太らないために。糖質オフか2合飯か。ご飯は結局どれくらいが適量なの?
作るより食べる方が好きなアラフォー調理師でサンキュ!STYLEライターのacoです。お立ち寄りありがとうございます。
私は、知人が間違った糖質オフで倒れたのをきっかけに、真剣に栄養学を学び始めました。
勉強すること、年齢に合ったバランスの食事をすることで、ストレスなく体重をキープしています。
今日は、以前SNSで見た「お米を1日に2合食べて痩せる」というものについて考えてみたいと思います。
お米を1日に2合食べたら痩せる?
まず、お米を2合食べられますか?
日頃から運動をしている方は、食べられるかもしれません。
しかし、座っていることが多い。1日に5,000歩も歩かない方は、それほど食べられないと思います。
私もそこまで食べていません。
そんなに食べたら、おかずが食べられなくて必要な栄養素が摂れなくなるからです。
少量の漬物だけをおかずに玄米を食べていた時代とは違い、白米が主流の今は、どんぶりに山盛りのご飯は多すぎます。
満腹なのに栄養失調という、不健康な状態になりかねないのでお勧めしません。
主食を抜いたら痩せる?
「糖質オフ」で、主食を抜いてしまう人がいますが、それは間違いです。
オフする糖質は、砂糖であってでんぷんではないのです。
お米やパン、野菜に含まれる糖質は、恐れる必要がありません。
糖質は着火剤。脂肪を燃やすためにまず糖質が必要なのです。
むしろ、食べないと体に悪いです。
疲れが取れない
よく眠れない
肌が荒れる
冷える
などの他、めまいや頭痛などの慢性的な体調不良になることもあります。
何より怖いのは、糖質が不足すると身体は筋肉を分解して補おうとするので、筋肉量が減ってしまうことです。
一汁二菜がベスト
厚生労働省がすすめる食事バランスガイドと見比べると、ご飯は1日に1合がちょうど良いと思われます。
ごく普通のお茶碗で、ごく普通に1杯を3食。
そして、手のひらサイズのたんぱく質(主菜)と、野菜(副菜)におみそ汁をプラス。
ご飯と焼き魚と、具沢山おみそ汁があれば、一汁一菜でも十分です。
一汁三菜などのご馳走は、お祝いの日だけで良いのです。
そしてなにより、ご飯でもお肉でも野菜でも、食べ過ぎないことが一番です。
◆記事を書いたのは・・・aco
知人が間違った糖質オフで倒れたのがきっかけで、真剣に栄養学を学び始めた調理師で、BMIは長年20前後をキープしています。
「健康的にラクして体型維持をしたい」と考えている食いしん坊アラフォーだからこそ「正しい」「健康的」な食生活を大切にしています。