【梁の目立つリビング】デメリットを逆手にとって暮らしやすくなりました。
8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。
人生の大きなお買いもの「家」。
はじめから全てが完璧なものはありません。家とて同じです。予想外の問題が生じることもあります。しかし、問題に対してそのまま放置せず改善を試みると、以前にも増して暮らしやすくなる場合もあります。
我が家はマンションです。モデルルームを見て購入を決めました。
入居後、一番最初に目に入ったもの、それはリビングに入った瞬間目に飛び込んでくる大きな「梁」でした。こんなに梁が目立つとは…。想像を超えた出っ張りだったので、この家は失敗だったかと、ガッカリしてしまいました…。
ガッカリしつつも、どうにかその梁を目立たないように、もしくは目立ってもそれが気にならないアイデアはないだろうか…と梁を眺めては考える日々でした。
キッチンリフォームまで。
入居当初、梁の下はダイニングスペースでした。対面式キッチンなので、キッチンの向こう側にダイニング、その上に梁が見えるという状態です。梁が気になりつつも、ダイニングスペースを整えて梁に意識が向かないように生活をしていました。
入居より18年、リフォーム決意を理由付けるいくつかの出来事が重なり、キッチンのリフォームをしました。
これまでの対面式キッチンから壁付けキッチンに変わり、ダイニングスペースが広く取れるようになりました。ダイニングテーブルを置き、食器棚を置いてもゆとりのある空間が生まれました。
やりたいことの願望がふつふつと…。
暮らしていくうちに不便さを感じると、改善出来る方法はないだろうか考えます。しかし、間取りを変えない限り物理的に無理な事はあると思います。これまではスペースの確保が出来なかった為諦めていた事ですが、ダイニングスペースが広くなった為、あることをしてみたくなりました。
部屋干しスペース。
あることとは、「部屋干しスペース」です。
ちょっとした洗濯物を隠して干せる場所は主婦にとって、あると嬉しいものの一つです。
マンションの限られた空間で部屋干しスペースを確保するのは、実は贅沢なことです。しかし、広くなったダイニングを眺めているうちに、製作費ゼロ円でこの願望が実現する方法を思い付き、早速形にしました。
その形造りに、「梁」の存在が活躍しました。
梁で仕切る。
梁を利用して食器棚とパーテーションでダイニングスペースの一角を仕切り、裏側を物干しスペースにしました。食器棚とパーティションは元々あったものです。今まであった梁の凸凹が消え、ダイニング側からの出っ張りはあるものの、梁としてはほぼ気にならなくなりました。
一畳にも満たないスペースですが、洗濯物の一部は干すことが出来ます。また部屋干しは加湿も出来ます。
一石二鳥にも三鳥にも。
確保出来たそのスペースは我が家にとって私にとって沢山のメリットがあります。
①部屋干し。
その名の通り部屋干し出来る場所。雨の日、雪の日、黄砂の多い日、来客のある日、とにかくとりあえずの隠して干せる場所はとても便利です。
②一時的な物置。
ささっと物を隠しておけます。
③本棚。
パーティションは本棚を兼ねています。
④加湿。
部屋干しは乾燥する時期は加湿効果もあります。
一石二鳥にも三鳥にもなってくれたスペース。もしかしたら、梁が無ければ思い付かなかったかもしれません。今では梁にありがとうとお礼を言いたいくらいです(笑)。
最後に...。
家のデメリットを逆手にとった暮らしの我が家のアイデアでした。
一見悪いことのように見えても裏を返せば暮らしを良くするヒントが隠されているかもしれません。
困りごと、困難なことに出くわしたら、
「悩まず考える。」
鬱々と悩ます、すぐに解決出来ないことはさらりと流しつつ、アイデアが浮かんできたらとことん考える。私はそのように悩むことと、考えることを区別しています。
日常生活で考えなくてはならないことは山のようにあります。一つ一つ焦らずクリアしてゆく丁寧さを身につけたい思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。記事を書いたのは
収納アドバイザーayaでした。