【こねないパン】箸でぐるぐる混ぜるだけ!誰でも簡単においしく焼けるパンのつくりかた

2022/12/27
  • 主婦歴22年で元家政婦の家事クリエイター。小学女子と高校生男子、歳の差兄妹の母でもあります。もっと見る>>

元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。

お家で焼き立てパンを食べたいなと思っても、パンつくりは難しいイメージがありますよね。

そこで今回は、こねずにつくる簡単パンをご紹介します。

「こねないパン」の材料と用意するもの

材料はこれだけ

こねないパンの材料はとてもシンプルです。粉と塩とドライイースト、そして水だけ。砂糖やバターも使わないのでヘルシーでもありますね。

【材料(18cmくらいの鍋か丸型1つ分)】
・強力粉300g
・塩5g
・ドライイースト1g
・水240g(粉の80%)

【用意するもの】
・ボウル
・箸
・オーブンにいれられる18cm前後の鍋か焼き型、または耐熱性の器
・オーブンシート

「こねないパン」のつくりかた

つくりかたは、ものすごく簡単!材料全部を箸でぐるぐる混ぜれば生地は完成です。

発酵も、面倒な温度調節などはなく室内に置いておくだけ。少し時間はかかりますが、おどろくほどに簡単なのに、食べると本格的なハードパンのような味がしますよ。

つくりかたを詳しく解説していきます。

水以外の材料をボウルに入れて箸で混ぜる

材料をすべて計量し、強力粉、塩、ドライイーストを入れて箸で全体をぐるぐる混ぜる。

水も入れて混ぜる

粉類を混ぜたら、水を加えます。一気に入れて大丈夫ですよ。

引き続き箸でぐるぐると混ぜていきます。

これくらいでOK

こねる必要はありません。箸で混ぜ続け、全体がまとまるくらいになればOKです。

そのまま部屋に放置して一次発酵

混ぜ終わったら、ボウルにラップを被せて一次発酵に入ります。

そのまま12時間~18時間ほど部屋に放置しておきましょう。夜に仕込んで一晩置くくらいの感覚ですね。

夏場など気温の高い季節は、過発酵になりやすいため冷蔵庫での発酵がおすすめですが、それ以外の季節はお部屋に放置で大丈夫ですよ。

2倍以上に生地が膨らんでいたら一次発酵は終了です。

型に移して2次発酵

1次発酵が終わったら、オーブンシートを敷いた型に生地を移し、2時間ほど2次発酵をします。

2次発酵も、ラップか蓋をして室内にそのまま置いておきます。2時発酵が終わる20分くらい前から、オーブンを250度に予熱しておきましょう。

型は、ストウブやル・クルーゼ、土鍋などの、そのままオーブンに入れられる鍋を使うか、ケーキ型や耐熱性の器を使うのがおすすめです。家にあるもので大丈夫ですよ。

2次発酵が終わったら、キッチンバサミで十字に切れ目を入れると、ふくらみと見た目がちょっとよくなります。

オーブンで焼く

焼き上がった状態

250度に予熱したオーブンで、鍋で焼く場合は蓋をして30分、蓋を外して15分、合計45分焼けば完成です。

型で焼く場合は、アルミホイルを被せて30分、外して15分焼いてください。

スライスした状態

外はパリッと、中はもっちりしたハード系のパンに焼き上がります。

オーブンを開けた瞬間からパン屋さんのような香りがして、食べれば「まるでお店のパンみたい!」と感動するような味ですよ。

スライスしてそのままでもおいしいですし、トーストしてもまたおいしい!

保存する場合はラップに包んで保存袋へ入れ、冷凍するのがおすすめです。食べるときは、凍ったまま普段より1分ほど長くトーストするとおいしく食べられます。

ニューヨークタイムズで紹介された「時間に仕事をさせるレシピ」です

このパンのつくりかたは、2006年8月に「ニューヨークタイムズ」で紹介された有名なレシピを元にしています。少ないイーストを長時間で発酵させる「時間に仕事をさせるレシピ」で「最小限の労力で自宅でおいしいパンを焼く方法」として、ニューヨークのパン屋さんが紹介したそうです。日本でもネットでじわじわと人気になりました。

時間はかかりますが、ものすごく簡単で、とってもおいしく焼き上がりますよ。

◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴22年。2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)で元家政婦。「プロ主婦」を自称。小学生と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。

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