毎日コツコツ継続の大切さを身をもって教えてくれた幼稚園の先生達
音大出身で、音楽の教員免許も持っているサンキュ!STYLEライターマミです。
先日、幼稚園のお別れ会で先生達がオカリナの演奏を披露してくれました。
じつはそのオカリナの演奏は、2か月ほど前に私が先生達にレクチャーしたものでした。
きっかけはクリスマス会の演奏から
去年の幼稚園のクリスマス会で、私はオカリナの演奏を披露しました。
その前の年はサックスを演奏しましたので、オカリナ演奏は初。
同じ楽器を2年続けて演奏するよりも面白いかな?とオカリナにしましたが、サックスよりは派手さもないし、もしかしたらつまらないかも?とちょっと心配していました。
でも、素朴で澄んだ音色と、もしかしたら自分も演奏できるかもしれない?という身近さがよかったようで、子ども達は喜んでくれ、先生達もオカリナをとても気に入ってくれたようです。
年が明けた頃、園長先生に「卒園のお祝い会で演奏したいのでオカリナを教えて欲しい」とリクエストされました。
初心者の先生たちにオカリナを教える
まったくのオカリナ初心者の先生たちは、もちろんオカリナそのものを持っていません。
まずは、楽器を選んで買うところから始まりました。
ちなみに、オカリナはさほど音域の広い楽器ではない為、リコーダーと同じようにソプラノ管やアルト管などという種類があり、出る音の高さや響きも違います。
初心者が一番吹きやすいアルトC管で、比較的安価なものをセレクトしてご紹介しました。
そして、保育時間の合間をぬって、先生たちにオカリナをレクチャー。
先生たちはピアノを弾けるとは言え、管楽器は初心者。最初からすぐ吹ける先生もいれば、これはちょっと大変かな?という先生もいたり。
一通りの吹き方と、演奏しやすい曲の提案はしましたが、「お祝い会での演奏は果たしてどうなるのか?」と心配なような楽しみなような?そんな感じでした。
先生たちの上達ぶりにビックリ!!
そんな中、お祝い会が開催され、いよいよ先生たちのオカリナの演奏が始まりました。
その演奏を聴いて、ものすごくビックリ!!ちょっと涙が出そうになるほどの上達っぷりです。
二か月あるかないかで、こんなに上達するかな?と思うほどの素晴らしい演奏でした。
これはかなり練習したに違いない。でも先生たちも忙しいのにいつどうやって?感動と同時に疑問も湧きました。
少しずつでも毎日積み重ねる大切さを教えていただきました
園長先生に、オカリナ演奏がとても素晴らしく感動したことをお伝えして、どうやって練習したのかをうかがうと、「私たちは、少しずつでも毎日継続することの大切さを身を持って知っているから、今回も毎朝10分必ずみんなで練習したんですよ。10分でも毎日続ければ上達するでしょ?」とおっしゃっていました。
いや本当にその通りですよね。脱帽です。少しでも毎日コツコツ積み重ねることが、地味だけど本当の近道なんだと、あらためて教えていただきました。先生方、ありがとうございました!
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターマミ
音大卒で元家政婦の異色の経歴の主婦。専攻はサックスで音楽教室の講師経験やコンクール受賞歴もあり。幼稚園児と高校生の10歳年の差兄妹の母でもあります。