「手作りスイートポテトが甘くない」を解決!おいしく作るたった一つのコツとは

2024/11/29
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サンキュ!STYLEライターの節約×投資主婦おこめです。

秋から冬にかけて旬のさつまいも。手作りおやつの中でもポピュラーなスイートポテトは、工程がシンプルなため、お子さんや普段はお菓子作りをしないという方の中でも、挑戦したことのある方が多いのではないでしょうか。

しかし、いざ作ってみたものの「なんだか味がイマイチ…」と感じたことはありませんか。そこで今回は、お菓子作りが趣味の筆者が毎年スイートポテトを作るうちに分かってきた、おいしく作るためのコツを紹介します。

「味見」でさつまいもの実力を把握せよ

さつまいもは、外見からの違いはほとんどわかりませんが、品種によって糖度や食感が異なります。

糖度が高くて人気の品種が販売されていますが、店頭では「さつまいも」としか表記されていなかったり、お裾分けとしていただいたりして、品種がわからない場合がありますよね。

スイートポテトを作る際にも、品種や個体によって加熱したときの甘さが大きく異なるので、調理の工程で熱して潰すときに、必ず「味見」をしましょう。

焼く前にも必ず「味見」せよ

レシピ通りの量の砂糖を入れてよく混ぜた後、また味見をしてください。理想の甘さになったでしょうか。物足りないようでしたら、形成する前に、少しずつ砂糖を足す→味見をするという工程を繰り返してみてください。

さつまいもはすでに加熱してあるので、オーブンで焼く前に味見をしても大丈夫です。ここが、他のお菓子と違って作りやすい理由の一つですよね。

砂糖は思い切って入れてOK!

甘さが感じにくいさつまいもの場合は、レシピよりも多めに砂糖を入れてみましょう。「レシピ通りに作ったのに、もの足りない味だった」という失敗は、ここに起因することが多いと考えられます。

甘いものが苦手な方や、紅はるかや安納いもなどの糖度の高い品種を使用する場合は、レシピより砂糖の量を減らしてみるのもいいですね。

しかし、市販のお菓子の甘さに慣れている場合は、極端に砂糖の量を減らしたり、さつまいも本来の甘さだけで仕上げようとしたりすると、十分な甘みが感じられない可能性が高いです。

「やさしい味」、「素朴な味」は「おいしくない」と紙一重だったりしませんか。

砂糖の量を増やすことに罪悪感がある場合は、精製された「白砂糖」の代わりに、ミネラル分を多く含み、血糖値の上昇が緩やかな「きび砂糖」や、「蜂蜜」を使用するのもおすすめです。

自分好みの甘さになったところで、あとはレシピ通りに形成し、卵黄を塗ってオーブンで焼きます。一般的には楕円形のものをよく見かけますが、好きな形に作るのも楽しいですよ。ちなみに筆者は、形成しやすくてパクッと食べやすい、小さな丸型で作ることが多いです。

料理だけでなくお菓子作りでも重要な「味見」。自分好みのスイートポテトを作り、この時期ならではのおいしさを存分に味わってくださいね。

◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターおこめ
「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ節約×投資主婦。大学では家政学を専攻し、家庭科の中学・高校教員免許を保有。お菓子作りが趣味。

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