【上手くいく片づけ】汚部屋を卒業するコツは自分の「苦手」をしっかり分析すること

2022/08/02
  • 整理収納アドバイザー。無印×時短家事で50代からのシンプルライフのコツを発信  もっと見る>>

片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。

自己紹介をすると「私、片付けが苦手なんです」と挨拶のように言われます。
実はこの「片づけが苦手」には3つのパターンがあります。
今回はこの3つのパターンとその解決策を紹介します。

1.減らすのが苦手

片づけの最初のステップです。
お客様の相談を受けていると「減らすのが苦手!」という声が圧倒的に多いです。

・作業の途中でいったん迷うと手が止まって全然進まなくなる
・まだ使えると思うとなかなか踏ん切りがつかない

…など。

対策

「減らすのが苦手」は実は思い込みであることが多いです。

①「減らす=捨てることだけではない」
②捨てずに減らす方法がある

これに気づくと、思いの他「減らす」作業がサクサク進むようになるお客様が多いです。

2.収納が苦手

収納したい場所にうまく収まらない
片づけたはずなのに、どこ仕舞ったのか分からなくなることある

モノの住所が決まらないので、時には住所不定で肝心な時にさっと出せなくなることも…

対策

自分に合う収納の仕方を見つけることで、出し入れしやすい部屋に近づきます。

例えば、元汚部屋住人の私の場合。

・引き出しに仕舞うのをやめて出しっぱなしにする
・隠す収納をやめて見える収納にする

それまでとやり方を変えて解決しました。

3.スッキリを続けるのが苦手

整理も収納もそこそこ出来るはずなのに…

・一旦物を減らしてもいつの間にかまたあれこれ買ってしまう。
・決めた住所に物を戻せず、つい適当な場所に置いていまう。

気がついたら元通り…

対策

モノをどれだけ持つかルールを決める
使いやすい場所を見つけるために、場所を色々変えてみる

片づけ作業をしたらそこで終わり…ではなく、定期的に今の生活を振り返ってみることが大事です。

「今の状態」をきちんと把握することが、うまくいく片づけの第一歩

片づけが苦手だと思うと、うまくいってる実例ばかりが目につきます。
でも、闇雲にその方法をそっくり真似してもうまくいかないことが多いです。

まずは自分が苦手なことを分析して見つけてみましょう。
苦手なことが分かれば解決方法のヒントが早く見つかるようになります。

●この記事を書いたのは…おだけみよ

ライフオーガナイザー。
汚部屋主婦から片付けのプロに。
個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動、
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
サンキュ!STYLEでは片づけ、掃除、料理など、家事がラクになるコツを発信中!

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