【老後のお金問題】パート2
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こんにちは!STYLEライターのHanamizukiです。
以前「老後のお金問題考えた事ありますか?」という記事を書いた事がありますが、今回はその「年金を増やす方法」をご紹介します。
1,国民年金の受給額は?
自営業やフリーランスの方の多くが“国民年金”に当てはまると思います。その国民年金っていくら貰えるか知っていますか?
現在の国民年金は、20歳から40年間もれなく払い続けた場合の満額で、年間約78万円。ひと月にすると約6.5万円です。そこに、未納の月などがある場合は満額はもらえません。更に、給付額から所得税、住民税、介護保険料が天引きされるので、実際もらえる額はもっと少なくなります。
2,お得な方法「前納」
現在の国民年金の納付額は一律毎月¥16,590ですが、前納すると割引が適用されます。
どのくらい割引されるかというと、口座振替の場合
○6ヶ月前納…¥1,130割引
○1年前納…¥4,150割引
○2年前納…¥16,100割引
まとめて前払いするほどお得になります。
現金、クレジットカード払いの場合、割引率は落ちますが、やはりまとめて前払いする方が、お得になります。
3,付加年金
付加年金とは、国民年金の保険料に月¥400の付加年金を上乗せすると、年金受給額に「¥200×付加保険料を納めた月数」がプラスされます。この付加年金は亡くなるまで貰えます。
毎月の負担が最小限で将来の年金額を増やすことができるのが特徴です。
4,国民年金基金
国民年金基金とは、「1口単位で加入」する事ができ、保証期間も「終身」と「有期」があります。
国民年金基金の掛け金は月額¥68,000を上限に、給付の種類や、加入時の年齢と性別によっても違います。原則、途中で脱退することができないので、無理のない範囲で続けられる加入内容にすることが大事です。
国民年金基金は付加年金を代行するもので、「国民年金基金の加入者は付加年金にも加入していること」になります。その為、付加年金と、国民年金基金を別制度として同時に加入することはできません。
まとめ
毎月の保険料のお得さで見れば「付加年金」です。付加年金は毎月保険料をプラス¥400支払い、給付が始まるとプラス¥200、年金として戻ってくるため、2年で元が取れる計算です。
単純に支払う保険料が多い分、終身で受け取れる額を増やすというのであれば、国民年金基金を選ぶ方が有利ですが、ライフプランや老後資金を自力でどこまで準備できるかによっても異なります。
わたし自身も今まで国民年金ですが、「産前産後制度」を使い6ヶ月保険料免除を申請したり、(これは納付済みとされるので、将来の保険料に影響がない。毎月約¥16,000×6ヶ月で¥96,000の免除。)早いうちから老後資金の事を頭に入れておくことで、気持ちの準備ができます。
将来にとって1番の安心は、“少しでも長く厚生年金に加入すること”かもしれませんが、できる範囲で対策を考え、将来に備えることが大事かもしれません。
○この記事を書いたのは・・・Hanamizuki
無駄をなくして時間もお金も節約!家計管理を1人でこなし、食費は月に2万円。スッキリ気持ちの良い暮らしを心がけています。