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プロ主婦の家事マインド!「誰かのための家事」をやめるとラクになる

2023/09/29
  • 主婦歴22年で元家政婦の家事クリエイター。小学女子と高校生男子、歳の差兄妹の母でもあります。もっと見る>>

元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。

毎日家事を一生懸命にしている主婦のみなさん、おつかれさまです。「家事をがんばっているのに誰にも認めてもらえない、何のために毎日家事をしているのだろう…」なんて気持ちになることってありませんか?

今回は、「プロ主婦」を名乗って活動をしている私の「家事マインド」をお伝えします。

家事は自分のためにする!

夕飯

掃除をしたり、ご飯をつくったり、毎日やることが多くあると「自分ひとりだけだったら適当に済ませるけれど、家族のためにちゃんとやらなくては」と思っていませんか?

でも、誰かのためにやっていると、見返りがないとむなしくなることも。「ありがとう」くらいは言ってほしいと思いますよね。もちろん、それも大切なことですが、誰かのためと思いながら家事をしていると、辛くなってきます。

だったら、「家事は全部、自分のためだ」と思ってやってみるのはどうでしょう? そうすると、意外とラクにできるんですよ。

家事は自分の気分をアゲる手段のひとつ

スコーンとコーヒー

家が散らかっていたり、洗濯物が溜まっていたりすると、単純に気分がよくないですよね。しかも、だんだんと「ちゃんとできていない私はダメだな…」なんて、自己嫌悪に陥る場合もあります。

家が片づいていて家事が終わっていると、とっても気分がよくなりなりませんか? 私は、自分の気分をアゲるために家事をしていると思っています。気分をアゲる手段のひとつが家事です。

家が整うと気分がいいし、なんだか頭もクリアになる気がするんです。終わっていない家事、片づいていない場所があると、いつも心の片隅に「アレをやらなくては…」と思い続ける「引っかかり」のようなものがついて回ります。

でも、家事が終わっていると、その「引っかかり」がなく、心が晴れやかなんです。その気持ちになるために、私は家事をするんだなと思っていますよ。

ラクにできる仕組みを考える

同じハンガー

「家政婦経験もあるし、家事が得意だからそんな風に思うんでしょ?」と感じるかもしれません。でも、元々は家事が好きなわけでもありませんでしたし、今も面倒に感じる家事がたくさんあります。

面倒な家事を後に回してしまうと、もっと面倒になるため、ラクにできる仕組みを考え、面倒でなくなるようにしています。全然完璧な家事ではありません。自分ルールの家事ばかり。

たとえば、トイレ掃除はブラシがいらない洗剤を使って、トイレブラシをやめてしまうとか、ハンガーにかけられる洗濯物はすべてハンガーにかけて、乾いたらたたまずにそのままクローゼットにかけるとか。

どうやったら面倒な家事がラクにできるか?を、考えるのも面白いと思っています。

「たかが家事」ではない立派な道だと思う

家事って、やれて当たり前で、ちゃんとできない人はダメみたいな雰囲気がありますが、そんなことはないと思います。「たかが家事」なんて言われてしまうこともありますが、それは違う! 「家事道」と言っていいくらい、それぞれの思いややり方がありますよね。家事は立派な道です。自分のためにその道を究めるのもいいじゃないか! なんて思っていますよ。


◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
主婦歴23年の元家政婦。主婦力で稼ぐ「プロ主婦」を自称。保有資格は家事クリエイター(料理科目・掃除科目)、家庭料理スペシャリスト。小学生と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。

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