散らかる原因「出しっぱなし」を防ぐ4つのSTEPでキレイをキープ!

2021/11/12
  • 2児の母。面倒くさがりで片付け苦手気質でもスッキリ暮らせるよう試行錯誤中。ライフオーガナイザー1級 もっと見る>>

面倒くさがりで片付け苦手気質だからこそラクしてスッキリ暮らせる家を目指す、サンキュ!STYLEライターのtomomiです。

片付けてもいつの間にか散らかってしまう…。というのはよくある悩み。特に家族と暮らしていると、片付けができるレベルはさまざまなので、誰かが使ったモノが出しっぱなしになっていることがよくあります。

今回は、「出しっぱなし」を防ぎ、散らからない家を目指すための手順をご紹介します!

STEP1 「出しっぱなし」になりがちなモノを確認する

家の中でいつも出しっぱなしになっているモノはありませんか? ハサミや文房具、本、洋服、リモコン…など、よく使うモノほどその場に置き去りになっていることが多いです。

どんなモノがどこに出しっぱなしになっているかを確認することが、次のステップに進むためのヒントになります。

STEP2 生活動線を振り返り、定位置を決める

「出しっぱなし」の原因として、
①戻す場所がわからない(収納場所が決まっていない) 
②収納場所に戻すのが面倒
ということがあります。

①戻す場所がわからない、を解決するためには、モノの収納場所=定位置を決める必要があります。そして、定位置を決める上で大切なのは、使う場所の近くに収納場所を設けることです。

まずは、「どこでなにをしているか?」と普段の生活を振り返ります。「出しっぱなし」のモノは、出来るだけその近くに定位置を決めるのがおススメ。ハサミがテーブルの上に置きっぱなしになっていることが多いなら、テーブルの近くに収納場所を作れないか検討します。

また、収納場所を決めるときに、“ここにあるべき”という思い込みにとらわれないようにするのもポイント。例えば、玄関で宅配便を開梱するなら、玄関にカッターやはさみを置いておく、キッチンで郵便物を確認するなら、キッチンにシュレッダーや紙ごみの保管場所を設置する、といった具合です。

STEP3 出し戻しがしやすい収納方法を検討する

②収納場所に戻すのが面倒、を解決するために、出したり戻したりするための動作がなるべく少なくなるような収納方法を考えます。

使用頻度の高いモノは、できればすぐ手に取れるオープン収納にしたいところ。扉がある収納の中も、開けたらすぐ出せるのが理想ですが、空間を有効に使うために収納グッズを使うことが多いですよね。その際は細かく分類しすぎず、ざっくり収納にしておいたほうが戻しやすいです。

STEP4 収納場所がわかるようラベリングする

せっかく定位置を決めても、家族にどこが定位置かわからなければ出しっぱなしのままになってしまいます。扉を開けてすぐにどこに戻すかわかるようラベリングをしましょう。
戻しやすいことがわかれば、きっと「出しっぱなし」の頻度は下がっていくはず!

「出しっぱなし」を防ぐコツは、戻しやすい定位置を決めること

「出しっぱなし」を防ぐためには、使う場所の近くに定位置を決め、戻しやすくしておくこと。そのための手順は以下の4つです。

STEP1 「出しっぱなし」になりがちなものを確認する
STEP2 生活動線を振り返り、定位置を決める
STEP3 出し戻しがしやすい収納方法を検討する
STEP4 収納場所がわかるようラベリングする

特に出しっぱなしになりがちな使用頻度の高いモノほど、出しやすく戻しやすい収納場所、収納方法を考えてみましょう。

片付けが苦手な人にとって、定位置を決めるはとても難しく、大変な作業ですが、一度やり切ってみると、出しっぱなしが減り、散らかりにくくなります。ぜひトライしてみてください!


記事を書いたのは…tomomi
2児の母。面倒くさがりで片付け苦手気質でもスッキリ暮らせるよう収納や家事テクを考えるのが趣味。ライフオーガナイザー(R)1級。

計算中