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【老後のお金問題】考えた事ありますか?

2022/12/02
  • 徹底的に無駄を省いて家族3人毎月食費2万円以内で生活するフリーランスワーママ もっと見る>>

 いきなりですが皆さん、老後の年金額を想像した事がありますか?
筆者は只今、義理の母の今後の生活について話し合い真っ只中で、その問題に直面しています。ですので、一旦頭の中を整理してみようと思います。

月に貰える金額は?

通帳を見ている親子
kazuma seki/gettyimages

 国民年金は20歳〜60歳まで480ヶ月もれずに払い続けて、78万900円が満額です。 現在の老齢基礎年金(国民年金)の平均受給額は月5万6千円。2ヶ月に1度約12万円です。もともと60歳から支払われていた厚生年金も、法律の改正により、受給開始年齢が段階的に引き上げられています。
 厚生労働省によると、夫婦2人が受け取る厚生年金は月21万、それが30年後には13万まで下がります。国民年金は現在(満額の場合)月6万5000円ですが、月3万9000円まで減ることが想定されています。
 国民年金は納付期限から2年を過ぎると遡って納付できなくなるので、その分、金額も目減りしていきます。(特例の承認を受けた場合は別です。)

 現役世代が高齢者を支える年金の仕組みを想像すると、”少子高齢化““出生率が下がり続ける”日本の社会で、私達が貰える年金額は本当に「微々たるもの」くらいです。

現実とは

老人は、空の財布にコインを置きます。退職概念の貧困。特別な調色
Stas_V/gettyimages

 隣県で一人で生活する義理の母の経済状況をざっくり説明すると、収入は年金のみ月約6万(もない)。今までは2人分の年金と貯蓄でなんとかなっていたそうです。しかし、祖母の介護もなくなり、1人で家賃4万6千円に暮らすのが苦しくなってきているそう。
 実際、持ち家がない場合は税金が掛からないかわりに、毎月の家賃が発生します。引越しを考えて色々調べている最中ですが、収入を考えると家賃はかなり必須で抑えたい所。ですが、高齢者となると入居条件もついてきます。健康面、保証人、連絡が取れる人、場合によっては貯金額など、通常よりスムーズにはいきません。
 実際2万円を切るような物件は田舎ではぎりぎり探せばありますが、それでも生活に不便な場所か、住みずらい建物ではないでしょうか。これに光熱費、食費、大きな出費はないとはいえ、病院通いや、心身ともに健康でいる為の趣味も必要だと思います。
 健康で仲のいい身内もいる状態で、生活保護という選択肢はありません。健康で長生きするというだけでこんなにも不自由なものなのか。これが現実です。
 田舎でこれですから、他県の高齢者はどうして生活しているのかと思います。世の中に親に仕送りをしている現役世代はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。

打出の小槌はない

手をつないでおばあちゃんと孫娘、クローズアップ
tylim/gettyimages

 振ったら出てくる打出の小槌はないし、宝くじに当たる見込みもないので、自分達の分はコツコツ増やしながら、ある分で生活していくしかありません。
 もうポジティブ思考に切り替えて、私のリサーチ能力(不動産大好き)と、義理の母の踏ん切りのいい所で行動に移そうと思います。
 今後こうなりそうな方は先、先を見ながら行動することを強くオススメします。中々お金の事は身内でも聞きにくいことですが、多少なりとも心と体制の準備ができます!

まとめ

 まだ早い、どうにかなるタイミングで良かったなと思います。自分自身の今後もよく考えるきっかけになりました。やはり、貯金はできる時にするべきですね。義理の母との生活がどうなるか楽しみです!



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○この記事を書いたのは・・・Hanamizuki
無駄をなくして時間もお金も節約!家計管理を1人でこなし、食費は月に2万円。スッキリ気持ちの良い暮らしを心がけています。

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