【おうち薬膳】実は女性の味方 菜の花の食材パワー
- 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>
薬膳師で看護師の薬膳ナースけいこです。
薬膳では、春に菜の花を活用することが多いです。
春に向けて女性の健康と美容に嬉しいパワーがたくさんあるからなんです。
今回は、可愛いだけじゃない菜の花の食材パワーをお伝えしますね。
食材パワー1 血の流れを良くする
菜の花は、体内で滞った血の流れを良くします
生理痛のひどい方、特にレバー状のものが経血に混ざる方は血流が悪くなっているサインなのでおススメです。
また、寒い冬の冷えで血流が悪くなることも多いので、血流を良くして冷えを改善し、体のすみずみまで血液の栄養を届けましょう。
食材パワー2 デトックス効果
菜の花には冬にたまりがちな老廃物を出す3つのポイントがあります。
・肝臓の解毒作用を高める成分が含まれています。
・食物繊維が腸内の老廃物を排出する力を助けます。
・フェイスラインや足のラインをすっきりさせたい方に嬉しいのが、カリウムが含まれているという点。
カリウムは余分な水分を出してむくみの予防や緩和に役立ちます。
食材パワー3 肌を整える
菜の花には炎症を抑える効果があり、ニキビや吹き出物など肌のトラブルをやわらげます。
また、肌を整える栄養素であるβ-カロテンやビタミンCの含有量が多いのも美肌に嬉しいポイントです。
食材パワー4 イライラ感を和らげる
東洋医学には【五臓】(ごぞう)という考え方があって、五臓が協力し合って心と体が健康になるように働いています。
弱るとイライラ感が増す五臓のが【肝】(かん)。実は春に弱りがちなんです。
菜の花は五臓の肝に力を与えてイライラ感を和らげる力があります。
旬の食べ物が季節に起こりやすい不調を整えてくれるということです。
菜の花は、独特の苦みがありますが、炒め物、和え物など活用しやすい食材です。
菜の花のパワーをもらって春を元気にすごしたいですね。
〇この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト
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