【日当たりの良すぎる部屋】デメリットを逆手にとって暮らしやすくなりました。

2020/10/24
  • 整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。もっと見る>>

8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。

人生で一番大きなお買い物「家」。真新しく全てが完璧...、かというと、必ずしもそうではないことが多いと思います。暮らしてみると予想外の問題が生じることも。だからといってそのまま放置せず工夫をして改善を試みると、以前にも増して暮らしやすくなる場合もあります。

我が家では陽当りが良すぎてエアコンの効きが悪いというお部屋をそのデメリットを利用して、より暮らしにプラスになる結果が生まれました。

日当たりの良すぎる部屋。

我が家には真南に位置するお部屋があります。真東、真南に大きな掃き出し窓があります。一見、明るく開放的で部屋としては最高と思えますが、ベッド置くには少々狭いのと、二面のはきだし窓の為にベッドの配置も難しいというデメリットがありました。

そして一番の問題点はエアコン効率がとても悪いことです。寝室として使うには難しく、それならばと主人の書斎にしたり、ダイニングテーブルを置いてみたりするも、エアコンの効きが変わるわけでもなく長年の悩みでした。

結露問題。

住んでみてからわかる大きな問題点に結露の問題があります。我が家はマンションの角部屋で、間取りはとっても気に入っています。

ところが角部屋というのは外壁面積が多くどの部屋も結露しやすいデメリットがありました。北側2部屋とリビング、和室の計4部屋、全て結露しやすいのです。それはそれはショックでした。

対策。

各部屋の結露対策としては、「壁際に家具を置かない。」これに限ります。極力置き家具は使わずクローゼット内に収納することで結露対策とこまめなお掃除をし、風通しを良くすることを心掛けました。

しかし、真南に面する部屋だけは問題解決に至らなかったのです。

妊娠中にアイデアをまとめる。

解決策は必ずあるはず!そう思って、考え続けました。部屋を眺め、家を見渡し、模様替えを繰り返し...数年。

そしてようやく解決策を見つけました。妊娠中に(笑)。

早速にアイデアを紙に書き出し、こうしたい!という思いをすぐに主人に伝えたことを覚えています。幸いにも?妊娠中だったので、主人は私の思うようにしてあげたいと思ってくれたのか、珍しく(笑)すぐに行動に起こしてくれました。

予算を組んで材料を調達、最初から最後まで細やかに計画的に造作してくれました。主人は日曜大工は好きではありませんが、やるとなると几帳面(笑)。私がするよりもよほど丈夫に綺麗に仕上げてくれたと思います。

ファミリークローゼットに。

仕上げてもらったのは、「ファミリークローゼット」です。クローゼットと言うよりは納戸の扱いにもなっていますが、主には主人、私、娘2人の衣類、バッグ、靴、本などを収納しています。

この部屋をクローゼットにした理由はいくつもあります。

①結露対策。
日当たりの良いこの部屋は家の中で一番乾燥しています。衣類収納に最適です。

②暑すぎる。
部屋としては暑すぎる為、収納として使う方が良いと判断しました。

③リビングを広く使う。
我が家は父と母の同居の6人暮らしです。2部屋は父母が使うので、残りを4人で生活するということになります。あえてひと部屋を収納に使い、リビングを広くとることで生活しやすくしました。

④部屋が片付く。
物を集約できるため、リビングがスッキリします。

⑤物の迷子が防げる。
あれどこ、これどこ、がありません。おおよそのものがここにある為、物の迷子が防げます。

⑥物が増えてもOK。
一時的に物が入り込んでも、リビングではなくこちらに置いておくことが出来ます。物の精査がゆっくりできます。

⑦主人が納得。
生活空間は家族の折り合いのつく形が理想です。自作のファミリークローゼットはプロが造ったものに比べると決して美しいものではありません。しかし服の大好きな主人は、たっぷり服を掛けておけることに納得してくれています。多分(笑)。

⑧私も納得。
私は物の見直しをすることは大好きですが、主人はそうではありません。しかし、たっぷり収納できる空間があると、少々主人の服が増えても気になりません。半年に一度くらいは見直ししてもらいますが、その程度です。ウィンウィンの関係です。


挙げれば沢山のメリットがあるファミリークローゼット、私一人では出来なかった事なので、主人に感謝です。

最後に...。

私はこの部屋をとりあえずの物の逃げ場として大いに活躍しています。衣類はもちろん、本や、スポーツ用品、季節家電、とにかくなんでもリビングにあると散らかって見える物の逃げ場です。片付かなくて悩んでいらっしゃる方は、なんでも部屋を作ってみるのも手かもしれません。ぶちこんで終わりよと思われた方、私はそれでも区分して収めているだけ良しと思いますよ♪

最後までお読みいただきありがとうございました。
記事を書いたのは、8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaでした。

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