現代人は食べ過ぎているから2食に?いえいえ!3回食べた方が良いですよ!!
作るより食べる方が好きなアラフォー調理師でサンキュ!STYLEライターのacoです。お立ち寄りありがとうございます。
今日は、16時間断食をはじめとした「1日3食は食べ過ぎである。」という考え方について、お話ししたいと思います。
早寝早起き朝ご飯。就学前から教えられていることなのに、どうして朝ご飯を抜いた方が良いなどと言われてしまうのでしょう。
胃腸を休ませる?
朝ご飯を抜けば「胃腸が休憩できる」という考え方は不自然です。寝ている間に休憩できていますよね?
それに「朝ご飯を抜いて、夕ご飯から昼ご飯まで我慢すれば…」という、この我慢が良くない。
反動でお昼にドカ食いしたら、胃腸の負担は増えるばかりです。
適度な量を3回に分けて食べる方が、内臓の負担は少ないです。
長すぎる空腹は他の臓器の負担が増えて危険ですしね。
昔は2食だった?
古典文学を読むと、平安時代は2食だったことがうかがえます。
とはいえ、夜明けとともに出勤し、ひと仕事してから食事。昼寝をして、夕暮れ前にまた食事をするという平安貴族の生活が今の時代に合いますか?
鎌倉時代には、1日3食が定着したようです。武士は2食では身体がもたなかったのですね。
さらには「農業・工業などの肉体労働の人たちは、もっと回数が多かった」という説もあります。
3食だと太る?
では、1日3食は変わらないのに、なぜ現代は肥満が多いのか。
思い出してください。
苦しくなるほど食べませんでしたか?
お腹いっぱいなのにデザートを食べませんでしたか?
高カロリーなおやつを食べていませんか?
砂糖たっぷりの飲み物を好んではいませんか?
無意識のうちに、食べ過ぎる習慣がついているのです。
たまになら、良いのですけど・・・
3回食べて大丈夫!
朝ご飯は、体を目覚めさせ頭を回転させるため。
昼ご飯は、午後の活力のため。
夕ご飯は、忙しい朝昼で摂れなかったものを補うためと、安眠のため。
抜いていい食事などありません。その1回1回を食べ過ぎなければ良いのです。
小食で3回の食事では十分な栄養が摂れない方は、補食としてのおやつを大切にしてください。
鍛えている方は、運動後のエネルギーチャージを忘れずに。
間違ったダイエット情報を原因とする、10代前半の子の摂食障害が増えているそうです。
思い当たる方がいたらどうか伝えてください。
「太る食べ物なんかない。食べた方が良いんだよ」
と。
◆記事を書いたのは・・・aco
知人が間違った糖質オフで倒れたのがきっかけで、真剣に栄養学を学び始めた調理師で、2歳差小学生兄妹の母です。
「健康的にラクして体型維持をしたい」と考えている食いしん坊アラフォーだからこそ「正しい」「健康的」な食生活を大切にしています。