2016/08/13 11:12
こんにちは

ご訪問ありがとうございます



本当は 昨日書くつもりだった記事ですがあせあせ(飛び散る汗)

バタバタして書けなかったので…

一日遅れの話題で ゴメンナサイ!





8月12日。



31年前の この日、何があったのか

20代、30代前半の
若い主婦やママの方は 詳しくご存知でしょうか。




1985年8月12日 午後6時56分ごろ

羽田発 大阪行きの ジャンボ機が

群馬県の山奥、御巣鷹の尾根に墜落。


乗員、乗客 合わせて 520名
(胎児を含めると521名)


この事故で 尊い命を奪われました。




この飛行機には

お盆で 旅行や帰省に向かう 親子連れ

出張に向かう 働き盛り、一家の大黒柱のサラリーマン…

たくさんの
大切な、大切な人たちが 乗っていたそうです。




「墜落遺体」
(飯塚訓 著  講談社+α文庫)

には、こんな一節があります。




『藤岡市民体育館(注:遺体安置・確認所となった体育館)は、

本当に愛している人を一瞬にして失ったという
極度の悲しみで 充満している。

もっとも大事な人を奪い去られたという
激しい怒りと荒廃があった。


(中略)


9歳の子どもが一人で飛行機に乗り、事故に遭った。

母親が狂気のように叫び、

抑えようもない激しい悲しみと怒りに

床の上をのたうちまわっている。


(第4章 悲しみの体育館 より)』




自分も母となってから
改めてこの一節を読んだとき…

自分も 苦しくて、苦しくて、

声をあげて泣きながら読んだのを覚えています。





このお母さんは

美谷島邦子さん という方です。



当時9歳だった健くん

野球が大好きだった健くんに
憧れの甲子園で 高校野球を見せてあげようと

大阪の親戚のところへ 送り出したのだそうです。



元気に 「ただいま〜!」と帰ってくることを
疑いもしなかったはず。





…健くんを 事故で失った後

美谷島さんは

いろんな場所、いろんな人に、講演で 事故の話を続けてきました。


「事故を思い起こされるより、忘れられる方がつらい」
との思いからだそうです。



そんな中、学校の先生から
「子どもに命の大切さが伝わらない」との悩みを聞いた美谷島さん。

事件や事故で日々、多くの子どもが犠牲になる。

自ら 命を絶つ 子どもさえいる。


「自分にできることは」と考え、

小学校で「命は自分だけのものではない」
命の大切さを伝える特別授業を続けてきました。




そして、今年

「大切なものは目に見えない」

という絵本を 自費出版されました。



事故を知らない子どもたちに向けて、
命の重みや遺族の歩みなどを知ってもらおうと。


絵本では、

健くんのきょうだいが弟の死をどう感じていたかや、

遺族の長年の求めによって
10年前に事故機を展示する施設ができたこと、

それに御巣鷹の尾根に
他の事故や災害の遺族も登るようになったことなどが
紹介されているそう。





私たちは、日常では

目に見える価値に 惹かれちゃいますよね…


品質の大切さをわかってても
ついつい 安いものを 手に取っちゃう。


冬に起きた「軽井沢スキーバス事故」でも

格安でツアーを運営するために
安全面への対策を怠ったことが 原因の一つのよう…



子どもに求めるものも

「テストでいい点をとった」とか

「お手伝いをしてくれた」とか

目に見えることに ついついなっちゃう。




でも




H27.9.9台風一過.JPG



本当に 大切なものは

目に見えない。





…星の王子様の一節をなぞらえて、美谷島さんは


「五百二十人が亡くなった御巣鷹には
目に見えない大切なものがある。
探してほしい」

「自分や友達の命を大切に。
これが健ちゃんの願い。

一日一日を大切にしてください」


と 小学生への授業の中で 伝えました。






私たち 親は 大人は

子どもたちに このことを伝えていく責任がある


そのことを 8月になると
何度も何度も 思い知らされます。




私が この事故のことが 強烈に心に残っているのは

自分が子どものとき 群馬に住んでいて

実際に

遺体を運ぶ 自衛隊のヘリが連日飛んでいくのを見たり

いとこの入院していた病院に
生存者の少女が 入院していたり

…そんな状況で 事故のことが気にかかり
子どもながら ニュースを真剣に見ていたから


だと 思います。





人は、やっぱり

身近に感じないと、その出来事を忘れてしまいます。





でもね、
大事な人を失うなんてこと、
身近に起きてほしくないし。



だから、

子どもにとって 誰よりも近くにいる
おかあさんが

命の大切さを 伝えていくことが大事なんだと思います。




おかあさんだって 体験してなくてもいいんです。


ちょっと ニュースや話題で 出てきたときに

「家族をなくした人たちは
どんなに悲しかっただろうね」

と投げかけて

「おかあさんが 大事なあなたをなくしたら
本当に本当に悲しい」


自分の命が どれほど大事に思われているかを
伝えてあげてください。




そのためにも、

「こんなことがあった。

こんな悲しい思いをした人たちがいて
今も悲しんでる」

ことを 知っていることが
大事なんだと思います。





事故について、詳しくは
以前のブログに ちょっと載せていただいてます
 →☆



また、もし関心を持ってくださったら、


P1060659.JPG


「墜落現場 遺された人たち」
飯塚 訓・著   講談社+α文庫


を読んでみてください

(「墜落遺体」の方は…読むのに相当の覚悟がいります)








最後に

事故でお亡くなりになった520人の
(実際には 胎児さんを含め521人)


ご冥福を 心よりお祈りいたします


このような悲しい出来事が 二度と起こりませんように





〜読んでいただいてありがとうございました〜
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コメント(2)
さあやさん☆コメありがとうございました!

そう、8月は 本当に命の大切さについて考えさせられます…



そうですよねやっぱり(笑)
31年も前のことですもの。今年はテレビでもニュースでちょっと扱ってたぐらいだし。


「いついつに、こんなことがあった。」
歴史の教科書にのってることだけでは 知識だけで、その裏で どんな思いをしている人たちがいるのか…わからずじまい。


でも、
震災でも、この事故でも、
今このときに 家族を失ったことを悲しんでいる人たちがいる、
生活をもとに戻すことができない人たちがいる、

そのことを知っているだけで
過去の話じゃなく 現在進行形のお話として 受け止められるようになるんですよね



私がつたない文章でお伝えしたかったことを、さあやさんがまっすぐに受け止めてくださって、本当に本当にうれしかったです☆
ありがとうございました!
by みい太 2016/08/14
こんにちは^^

8月って命を考える機会がたくさんある月ですよね。

私は正直、飛行機事故のことは
子どもの頃のことで覚えていなくて。
どこか遠くの話のように思っていました。

なので
身近に感じないとその出来事を忘れてしまう
という一文にハッとしました。

でも、ニュースなどで身近に感じる機会はありますもんね。
子どもが「まだ理解できないかな」という年齢でも
「あなたのことが大切。命は大切」ということは
日々伝えていきたいな、と思います。

そしてこのような事故についても
戦争のことについても
知ることは大事だな、と。

考えるきっかけを与えてくれる8月。
大事に過ごしていきたいですね。
by さださあや 2016/08/13