?
恐らく掃除の直前は、棚はホコリだらけ、床も髪の毛や食べ物のくずなど、汚れ放題になっていると思います。
また、キッチンや洗面所、お風呂の排水溝も1週間も放置していたら、かなりぬるぬるになってしまいます。

汚れきった家じゅうを「さあ、掃除しよう」となると、かかる時間やエネルギーがたくさん必要です。
するとものすごくハードルが上がってしまいます。「一大決心してとりかからなければならないこと」としてインプットされてしまいます。
掃除が「めんどうくさいこと」となる第一歩です。

排水溝のぬめりもひどくなると見るのも嫌になります。
嫌なので当然忙しい時は後回し。やらないでいるとどんどんひどくなる負のループに陥ります。
「めんどうくさい」がさらにパワーアップして「嫌なこと」になってしまいます。

ちょこちょこ掃除

シンク

汚れがひどくなる前にちょこちょこ行えばすぐに終わります。
特に水周りのちょこちょこ効果は絶大!毎日洗えばぬめりが起こることはありません。
ぬめりがなければ素手で触るのも抵抗がないです。ゴム手がなくてもよくなるかもしれません。

私は、毎回食器洗いのたびにシンクと排水溝を掃除しています。
食器の片付けの一連に組み込まれてセットになっているので、めんどうとも嫌とも思わなくなりました。

また、汚いと思う時間が長いよりも、綺麗だなと思う時間が長いほうが気持ち良く過ごす時間も長くなります。
まとめて行うよりも断然ちょこちょこがおすすめです。

ちょこちょこ行うためには

ルンバ

私の整理収納の原動力でもある「掃除しやすい空間」
ちょこちょこ行うには、物は少ないほうがやりやすいのは言うまでもありません。

サッと拭きたいから、テーブルの上は何もない状態にする。
パッと掃除機をかけたいから、床に物はおかない。

掃除のハードルをとことん下げます。
あるミニマリストさんのブログ記事か何かに「ルンバが活躍できる部屋」とありました。
キャッチーでわかりやすい言葉だなと感じた記憶があります。

まとめ

掃除をついつい先延ばしにしてしまう方におすすめ
・まとめてやろうとしない
・ちょこちょこを心がける
・掃除しやすい空間にしてハードルを下げる

次回は「片付け」に関して述べたいと思います。

この記事を書いたのは・・

渡部夏代(わたなべなつよ)
整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。

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