【プロに学ぶ】大掃除をラクに!今のうちにやるべき3つのこと
クリンネスト1級、お掃除スペシャリストのサンキュ!STYLEライターせのお愛です。
「大変」「時間がかかる」というイメージの強い大掃除。面倒な大掃除を少しでもラクにするために、今のうちにやっておくべきことを、お掃除スペシャリストが解説します。
⒈不要なものを「手放す」
せっかく「掃除しよう!」となっても、「その前に片づけないと・・・。」と思うと、一気にやる気をなくしませんか。ものが多いと、それだけで手間も時間もかかりますよね。ただでさえ慌ただしい年末に、掃除と片づけを同時にするのは大変。今のうちに不要なものは手放しておきましょう。
大掃除をラクにするために、今のうちに処分しておきたいものは以下の3つ。
⒈期限切れの食品・・・冷蔵庫やストックをチェック
⒉一年以上使っていない化粧品・洗剤・・・試供品、数回使って放置してある洗剤
⒊必要のない紙類・・・プリント、書類、取説、雑誌など
大掃除を始める前に、まずは不要なものを手放して、サッと掃除に取り掛かれる状態にしておくことが大切ですよ。
⒉外まわりは「先に終わらせる」
年末になると、日中の気温もぐっと下がりますよね。「そんな中、外で水を使って掃除するなんて苦行でしかない!」そう思うのはきっと筆者だけではないはず。駐車場やベランダなど、真冬にやるとツラい掃除は、11月中に終わらせてしまいましょう。
外まわりの掃除におすすめなのが、高圧洗浄機です。黒ずんだブロック塀や駐車場のコンクリートも、強力な水圧であっという間にキレイになりますよ。窓や網戸、サッシの汚れも、勢いよく流すだけで完了。窓掃除がかなりラクになりました。
⒊しつこい油汚れは「後回しにする」
キッチンの換気扇などしつこい油汚れの掃除は、春まで待つのが賢い選択です。油汚れは、気温が低くなると固まってしまいます。お湯をたくさん使えば汚れはゆるみますが、環境にもお財布にも優しくないですよね。この際、思い切って後回しにしてしまいましょう。
面倒な換気扇掃除がないだけで、大掃除のハードルは大きく下がりますよね。今やることといえば、うっかり掃除し忘れないように、4月のカレンダーに「換気扇」と記入しておくことだけです。
年末にすべてやるのは大変ですし、効率もよくありません。今できることは早めに、やらなくてもよいことは思い切って後回しにして、大掃除を少しでもラクに終わらせましょう。
■この記事を書いたのは・・・せのお愛
簡単にできる「お片づけ×お掃除」で、自分も家族も機嫌よく過ごせるお家のヒントを発信。
整理収納アドバイザー、クリンネスト1級の資格を保有。