2017/05/06 18:55
ゴールデンウィークの初めに風邪をひいた私。

遊園地とかは混むだろうから買い物に行こうという計画を立てていたものの、「ぶり返したら長引くから無理しちゃいかん」と夫に諫められ自宅謹慎(いや療養)中です。

買い物は、夫だけが行くことに。

この時買ったものについては、順次少しずつ紹介させていただきます。

買う予定はなかったらしいのですが、帰りがけに絵本を見つけたと言ってこちらを買って来ました。

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イソップの童話集、ブックオフで200円で売られていたそうな。

イソップの話は、どれも面白くて小さい頃夢中になって読んだ記憶があります。

日本にはポルトガル宣教師によって室町時代に伝えられたそうで、学生時代『伊曽保物語』と呼ばれていたことを知りました。

ちょっと変わったローマ字表記のイソップ物語を研究室で見せてもらいましたっけ。

ついでに、『平家物語』のローマ字版も一緒に見て「平家が”Feiqe”になっとる〜」と驚いたのでした。

話がそれましたが、やはりイソップ童話は子ども達に人気で、ゴールデンウイークの間暇があれば読まされるはめに。

娘なんか同じ話ばかり読みたがるので、何度も声に出すうち催眠術かけられているようにまぶたが重くなってくる始末。

そうして、この童話集の中で私の心に強く残ったのは「王さまになれなかったからす」という話です。

別の童話集には「おしゃれなからす」というタイトルがついていて、呼び方は本によって違うよう。

知っている方も多いとは思いますが、一応あらすじを。

「最も美しい鳥を鳥の王様にする」と神様が言ったために、多くの鳥達が我こそはと体を洗い身づくろいを始めます。

そんな中、自分は美しくないことを知っていたカラスは一計を案じました。

神様が再び来た日、鳥達が神様の前で美しい羽を披露していると、色とりどりの見事な羽を持つ鳥が現れます。

神様はその鳥が最も美しいと思いました。

その鳥は他の鳥から抜け落ちた羽を体にさしたカラスだったのです。

そのことに気付いた鳥達が羽をよってたかって抜き取ると、色鮮やかだった鳥はもとの黒い姿に戻りました。

こうしてカラスは鳥の王様になれなかった、という話です。

絵本の注釈には、「借り物で身を飾ってもすぐに元通りになってしまう」といった教訓があると書かれています。

でも、その解釈をそのまま子どもに伝えるべきなのでしょうか。

私はこのカラスが悪いことをしたようには、どうしても思えないのです。

自分の姿が生まれつき美しくないのは仕方がないこと。

だからこそ、他の鳥の羽をもらってでも美しくなろうとしたカラスがとても健気に思えるのです。

そう感じるのは、私も外見にコンプレックスがあるからなのかもしれません。

吊り目なのをごまかしたくて目尻を下げるようにアイラインを引いたり、老けているため高校生時代に大学生に間違われるのが嫌で子どもっぽい服を着たり。

整形とか歯列矯正とかウイッグとかを用いて外見をよく見せようとする人もいる時代、「着飾るのはいけない」という教訓はピンと来ないのではという気もしますね。

私自身の意見なので、いろいろな考え方があってもいいと思います。

だからこそ、子どもにはあえて教訓などは言わず「あらあら、カラスさん残念だったねー」と話しております。

時代とともに、解釈が変わっていくのも物語の面白さ。

短いおとぎ話から、いろいろ考えてしまったゴールデンウイークでした。


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