【知っておきたい!病気とお金】実は身近な妊娠中のトラブル
現役で医療ソーシャルワーカーとして勤務するYOuです。
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の国家資格を持っています。
わたし自身、実は2度の妊娠中にどちらもトラブルが生じ、自分のお金に関する制度知識に助けられました。
今回は【知っておきたい!病気とお金】実は身近な妊娠中のトラブルについて、お話しさせていただきます。
知らず知らずに頑張ってしまう世の中の妊婦さん
世の中にはたくさんの妊婦さんがいらっしゃって、中にはパワフルに働いていらっしゃる方も。
どうしても妊娠は病気ではないということから、身体が大変にも関わらず頑張ってしまう人も多いのではないでしょうか。
わたしも妊娠したからといって迷惑は掛けられないという気持ちが強く、仕事もいつもと同じようにこなしていました。
妊娠中のトラブルは突然に
冒頭でも少し触れましたが、わたし自身、2度の妊娠でどちらも切迫早産になりました。
長子のときは即入院し、次子のときは入院こそ免れましたが、2ヶ月間の自宅安静。
どちらも仕事中と仕事終わりに検診に行き、即入院と即自宅安静と、本当にあまりにも突然のことで頭が真っ白になったことを覚えています。
産休前に休職=お金をどうする?
なにより頭をよぎったのはもちろん『赤ちゃんが無事か』ということですが、落ち着いた頃に不安になったのが、やはりお金のこと。
産休に入れば産休手当を受け取ることができますが、それより前に休職してしまった場合、有給を使っても足りず、それこそ無給。
出産前でこれからお金が必要であるかるこそ、赤ちゃんの無事を考えることと同じくらい、正直、お金のことも不安で仕方がなかったです。
実は妊娠中のトラブルに傷病手当金が申請できます
ここで登場するのが、以前も記事にした【傷病手当金】です。
傷病手当金や病気や怪我で働けないときに申請できる制度ですが、実は重度の「つわり」(妊娠悪阻)や切迫流産、切迫早産などにより、産休前に療養が必要と医師が判断した場合、申請が可能です。
申請方法は【知っておきたい!病気とお金】病気になったときに貰えるお金を是非ともご参照ください。
妊娠は病気ではない、けれど
妊娠は病気ではありません、が、妊娠中に起こるトラブルは病気として捉えられています。
つまりは妊娠中は常にこのようなトラブルと隣り合わせであり、自分自身も実はリスクを抱えていること、そしてトラブルは突然に起きることを、ほんの頭の片隅に置いておけると良いですね。
この記事を書いたのは・・YOu
現役で医療ソーシャルワーカーとして勤務するフルタイムワーママ。4歳と2歳の子育て中。
延べ1,000人以上の医療福祉相談実績あり。
医療や介護に加え、マイホーム購入や時短からフルタイムへ転職、日々の節約や作り置きなど、幅広く情報発信しています☺︎