2011/02/13 22:48
虹 ご訪問ありがとうございます 虹

主人の父が亡くなりました。
大病から何度も復活した不死身の人。
夏から少しずつ変化が現れて、去年の暮れには穏やかな世界に心を移したお爺ちゃん。
静かに、眠るように穏やかな世界に旅立ってゆきました。


帰宅した子ども達にお爺ちゃんの訃報を伝えると
長男は大粒の涙。
次男は不思議そうな表情。
「神様のところに行っちゃったの?」

そうだよ。
神様が天国に来ていいよ。ってお爺ちゃんを迎えにきたんだね。
お爺ちゃんは「いい子にしてるかな?」って君達を見守ってくれるんだよ。

キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ   キラキラ 


告別式の日。子ども達からお爺ちゃんに宛てた手紙を読みました。

長男「もっと、ずっと一緒にいたかったけど、これからずっと天国から見守っていてください。」

次男「天国ってどんなところですか。」


その問いかけに、住職さんが応えてくださいました。
※最初に、天国・地獄というのはキリスト教の表現で、仏教では浄土と冥土という表現になるというお話がありました。

浄土というのは、言葉の通じる世界。誰もが傷つかない、平和な世界。

冥土は、言葉の通わない世界。分かり合おうともせず、分かり合えない世界。

つまり、死後の特別な世界ではなく、私達が今いる世界と同じなんです。

家庭・学校・会社、自分のいる場所が心の通い合う場所であれば、浄土。

通い合わずに一方通行になってしまう場所であれば、冥土。

お爺ちゃんは、君達のいる場所が平和な場所であるように、

遠くの世界からではなく常に近くで見守っておられるんですよ。

だから、嬉しいときには感謝を、辛いときには助けを求めてください。

きっと力になってくれるはずです。




お正月、穏やかな表情で自分の世界にいた義父が

「爺ちゃん、またね」 息子達が言うとハイタッチの仕草をしました。

ハイタッチは義父と息子達の「おやすみ」「またね」のご挨拶。

きっと、息子達の声がお爺ちゃんに通じたんだと思います。

思い出したり、問いかけたりした時、義父のいる世界と家族のいる世界が通じるのかもしれません。

そう信じて、義父を偲びたいと思います。


今回は、私個人の宗教観でブログを綴らせていただきました。
宗教観はそれぞれの考えや想いがあると思います。
ご了承ください。





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2010/12/21 18:20
雪 ご訪問ありがとうございます 雪

12月も半分が過ぎてしまいましたね。
東京もキーンとした寒い日が多くなりました。
次男の幼稚園も今日から冬休みです。



教会のある幼稚園に通う次男。
園での一番大きなイベントがページェント。
イエス様の誕生を祝う劇をします。

長男の時から見ているので、今年で6回目。
子ども達の澄んだ歌声と可愛らしさ、一生懸命さキラキラキラキラ
今年が最後だと思うと本当に寂しいです悲しい


毎日お礼拝をして、先生から聖書のお話しを聞いている子ども達。
遠足や運動会の前の日は「神様にお祈りしておこう」
お爺ちゃんが入院すれば「神様にお祈りしておこう」
クリスマスのプレゼントが決まれば「神様にお願いしておこう」
困った時の神頼み・・・のような気もしますが、一生懸命お祈りをしています。

今、私も毎日神様にお祈りをしています。
祈るしか出来ない、信じるしか出来ない時ってありますよね。
義父に続き、私の叔父も入院してしまいました。
私が小さい頃に兄のように遊んでくれた叔父です。
主人を紹介した時、実の父親のように「よろしくお願いします」と頭を下げてくれました。
見栄っ張りで、不器用な生き方をしていたけれど優しい人です。
神様、どうか叔父の意識を戻して下さい。
「ありがとう」と伝える時間を下さい。

“当り前”だったことが、突然“特別”になる時がある。

このブログを読んで下さった皆様

クリスマスのお祝いと共に、大切な人へ感謝の気持ちを伝えて下さいね。

誰かに感謝を伝えられるってとっても幸せなことだと思います。


良いクリスマスをお迎え下さい木

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2010/12/15 17:12
木 ご訪問ありがとうございます 木

ご無沙汰いたしました。
実は、義父が急遽入院することになりバタバタでした。
更新の無い中、ご訪問下さった皆様。ありがとうございます。

それは12月の初旬のこと。
義母から電話がありました。
「お父さんが喋らない」


主人と義姉は仕事を休んで帰省。
病院で色々調べて貰った結果・・・脳の言葉を司る場所が機能していないとのこと。
発する言葉は「うん」のみ。
主人や義姉はもとより、義母のことも分からなくなってしまったそうです。
アッという間の出来事でした。

そして、義父に頼りきっていた義母の心も崩壊寸前。
何度説明しても、1分前に話したことでも忘れてしまい「なんで…」を繰り返すばかり。

入院している義父よりも、義母を一人にしておけない。
義姉と主人が交代で仕事を休んで、各種の手続きをしてきました。
その間に、義母も少し元気を取り戻してきましたが、やっぱり一人には出来ない状況。
疲れ切っている主人達に変わって、先週末は私が義母の所に行ってきました。


実の親子だと思いやる気持ちよりも苛立ってしまうのが介護。
義母と主人、義姉も毎晩のようにケンカをしていたようです。
でも、私は家族でありながら他人。
何度同じ話を聞いても、イライラせずにいられる。
近所の人や親戚の名前を言うだけで話が通じる。
2日ぐらい一緒にいるなら、嫁って丁度良い立場です。
同居で介護されているお嫁さんは別!絶対に大変です。
私は数日だから聞いていられたんだと思います。


義母の幼少時代の話から、青春時代の話、義父との出会い、親戚の話、近所の話・・・
どれだけ話しても言葉があふれ出すように義母は喋り続けました。
そして、私が帰る日に「お父さんがこんなでも、(私は)楽しんでいいのかね」とポツリ。

いいんですよ。というか、楽しまなきゃダメですよ。
お父さんの人生とお母さんの人生は別です。
お母さんは、まだまだ元気で生き続けなきゃいけないんだから。
どうせ生きるならば楽しくなきゃ勿体ないです。
美味しい物を食べて、行きたい所に行って、楽しまなきゃ♪


「そうだよな」  前向きな言葉がとっても嬉しかった!

私が帰る時、ピリッと寒い空気の中でズーッと見送ってくれた義母。
結婚して13年間。
義母に(心の中で)アッカンベ―を何十回もしている私。
ムッとした時には聞こえないふりを平気でする悪嫁。
家中の電気やエアコンを付けっぱなしで平気な義母。
不利になると平気で人のせいにする婆さん。
お互いに性格は変わらないだろうから、頭に来ることも無くならないけど
それでも、私の大切な家族です虹


今回は高速バスで移動しました。
なんとバス片道2500円
トイレも付いているし、乗り換えもない!
どこでも眠れる私には最高の4時間でした。
(帰りは最前列で隣が空席♪ブラボ〜)
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