災害時にも役に立つ保温調理。調理器を買わなくても、直線縫いで簡単に作れるカバーを使った保温調理はいかがですか。

2021/04/16
  • 整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。もっと見る>>

8歳6歳のお母さん、
サンキュ!主婦ライターのayaです。

少しのガス電力で、熱を逃さず時間をかけた料理が作れる保温調理器はご存知ですか?
保温や保冷までも出来る調理家電も沢山ありますが、使いこなせるか分からなかったり、高価であったり、また大きいものですから収納場所も取りますね。

保温調理はエコなだけではなく、じっくり時間をかけて余熱で調理していく為、食材への味の染み込みが良く、またお肉なども柔らかく煮込めてとても美味しく仕上がり人気です。

しかし我が家には残念ながら収納スペースがありません。

また、軽くて折り畳める
【鍋帽子】
と言われる「保温調理カバー」もありますが、そちらもそれなりにお値段はしますし、手持ちのお鍋のサイズに合わせたものにしなければなりません。

我が家では保温調理をする機会が多く必要でしたが、調理器具は買わず、どんな鍋でも対応できる
【保温カバー】
を手作りしフル活用しています。
直線縫いのみであっという間に作れますので、ご紹介させていただきます。

全て直線縫い。

子供の幼稚園グッズを作った余りのキルティングの生地を継ぎ接ぎ(笑)して、縦横80cmの正方形に縫い合わせていきました。中表に合わせた生地を折り返し口を残してぐるっと縫い合わせただけです。

ポイントは包む時のガイド。

四つ角にそれぞれABCDなどと、包んでゆく為の
【ガイド】
となる記号をスタンプしました。

「1234」でも「いろはに」でも(笑)何でもOKです。
もちろん【Aが初め】【Dが最後】、ということになります。

ポイントは最後の【D】のところに【紐】が縫い付けてある所です。

どんな大きさでもOK。

蓋から汁の出やすいものは避けた方がよいですが、基本的にはどんなお鍋でも傾けなければ大丈夫です。中央に置きます。

ABCDと、包みます。

包み込んでみて、Dの位置にある紐に合わせて生地の裏面に紐を縫い付けます。すると蝶々結びが出来ますので、これで保温が出来る状態になります。

ちなみに【紐】は角に一本でも良いですが、そうすると結びにくくなります。角より10センチ程度内側に2本付けることで結び易くなります。

よく作る保温料理。

例えば我が家では、
【煮込み料理全般】
【スープ】
【鶏ハム】
【甘麹】
など、
また【パンの発酵】などにも活躍します。

最後に…。

保温調理は災害時にも役立ちますし、お料理が断然美味しくなるので是非試していただきたいと思います。

家電は予算や収納場所を考慮して、また様々なタイプを比較して購入されると思います。そういった手間の代わりに、簡単に好きな布でできる保温カバーを作ってみる、というのはいかがですか?収納もコンパクトで、とても活躍します。

最後までお読みいただきありがとうございました。
記事を書いたのは、
サンキュ!主婦ライターayaでした。

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