煮物の残り汁は捨てないで!効率的に使う方法
サンキュ!STYLEライター、栄養士/幼児食アドバイザーの麻実です。
離乳食が始まり、取り分けができるようになると和食の機会が自然と増えると思います。
特に、「煮物」は子どもも食べやすく、冷蔵庫にある残り野菜でも作りやすいこともあり、取り入れやすいですよね。
煮物を作ったら残ってしまう煮汁、ふと勿体ないと感じてしまった今日この頃。
せっかく野菜の旨みが含まれてるので、上手に摂り入れられないかな~と感じ、始めたことをシェアさせていただきます♪
とりあえずもう一品!煮物をストックしておく
また?と思われるかもしれませんが、煮物で作った汁は、「煮物」が間違いなく美味しい!笑
さらに肉や野菜の旨みが加わり、美味しさアップした煮物が作れます。
それに、離乳食、幼児食と煮物はストック品にあっても、いざという時の一品に困らないですよね。
リメイク法としては、食材を変えること。いくつかの食材で煮物を作ったなら、1種類の野菜で良いのでまた同じ鍋で作りましょう。
例えば、人参や大根で作った場合、里芋でリメイクする、といった食材に変化をつけておくことがポイント。野菜のみの煮物だったら、肉を足してもOK!
また、味付けにも変化を。少し甘めにする、だしを加える、だしが面倒なら鰹節を投入する、などのアレンジができると違う1品に仕上がりますよ。
ごはんと混ぜて「炊き込みご飯」に!
お米を炊くとき、ご飯と一緒に煮物の残り汁と事前に柔らかくした野菜を加えれば「炊き込みご飯」に。
余った煮汁に、炊き込みご飯の具材を入れて少し煮たら、お米と一緒に炊くだけ!
煮汁が少なければ、少しだしを足せばOK。多ければ、少し減らせば減塩に。
炊き込みご飯にすれば、野菜が苦手な子も食べてくれることも。
肉が苦手な子は、ささ身などの食べやすい部位を使って炊き込みご飯にしてみてくださいね♪
煮汁を使えば一石二鳥に♪
せっかく美味しく作った料理の旨み、洗い物も増えないので一石二鳥、さらに栄養も加わり、子どもが喜ぶ一品が増えたら一石三鳥?四鳥?なリメイク術。
ぜひ、ご活用くださいね!
□記事を書いたのは…川田 麻実
子連れ幼児食のイベントや料理教室を主宰。栄養のこと、食育について発信中。