元気の出る黄色い花を探そう!早春のウォーキングがおすすめな理由3つ

2023/02/14
  • 気象予報士として講演・執筆を行うかたわら、野菜たっぷりの作り置き料理を代行する出張料理人としても活動中。野菜ソムリエ、食育インストラクター、薬膳マイスターなどの資格や、東北~関西まで各地に住んだ経験から、健康や美容にうれしい食材や、いざという時に備える災害食にも詳しい。 もっと見る>>

立春を過ぎ、本格的な春まではまだまだかかるものの、少しずつ暖かい日も増えてきました。
早春のこの時期、仕事や用事の行き帰りに、いつもよりちょっと歩く時間を増やしてみませんか?
今回は、気象予報士と料理人の2足のわらじを履くライター・植松愛実が、今の時期に散歩がおすすめな理由を3つご紹介します!

1.元気の出る黄色い花が多い時期

早春の時期には、道端や民家の庭に黄色い花が増えます。
菜の花、スイセン、福寿草、ロウバイ、ミモザ……、いずれも日本各地で2月から3月にかけて咲く花たちです。

黄色は心理学的にも、元気や希望、軽快さを想起させる色。
いつもより少し歩く時間を長くして黄色い花を見つけたら、寒くて日照時間の短い冬の間に溜まった色んなモヤモヤを少し吹き飛ばしてくれそうです。

ちなみにこの時期に黄色い花が増える理由としては、花粉を運んでくれる虫たちにアピールしているという説があります。
というのも、早春に活動を活発化させるハエやアブなどの仲間の虫は、黄色い色に敏感だと考えられているのです。
私たちが何気なく「綺麗だなー」と思っている花の色も、実は植物の生存戦略の一部なのですね。

2.適度な運動で寒暖差から身を守る!

寒暖差の大きい時期、体には知らず知らずのうちに負担がかかっています。
寒暖差による体調不良を解消する方法としては、体を温める飲み物や漢方、ストレッチなど様々ありますが、散歩やウォーキングも有効な手段の一つ。
無理しすぎない程度に体を動かすことで、寒暖差による疲労を感じにくい体づくりを目指すことができます。

3.花粉ピーク前のひととき

例年、近畿や東海では3月前半、関東や東北では3月後半にスギ花粉の飛散ピークを迎えます。
ピーク期間に入ってしまうと、もう天気や時間帯にあまり関係なく、雨さえ降っていなければたくさん飛ぶという状況になりますが、それまでの期間は日と時間帯を選ぶことである程度花粉を避けられます。

花粉が飛びやすい雨上がりの晴天や強風の日を避け、また正午前後と日没前後を避けて外を歩くのがおすすめ。
(もちろん、少量の花粉でも症状がつらい人は無理をしないでください!)
なお、九州では例年2月のうちにスギ花粉のピークに入りますが3月前半には次第に減っていくので、ヒノキ花粉のアレルギーがない場合は3月に入ってからの方がおすすめです。

■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター植松愛実
本業の気象予報士と副業の料理人、2足のわらじを履く主婦。サンキュ!STYLEでは、身近な食材でできる時短作り置き料理やパーティー料理、簡単に彩りを増やせる料理のコツや、いざという時に備える災害食まで、「食」に関する情報を中心に発信。

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