2017/10/07 06:01
現在の息子のマイブームは、勉強です。


私は子どもに何か教えることが好きなほうではありますが、早期教育に力を入れる教育ママではありません。

しかしながら、息子は数字が異様に好きな子で、電話帳のような分厚い本をめくってはそこに書いてあるページ数を大人に読ませて満足しているような子でした。

だから数字だけは早めに教えてあげてもいいかなと思い、4歳になった年の4月から公文の算数を通信で始めました。

亀の歩みの我が子ですが、今では「○+1」の計算を自力で解けるほどの成長を見せております。

そして先月からは、小学校入学に向けて必要になりそうな平仮名、片仮名、アルファベット、紙工作の練習もさせています。

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こちらは書店で買ってきたドリルを使用してやらせているのですが、1つのドリルを早ければ1日、そうでなくても4〜5日ほどで終わらせてしまうのです。

やりたがるからと際限なくやらせるのではなく、1日数枚と量を決めてやらせようかと検討中。

ところで、皆様は子どもが勉強をあまり真面目にやらない時にどのような声かけをしていらっしゃるでしょうか。

うちの息子は集中してもくもくと勉強することがある一方、気乗りせずふざけたり手が止まったりすることがあります。

夫はこのような状況になると焦るらしく、「ふざけないでちゃんとやるの!真面目にやらないんなら、もう終わりにするぞ」と言って教材を取り上げてしまうことが多いです。

すると息子は途中で終わるのは嫌なので「やる!」と言い、夫が教材を返すとしばらくは頑張ってやるようです。

ところが、それも長続きせず遊んでしまい、また夫が同じことを繰り返す…、こういったやりとりを、私は少し離れたところから静観しております。

帰省中、義父母に勉強をみてもらうようお願いした時も、似たようなやりとりをしていたかな。

こういう軽いおどしを入れて勉強を続けさせる方法、私もたまに使いますけれど、効果が感じられない時もありました。

そこで試行錯誤の結果たどり着いたのは、「やるべきことを具体的に指示する」という方法です。

例えば、71から80までの数字を書くという課題に途中で飽きてしまい、余白に23とか66とか好きな数字を書き始めてしまった時。

「ダメだよ」とか「ふざけないで」とかいう言葉は極力言わないようにしています。

その代わり「うん、面白かったね。そこはもういいから、73の数字の隣を書いて。いくつ?」などと言います。

それでも言うことを聞かないなら、「ここに、74って書いて」と言ってしまいます。

これでもダメなら、息子の手を取って74を書かせます。

どうしてこんな風に言うのかと申しますと。

発達障害の子どもには、「ちゃんと」とか「ふざけないで」とか「真面目に」などといった抽象的な言葉を理解しにくいという特徴があるからなのです。

「ダメ」という否定的な言葉も、「じゃあどうすればいいの?」となりやすいのでできるだけ言わない方がベター。

こういった声かけの注意点については、療育センターの勉強会で何度か聞いたものです。

この他には「綺麗に」というフレーズも、伝わりにくい表現だとよく聞きますね。

どこまで綺麗にすればいいか分からなかったり、綺麗という状態をイメージしにくかったりするらしいです。

私は字を綺麗に書いてほしい時は「お手本と同じにして」と言うか、「ここの線はここにくっつけて、その後真下に下ろして」などと書き方を具体的に指示します。

そのようにしてこちらのイメージに近付いた時は、うっとうしいほどほめます。

ふざけていたのに真面目にやり始めた時も、同じくほめ倒しです。

ちょっとしたことでも惜しみなくほめると、少しずつやる気になってくるようです。

逆に、やる気充分で集中している時には、邪魔にならないようそっと見守っています。

こんな風にしていたら自分で考えてできないではないかと言われそうですが、発達障害児の場合は空気を読む力が弱いので、親が機嫌悪いから真面目にやるなどということは難しいのです。

おまけに失敗することを極端に恐れる子も多いので、周囲が最初から強く誘導して成功体験を積ませた方が良いという側面もあります。

自分で考える訓練としては、「片仮名やる?算数やる?」というような選択式の質問を与えて答えさせるということを時々やっております。

発達障害児への声かけということで書きましたが、ある程度は定型発達の子どもにも使えるかもしれません。

冷静に考えれば、「早く」「ちゃんと」「綺麗に」などと抽象的な言葉を繰り返し言われ続けたら、大人だって嫌になって「ちゃんとやってますよ」と言い返したくなるというものでしょう。

