【実家の片づけ】ずっとやらないでいたらこうなった!わたしの実体験

2022/03/15
  • 家事代行で暮らしに寄り添うエキスパート。整え好きな、かなりの自由人。 もっと見る>>

心地よい暮らしや頑張らない家事を広めたい、サンキュ!STYLEライターの中村美幸です。普段は家事代行スタッフとして励んでいます。

親元から離れた後、実家の片づけをされたことはありますか。お若い方ではなかなかきっかけがないかもしれません。実家にご自身のお荷物がそのままになっていたり、沢山ありすぎて放置している方も実は少なくありません。

では、実家をお片づけをしないでいたらどんなことが待ち受けていたのか。少しだけお話させてください。

辛すぎたわたしの実体験

引っ越しをしてから20年住んだ実家。私は結婚し家を離れていましたが、父が亡くなってからどんどん物が溜まり始めました。そんな中、母の病気が悪化して入院。
これからの母の生活を考え、一念発起し一旦精算することに。生活に必要なものだけを私の家に運びました。ただ、母が入院中のため、要不要の仕分けがいまいち分からず、片づくまでに時間を要しました。

思い出の品々は全てを運び出せず、結局1割は処分することになってしまいました。

その思い出の品というのは、私の両親の若い頃の写真や、私が産まれた時に最初に撮影しただろうといった写真です。昔ながらの貼り付ける写真アルバムはしっかりくっついて数枚持ち帰りたくても剥がすことが出来ず、アルバム自体が重すぎて電車では運べなかったために、結局廃棄処分するに仕方がありませんでした。

人のものを勝手に捨て、過去を消してしまうようなこの行為。胸がえぐられるような思い。この現実。誰にも味わってほしくないと、私は強く思いました。
やはり、実家にある大事な物は整理して早めに持ち帰っておくことをおすすめします。

さいごにお伝えしたいこと

親の老いというのは悲しいけれど、着実にやってきます。早い段階で少しずつ整理して片づけておけば、思い出のある大切なものを捨てずに済んだかもしれません。

是非、想像してみてください。
業者にお願いしての処分は一度に片づくのでとても効率が良いのですが、その反面とても辛いものです。思い出の品々が部屋からいっぺんに出され、ゴミとして扱われるためです。

今回のケースはもしかしたら稀なケースかもしれませんが、早めに手を打っておけば、私のように大切な物を捨てずに済んだかもしれません。

母の日やお誕生日などといった日に、親御さんと一緒にお片づけする機会を設けられてはいかがでしょうか。きっと素晴らしい親孝行になるとことと思います。

この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター中村美幸
整理収納アドバイザー・クリンネスト1級取得。現在は家事代行の仕事に励む。5歳の息子を育てながら、毎日愉しく豊かに過ごせるヒントを発信しています。

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