ごめんなさい!元家政婦でもうまく家事ができないことはよくあります

2022/02/02
  • 主婦歴22年で元家政婦の家事クリエイター。小学女子と高校生男子、歳の差兄妹の母でもあります。もっと見る>>

元家政婦で主婦歴20年以上のサンキュ!STYLEライターマミです。

元家政婦と言うと、「いつも家はピカピカでしょ?」とか、「ご飯はいつもちゃんとしたものをつくっているんでしょ?」とよく言われます。

ですが、ごめんなさい!全然そうではありません…。

仕事と思えばしっかりできる

家政婦としてお客様のお宅へうかがっていた時は、それが「仕事」ですから、それはそれはしっかり家事を行います。当たり前ですよね。

なので、家でする家事とは全く意識が違います。お金をいただいている「仕事」ですから、気も引き締まりますし、自分の家とは比べ物にならないくらい神経を使います。

しかし、自分の家でする家事は仕事ではありませんから、「このくらいでまあいいか!」なんて思うことも多々なのです。

散らかり放題のときもあります

「今日は疲れたから明日にしよう」なんて思って荷物を床に置いて、そこから置き放題…なんてことを続けていつの間にか散らかっていた!ということだってあります。

「家事は溜めずにちょこちょこやるのが一番!」とわかっていても、やってしまうことがあるんですよね~。

こんな部屋は、とてもサンキュ!STYLEの読者さんには見せられない…と自己嫌悪に陥ることもよくありますよ。

手抜きご飯のときもあります

サバ缶をのせたインスタントラーメンだけのときも

かろうじて毎日ご飯はてづくりしていますが、ものすごい手抜きご飯のときもあります。

インスタントラーメンのみや、チャーハンだけのとき、丼ものだけのときもありますよ。

でもこれも、毎日毎日よそ様に出せるようなご飯をつくり続けていたら、疲弊してしまいますよね。

素晴らしいご飯を毎日3食つくり続けながら、仕事や育児もできるならそうしたいけれど、私にはできません~。

でも元家政婦は「やり方は知っている」ところが違う!

部屋は散らかすし、ご飯は手抜きだなんて、本当に元家政婦?いいところないじゃない?と思いますよね。私もそう思います。

しかし!元家政婦の違うところは「やり方は知っている」というところです。

その気になれば、すぐに部屋を綺麗にすることもできるし、限られた時間と材料で料理を何品かつくることもできます。

ですから、たまに家事がグダグダになっても、また立て直すことができるのです。

いつも完璧じゃなくていい!

こんなことを書いて何が言いたかったかというと、「いつも完璧じゃなくていい」ということです。

インスタグラムなどで、いつも綺麗な部屋の投稿を見て「我が家とは全然違う」としょんぼりしたり、おいしそうな料理を見て「こんなのつくれない私ってダメかも」なんて思う必要はないのです。

できそうなことを、できる範囲でやっていって、少しずつ暮らしが整えばそれでいいと思いませんか?

◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。主婦であること、主婦の経験を生かして仕事をしていく「プロ主婦」を自称。幼稚園児と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。

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