心配しなくても子どもはすでにジェンダーフリーかもしれない
幼稚園児と高校生の子どもがいるサンキュ!STYLEライターマミです。
ジェンダー平等が叫ばれている今、家庭でもジェンダー教育をしなくてはいけないかな?と考えたりしますよね。
でも、親が思っているよりも、子ども達はジェンダーフリーなのかもしれないと思う出来事がありました。
何気ない息子の「ひとこと」にハッとした
現在高校生の息子が中学生だったころ、クラスに制服を着ずにジャージ登校している生徒がいました。
我が家の息子はその生徒と仲良くなり、家での会話でもその子の名前がよく出てくるように。
名前も見た目も中性的だったので、つい私は「そう言えば、〇〇さんって男子なの?女子なの?」と息子に訊いてしまいました。
すると息子は、「え~?知らない。っていうか、普通に友達だし、別に男子でも女子でもどっちでもよくない?」と言ったのです。
それを聞いて咄嗟に「え?男子か女子か知らないなんてことある!?」と言ってしまいましたが、言いながら、この子は友達ということに、「男子だから」「女子だから」という感覚がないんだ!とハッとしました。
今の子ども達はさほど性差を気にしていないのかも
これからはジェンダー平等の社会だから、親も子ども達に教えていかないと!なんて肩に力が入ったりしてしまいます。
でも、今の子ども達は、私達が思うよりも性差を気にしていないのかもしれないなと思った出来事でした。
もしかしたら知っていても、個人的な問題だから、あえて私には「知らない」と言ったのかもしれません。
いつも能天気に見えていた息子も、他人を気遣うことができるようになっていたんだなと成長も感じました。
息子から教わりました
息子に「友達なんだから男でも女でもどっちでもいい」と言われてから、私は制服を着ていない生徒を、なんとなく色眼鏡で見てしまっていたのかもと気づかされました。
別に制服でもジャージでもいいし、男子でも女子でもいいんですよね。男子か女子かを訊いて私はどうしたかったのでしょう。
子どもにジェンダー教育をしなくてはと思う前に、自分の考え方を変えなければと息子から教わりました。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。主婦であること、主婦の経験を生かして仕事をしていく「プロ主婦」を自称。幼稚園児と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。