油は控えるべき?幼児の油の適量を知ろう

2020/03/15
  • 栄養士/幼児食コンサルタント。認定資格幼児食セミナー主宰。食の質×栄養UPのごはん提案。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライター、栄養士/幼児食アドバイザーの麻実です。

油はダイエットの敵!と思われがちですが、三大栄養素のひとつである「脂質」は❛質❜を正しく選べば悪者ではなく、代謝を上げたり便秘を解消してくれる、必要不可欠な存在。
❛質❜の良い油を意識して摂れば、身体もお肌も綺麗に。そんな油ですが、幼児はどのくらい量を摂って良いのか、どのような油が良いのかをシェアさせていただきます。

幼児の目安量を知ろう

1日に調理に使える油ですが、
1歳半から2歳頃⇒小さじ2強(10g)
3歳から5歳頃⇒大さじ1強(15~20g)
が目安量になります。
肉や魚、乳製品にも含まれますが、特に卵や魚の油は脳の活性化にもおすすめ。アレルギーがなければ、積極的に摂ってくださいね。
体内で足りないと、栄養の吸収率が下がってしまったり、便秘、肌荒れなどの原因に。ぜひ、参考にしてくださいね。

どんな油が良いの?

オリーブオイル
dulezidar/gettyimages

油は、血管や細胞膜を作ったり、便秘を改善してくれたり、ビタミンの吸収率を高めてくれる役割があるのでメリットがたくさん!
選ぶならシンプルな原材料の油がおすすめです。原材料が多かったり、作る工程に時間がかかっている油は要注意。なるべくシンプルなごま油やオリーブ油などを選びましょう。
また、揚げものは酸化しやすいので、週1・2にするなど控えめに。フレッシュな油を摂って、子どもの成長に役立ててくださいね。

発達に必要な油!上手に選んで摂取しよう

フレッシュな油を選べば、子どもだけでなく家族も健康に♪生で摂れるえごま油も癖がなく、おすすめですよ。お気に入りの油を見つけて、料理に取り入れてくださいね。

□記事を書いたのは…川田 麻実
子連れ幼児食のイベントや料理教室を主宰。栄養のこと、食育について発信中。

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