子どもの味付けどのくらい?「適量」にするコツ
2020/02/26
サンキュ!STYLEライター、栄養士/幼児食アドバイザーの麻実です。
離乳食から幼児食に進み、大人と一緒の取り分け調理になってしまっているけど、味付けは大丈夫?と思われる方も多いと思います。
薄味の的確な味付けなんて、なかなか判断できないし、難しいもの。
今回は、いつもの料理に食材をプラスアルファするだけで、減塩になるコツをお伝えします。
減塩の助っ人「カリウム」を取り入れる
「カリウム」は、体内の余分な塩分を排出してくれる栄養素。
塩分が少し気になるときの献立や、外食をした日の翌日などに、意識してプラスすれば自然と減塩に。
大豆製品、さつま芋やじゃが芋、ほうれん草、ブロッコリー、バナナ、キウイ、海藻類、きのこ類などに含まれます。
時間のない時は、納豆やバナナ、キウイなら気軽に摂れるのでおすすめですよ。
「旨み」を味方につける
だしはもちろん、鶏肉や卵などの食材の旨みを料理にプラスすると、薄味でも美味しく頂けます。
だしの「旨み」は、子どもの頃からたくさん味わっていれば、大人になってからも疲れた時に欲する味となり、健康でいられるということも。
子どもが大きくなった時に、家庭の味がほっとするもので癒される思い出だと、嬉しいですよね♪
和食と上手に付き合おう
塩分は、ちょっとした意識で自然と減るもの。
あまり悩むほどには意識せず、ほっとする味わいをたくさん吸収させてあげて、将来も家庭のごはんの味が好きな子になるよう、食卓のひとときを楽しんでくださいね☆
□記事を書いたのは…川田 麻実
子連れ幼児食のイベントや料理教室を主宰。栄養のこと、食育について発信中。