子どものお菓子禁止?グルテンフリー?気になる線引き方法
サンキュ!STYLEライター、栄養士/幼児食アドバイザーの麻実です。
子どもに市販のお菓子を控えている。グルテンフリーを心掛けている。ファストフードは避けている。など、身体に「害」がありそうだからと制限をしていることありませんか?
確かに、摂りすぎは良くありませんが、禁止してしまうのも難しいところ。
今回は、上手な摂り方をお伝えします。
市販のお菓子との付き合い方
市販のお菓子は与えたくないけど、友達との付き合いで味を覚えている。一度与えたら子どもがはまってしまった。祖母がたくさん買い与える。など、いろんな意見があると思います。
スーパーで売られている手頃なお菓子は、添加物が含まれ、白砂糖の量も多い商品がほとんど。
赤ちゃんからOKのお菓子も意外と入っています!
かといって、食べたからといって病気にかかるわけではありません!
摂りすぎないよう、ママがしっかりコントロールしてあげることが大事。
お菓子の適正量を決めるほかにも、次の日は添加物のないおやつを与える。などと、調整してあげてくださいね。
手作りおやつではなくても、干し芋やフルーツなど、すぐ出せるものはたくさんあります。
何でもダメ!は、子どもにとってストレスになり、逆に食べたい意欲が強くなってしまうもの。
もしかしたら、大きくなったらその反動でたくさん食べてしまうケースも。
友達とお菓子を食べて楽しんでいるなら、それは良しとしてあげましょう!
グルテンフリーはOK?
グルテンフリーといっても、小麦粉は調味料にも含まれます。よほど気を張ってチェックしないと制限できません。
小麦粉は、体内で消化しづらいと言われているので、食べすぎは禁物。
特に、乳幼児は注意が必要です。
また、最近の小麦粉は品種改良されすぎているので、余計に消化しづらい現状。
小麦粉をメインとしているごはんを与える場合、1日1食に。
朝ごはんにパンを食べたなら、その日はパスタやグラタンは控える。などと調整しましょう。
絶対ダメ!は先ほどお伝えしたように、良くありません。
ママもぜひ、意識してみてくださいね!
ママも子どももハッピーな気持ちが大事!
気が張ってしまうとストレスにつながるので、これはダメ、あれもダメ、と思わず、これ食べたなら、ご飯はきちんと食べてもらおう、明日は控えようかななどと禁止リストを作るより、意識を少し変えてみてくださいね。
親子で楽しく食事と向き合いましょう!
□記事を書いたのは…川田 麻実
子連れ幼児食のイベントや料理教室を主宰。栄養のこと、食育について発信中。