もちろん、これらの言葉を決して言うなとは申しません。

かく言う私も、ついつい口にしてしまうことが多々ございます。

それでも普段から言い方を意識する癖がつけば、「早く」と言ったあとすぐさま「1分で1枚プリントを終わらせるのを目標にしようか」などと言い直すことができるはずです。

お子様の勉強をみていてイライラしてしまうという方、もし良ければ試してみてはいかがでしょうか。

そんな中、失敗もありました。

片仮名のドリルをやらせていて、「こえにだしてよみながら、かたかなをかきましょう」といった指示文があったので、「声に出して読んでからこの字を書こうね」と言ったところ。

「オ」という片仮名が書かれているはずなのに、なぜか「いーち、にーい、さーん…」と言い出した息子。

それってもしかして…、字の書き順を示すための数字では?

確かに、字のところに小さく書いてありましたよ。

思わず笑ってしまいました。

「違う違う!『オ』って読んで」とは言いましたが、その後も別の片仮名に移動するたびに「いーち、にーい…」。

もうおかしくて、途中から声かけすることも忘れ観察してしまったのでした。
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コメント(4)
SHU−MIさん、コメントありがとうございます。

SHU−MIさんのお子さんはもう大きくていらっしゃるのですね。

周囲から学ぶこと、私も小さい頃はすごく苦手でした。

他の子がいつの間にか当たり前に分かっていることが分からなくて、子ども心になぜだろうと思っておりましたよ。

「早く」とか「ちゃんと」などの表現、気を抜くとつい出てきてしまうので、いかに普段こういう曖昧な表現に頼ってきたかを思い知らされます。

外国人や宇宙人が相手だと思ったほうがいいですよね。

九九はまだ早いかと思っていましたが、義父母がカードを作ってくれているので小学生になったらやらせようと思います。

ありがとうございました。
by danngo 2017/10/10
はじめまして。

度々、サンキュをくださってありがとうございます。


勉強の事、昔々を思い出しました。

抽象的な指示や禁止の指示は難しいですよね。

走ってはだめ!じゃなくて
ここでは静かに歩こうね

落ち着いてこういう指示ができる教育者が何人いるのだろう?よく思いました。
何をするにも理由がいるし、失敗すると思うものには手をださないし、、おいおい周りから学んでくれよ〜と思うことがしょっちゅうでした。
今思えば、笑えるけれど当時は必死でした、もっとおおらかに接してあげればと後悔しています。

異文化の方に日本では靴を脱いで家に上がりますとわざわざ教えるのと同じだと思えと教えられました。

素晴らしい、ママさんこれからも頑張ってくださいね。
影ながら応援していまーす。

そうそう、九九をやっておくのは本当にお勧めです。



by SHU−MI 2017/10/10
みい太さん、コメントありがとうございます。

親バカゆえに可愛く感じてしまうのだろうなと思っていましたが、ほっこりされたと聞いて嬉しいです。

抽象的で捉え方がいろいろある言葉って、少しだけならまだいいけれど何度も言われるとイライラしますよね…。

定型の子でも、具体的な指示の方が助かることは多いと思うので、娘の方に声かけする時も気をつけようと思っています。

まだ子育てスキルが未熟な私ですが、みい太さんをはじめ子育て上手なブロガーさんの記事で勉強させてもらいます☆

いつもありがとうございますm(__)m
by danngo 2017/10/07
すなおすぎるムスコくんにほっこり〜(^▽^)

うんうん、
それを融通のきかなさって思うと「直さなきゃ!」なんだろうけど
面白いって受け止めて観察しちゃうdanngoさんは、子育て上級者ライセンス保持者なんだろうな〜と思います☆
(つまり、でこぼこっ子の子育てが上手なママ(笑))

「ちゃんと」「早く」「しっかり」
これはたぶん、でこぼこっ子じゃなくても 効果的な言葉かけではないんだろうな
ついつい言っちゃうんだけど(笑)

でこぼこっ子に合わせた言葉かけや生活の工夫は、他の子にもとっても効果的だったりすることを
いろんな人や学校の先生にも知ってもらいたいですね!

by みい太 2017/10/07