2017/01/26 17:37

うちの息子はコミュニケーション能力に問題があるため、家庭ではなかなか視力検査ができません。

そこで今日、小児療育センターというところで視覚検査を受けてきました。

朝9時開始ということだったので、いつもより早く家を出てタクシーに乗り、最寄りの駅へ。

折しも、朝のラッシュの時間帯。

駅の改札を通り抜けてホーム下の階段付近に着くまでは、息子も娘も大人しく私のそばを歩いてくれていました。

しかし突如として息子が走り出したのです。

走って追いかけようとしましたが、間の悪いことに電車から降りてきた乗客の波が。

娘は人波に驚いて進むのを嫌がり、そうするうちに息子との距離が開いていきます。

とうとうたくさんの人に隠れ、視界から息子が消えました。

何とかホームに駆け上がって見渡しましたが、息子の姿が見つかりません。

娘と一緒の状態でこれ以上探すのは無理と思い、駅員さんに報告しました。

待合室に通され、いろいろと手を尽くして探してもらいましたが、一向に見つからず1時間経過。

「警察に電話した方が」と言われて110番したところ、10分も経たない間に折り返しの電話が来ました。

「警察署でそれらしい男の子を保護しています」

すごいですね、日本の警察って。

交番の警察官が駅に来てくれて、タブレットに映る息子の写真を見せてくれました。

そこには、満面に笑みをたたえた息子の姿。

膝からガクッと力が抜け、思わずずっこけそうになりました。

なぜにここまでご機嫌なのでしょう。

そして、告げられたのは初めて耳にするローカルな駅の警察署。

もっと主要駅に近いところで預かってほしいなあ、と思いつつも文句は言えないので急いで向かいました。

4階としか聞いていなかったけれど「生活安全課で預かっているに違いない」と思いドアをノックすると、果たしてそこにいました。

40代くらいのおじさん警察官の膝の上に乗せられ、何かの冊子を楽しそうに読んでおりました。

もう1人、同じ年代のおまわりさんも一緒に遊んでいてくれて、食べはしなかったようですがお菓子まで用意されていました。

頭を下げまくりながら書類に息子の生年月日を書くと、「おっ、明日誕生日じゃん!おめでとう」と祝福され。

帰りのエレベーターでは、定年間近のおじさん警察官や婦警さんを含む5人くらいの集団に見送られました。

警察署って怖くて重苦しいイメージでしたが(『相棒』の見過ぎです多分)、温かくてほんわかとしたところでした。

今後は迷子にならないよう、極力ラッシュ時の電車には乗らないとか、駅員さんに声をかけるとか、対策を考える必要がありますね。

さて、大遅刻して受けた検査内容ですが。

まずは一般的な「C」の形や動物のシルエットで検査しようとしましたが、全く集中せずよそ見ばかり。

こりゃ検査できんなと諦めモードでしたが、ふとひらめいて「数字が好きなんですが」と言ってみました。

ラッキーなことに数字のカードもあったのでそれを見せると、4とか7とか答えてくれました。

一応、両眼とも1.0まで検査でき、斜視の傾向もないとのことでした。

IMG_20170126_163212.jpg

帰り際に渡された冊子。

熟読したところ、横向きに見たり、首をかしげて見たり、極端に近くで見たりする場合は見え方に問題がある可能性が考えられるそうです。

特に弱視は早めの対策が必要らしいので、今後も注意していきたいと思っています。

話は変わりますが、あのおぞましい事件から半年が経ったそうですね。

「姥捨て山」の伝説にもあるように、人に迷惑をかける存在を不必要とする考えが日本に根付いていることは知っています。

でも、どんな人間でも必要とされて生まれてきたはずです。

うちの息子も人様に迷惑をかけてばかりですが、私にとってはかけがえのない息子。

誰しも多かれ少なかれ人に迷惑をかけながら生きているということも、忘れないでいただければと思っています。

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