【家事テク】知ってるようで意外と知らない!?片づけと掃除の違いを解説
シンプルな暮らしを満喫中!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
「片づけと掃除はどちらが先?」
「毎日しなくてはいけないはどちら?」
こう聞かれると意外と答えられないものです。
片づけと掃除は似ているようですが、似て非なる家事です。
今回は片づけと掃除の違いを開設します。
1.片づけと掃除の違い
片づけは『不要なものを取り除き、元の場所に戻すこと』
使っていないものを処分したり、使ったものをもとに戻したりすることです。
掃除とは、『快適な生活をするため、ちりを取り除いて住まいの内外を清潔にすること』
ほうきで掃いたり、雑巾で拭くことで、家のほこりや汚れを取り除くことです。
片づけと掃除はどちらを先にするのが正解なの?
普段の掃除を思いだしてみましょう。
床に物が落ちていない場合、掃除はスムーズに進みます。
反対に床のあちこちに物が落ちている場合は、物を元の場所に戻しながらの掃除になるので時間がかかります。
「ルンバをスムーズに使える部屋(床)にしたい」片づけ相談で多い相談のひとつです。
まず始めるなら、物を元に戻す片づけ作業が先が正解です。
片づけは暮らしの土台作り
片づけの目的は使ったものを物を戻しやすく、管理しやすい状態にすることです。
戻す場所がしっかり固定されていると、多少散らかっていてもすぐに元の状態に戻すことが出来ます。
場所が固定されていない場合は、戻すのに時間がかかったり、適当に置くことで次に使う時にすぐに取り出せなかったりと、作業がスムーズに進まなくなります。
片づけで元に戻しやすい状態にしておくと、掃除以外の家事や仕事などもスムーズに進めることが出来るようになります。
片づけで暮らしやすい仕組みの土台を、まず作ってしまいましょう。
掃除は綺麗な状態を保つための習慣
ものが何もない状態でも時間が経つと、埃が舞ったり汚れがついたりします。
それを取り除き、綺麗な状態にする目的で行うのが掃除です。
掃除は習慣化することで、綺麗で気持ちのいい状態を保つことができます。
片づけと掃除で毎日の暮らしを心地よく!
部屋が散らかりやすくなったら、まず片づけで土台を見直ししましょう。
しっかり土台ができたら掃除で綺麗な状態をキープ。
この繰り返しで、毎日の暮らしを心地よくなります。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
汚部屋を脱出して、片付けのプロになった整理収納アドバイザー。
また無印良品が好きで店舗スタッフとして5年半勤務。
勤務先の店舗ブログにて収納関連記事や片付けワークショップを担当した経験あり。
サンキュ!STYLEでは片づけの他に料理や掃除など、家事がラクになるコツを発信中!