目指せラク家事!「外干し」と「洗濯乾燥機」の使い分け術
ママのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
避けることのできない家事である「洗濯」。できるだけ効率よくサクッと終わらせたいですよね。
そこで今回は「外干し」と「洗濯乾燥機」の使い分けと洗濯ネットの活用で時短できる方法を紹介します。
「外干し」と「洗濯乾燥機」の使い分けは?
わが家ではドラム式洗濯乾燥機を使用していますが、洗濯機の乾燥機能を使うのは小物やタオルだけで、普段着やパジャマなど大物の衣類は「外干し(雨の日は部屋干し)」が基本ルールです。
どんなドラム式洗濯乾燥機であっても洗濯容量のだいたい半分が乾燥容量。わが家のドラム式洗濯乾燥機の場合は洗濯容量が11kgで、乾燥容量は6kgですから、全て洗濯乾燥機を使うことを前提にすると洗濯ごとに乾燥できる容量かを考える必要があったり、また無理に乾燥機を使えば生乾き臭のリスクがあります。
それなら天候や洗濯量に左右されないルールを作ったほうがストレスなく過ごせると考えました。
5人家族のわが家の場合、平日ならパジャマとその日の衣類を合わせても8〜12枚程度。このくらいの量なら遅くとも10分あれば干せるので、小物がない分だけ時短になっています。
外干しするものは「洗濯ネット」に入れる
また、「外干し」と「洗濯乾燥機」の使い分けを効率よくするために、「外干し」の対象である大物の衣類は各自で洗濯ネットに入れることをルールにしています。
こうしておけば洗濯機を回したときに、洗濯ネットだけを取り出せば良いので判別しやすく、仕分け作業の時短になります。また、洗濯ネットに入れることが前提だと、チャックや傷つきやすい服だったらこうする、といったイレギュラーに対する判断の手間が省けることも嬉しいメリットです。
このルールは2歳と4歳の子どもも同じ。脱衣所に洗濯ネットをかけておき、お風呂に入るときに脱いだ衣類を自分で入れてもらうことにしています。大人は1枚ずつ洗濯ネットを分けますが、まだ小さい子どもの服は上下同じ洗濯ネットに。子どもたちには多少のフォローが必要ですが、段々と慣れてきてくれていますよ。
2回以上洗濯するなら「外干し」を1回目に
週末は園からお昼寝布団を持ってくるなど、洗濯量が増えて洗濯が2回必要になることも。そんな時は必ず外干しするものを1回目の洗濯で回します。
1回目に外干しするものだけ洗濯しておけば、2回目の洗濯物は「洗濯・乾燥」の連続モードで回せて時短できるからです。前述の洗濯ネットルールのおかげで外干しする洗濯物はピックアップしやすくて簡単ですよ。
1回目と2回目に外干しする洗濯物が混在していたら洗濯を終えるまでの時間が2倍になりますし、「あとでやろうと思って忘れる」というウッカリミスの原因にも。ちょっとした工夫ですが、こうしたルールが直接的な時間短縮だけでなく、モヤっとする時間の短縮になりますよ。
今回の時短ポイント
時間だけを短縮しようすると全てを洗濯乾燥機で完結させるほうが良いかもしれませんが、「雨の日はこう」「おしゃれ着はこう」といったイレギュラーへの対応はそのまま残りがちです。
洗濯のように毎日発生する作業に対してイレギュラーが多いとその分だけ「どう対応するか決める回数が増える」ということですから、いわゆる「決断疲れ」しやすい状況になります。
イレギュラー対応が少ないルールを作ったほうが「決断疲れ」を減らせますし、何より家族とも共有しやすくなりますから、やるべきことが多い人ほど「時間の短縮だけ」に囚われないようご注意くださいね!
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|2歳4歳やんちゃ男子の母、義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。