進化する家電。でも本当にそれ必要?家電は機能より【手入れのラクさ】で選ぶ。

2021/04/01
  • 整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。もっと見る>>

8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。

家電は家事を劇的にラクにしてくれ、本来家事にかかる時間分のゆとりを与えてくれます。

とってもありがたいけれど、ついて回るのが
【家電のお手入れ】
使いっぱなしではいけません。
家電は時折「お手入れ」をしたり「メンテナンス」を必要とします。
心穏やかに「いつもありがとう」と声を掛けてお手入れを…といきたいところですが(笑)正直、お手入れは面倒です。

多機能や高性能の家電ともなると、扱いも手入れも複雑で大変です。主婦歴20年、家電との付き合いは20年以上ですが、ちっとも家電に強くなりません(笑)。

けれども主婦目線で、
【手入れのラクさ】
に徹底的に拘る選択をしてきてきたことで、家事の時短を手に入れ、買い替えの際にも数ある家電の中から迷わず選択できる力がつきました。

掃除機は紙パック式。

吸引力の変わらない掃除機があります。ゴミ捨てもさっと出来て丸洗い可能。一見ラクそうですが、私にとってはダストカップの洗浄が物凄く(笑)手間でした。
洗うだけならまだしも、乾燥するまで何処かしらに置いておく必要があります。直ちに片づけてしまいたい私には、そういった点からも不向きです。

紙パックはそのままパックごと捨てればいいので、余計なホコリを散らしたり、また身体にホコリを吸い込んでしまうこともありませんし、掃除機本体を分解して洗う手間がありません。

更に言うと、コードレスはいずれは吸引力が落ちてくるため、バッテリーを買い替える必要があります。バッテリー、なかなかお値段もします。
私は掃除機は断然コードタイプです。

ハンディミキサーがあれば何でもできる。

ハンディミキサーは我が家では3日に一度は使います。毎朝ジュースを作る、なんていうオシャレなことは夏場に数える程度ですが、カレー、スープ、塩麹、甘麹、餃子のタネ作り、ハンバーグのミンチ作り、ケーキ作り、パンケーキ作りなどなど、日常的に使います。

置き型タイプのミキサーも持っていましたが、重量もあり洗うのが手間な為、滅多に使いませんでした。やはりハンディを選んだポイントは洗うのがラクな点です。

布団掃除は布団専用掃除機にしない。

布団専用の掃除機、これは一番には
【布団掃除のしにくさ】
がポイントです。
布団掃除機は概ねボディがショートです。布団に乗っかりしゃがみ込んで掃除機をかけるのは想像するだけでしんどくて手間で続きそうにありません。

我が家では一般的な紙パック式の掃除機を布団専用に買い足し、立ったまま布団掃除します。掃除機の吸い込み口に布団用アタッチメントを装着すれば尚簡単ですが、私は付けずに使っています。最近の掃除機はパワーアシスト(ヘッドが勝手に走る)機能が付いているので布団掃除もあまり布を吸い込むことなくスムーズに出来ます。

サイクロン型はホコリが見える為、吸い取りの実感が湧くから良いという方もいらっしゃると思いますが、やはり私にはダストボックスの掃除は「手間」です。

しかも紙パックでもゴミがいっぱいになれば交換ランプが点きますので、しっかり吸い取ってくれているのはわかります。
紙パックの掃除のラクさにはかないません。

空気清浄機は加湿不使用。

空気清浄機には【加湿機能】が付いていますが、一度水を入れて使い始めると加湿部品の手入れが必要になります。
放っておくと「カビ」が湧いたり「石灰」が付着してきますので、手入れをしないわけにはいきません。家族の誰がするのでしょうか。いわゆる名前の無い家事です。

我が家では加湿機能は使わないことにしています。もちろん手入れが面倒だからです。ホコリのフィルター掃除のみで終わらせます。

そもそも、加湿器は必要でしょうか?喉を潤すならば水分を摂ればよいですし、濡れたタオルを干しておくだけでも加湿は十分されます。加湿器や保湿をたっぷりしなければならないようなお肌は異常ではないかとも思います。当たり前を見直してみると無駄な事をしていることに気付くことがあります。

最後に…。

最近の家電は過剰な機能が多すぎるように思います。多機能でも私のように使いこなせなければ宝の持ち腐れですし、ボタンの多すぎる家電は美しさも半減です。
我が家は最近、水回りリフォームをしましたが、お風呂は必要のない装飾(棚やバー)は一切付けず、トイレもシンプルな機能のものを選択しました。それでもまだ不要な機能は付いてますが・・・(笑)。

世の中が進捗しても、物質文化の流れに押し流されないよう、自分にとって何が必要かを見極める力を付けたいと思います。時間の節約になるものを選択したらば、その与えられた時間の使い方が大切で、人としての在り方を進化させてゆく努力をしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
記事を書いたのは、
収納アドバイザーayaでした。

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