2017/12/08 07:00
12月に入り、来年の目標を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は私の中にあるささやかな目標について書きますが、長文になるので気が重くなったらいつでも引き返して下さって結構です。

「幸せを感じていられる人でありたい」

具体性には欠けますが、これが来年の…というかこれからの私の目標。

「幸せ」という言葉をブログの中にちりばめていらっしゃる方、たくさんいらっしゃいますよね。

試しに「幸せ」という言葉でサンキュのブログ内を検索したら、27万7千件くらいがヒットしました。

英語の"happy"でも17万3千件くらい、名詞形の"happiness"でもそこそこの数が上がってきます。

皆さん、幸せになりたいということなのでしょうか。

そう考えることが悪いとは思わないのですが、個人的には「幸せになりたい」などと思う必要はないと考えております。

「幸せ」ってどういうものを思い浮かべるのでしょうか?愛する家族、おいしい食卓、それとも…。

どのような形を想像するのでしょうか、ハート?星?音符?

私は、幸せがもし目に見える形であるとしたら、雲のような姿をしていると思います。

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曖昧模糊として輪郭がはっきりせず、人によっても見方が変わってくるような。

そして、特別気を払っていなければ存在自体も忘れがちです。

家族や食事に恵まれていることも幸せの形の1つかもしれませんが、私の考える幸せはまた別次元のものです。

「地球が太陽の周りを公転していること」、「私達の細胞内にミトコンドリアという小さな生き物が存在していること」、数え上げればきりがありませんが、こういったいわば当たり前のことが私にとっての「幸せ」です。

「はい?」と思われた方も多いかもしれませんね、興味があればもうしばらくお付き合いください。

私達が普段当たり前のこととして受け入れているほとんどのことは、実は当たり前ではないのではないでしょうか。

地球が適度な距離を保って太陽の周囲を公転しているという事実は、宇宙全体から見れば希少な事例。

私達の細胞の中に好気性の細菌であったとされるミトコンドリアが共生するようになったのも、たまたまだったのかもしれません。

そして、こういった様々な偶然がうまい具合に重なり合った先に、私達人類は存在しているのです。

そう考えてみると、自分が世界の中に存在しているということだけでもとんでもない幸せだという気がしてきませんか?

家族を失い天涯孤独な人生を送る人達も、飢餓のある地域でお腹を空かせている人達も、こういった幸せを享受しているということになります。

「そんなこと言われたって自分が幸せだとはどうしても思えない」という人もいらっしゃることでしょう。

そもそも私の中では「幸せな人」「不幸な人」というカテゴリー分けは存在しません。

幸せを感じられるか、感じられないか、という違いがあるだけです。

心の中を深い湖にたとえるとしたら、幸せはそこに生える水草のようなものです。

ありふれたものではありますが、気付きにくいもの、そしてささやかな美しさのあるもの。

水が濁ってしまったら、あっという間に見えなくなってしまいます。

ちょっとした嫉妬や不安でさざ波が立ち、濁ることもあるでしょう。

大事な人や物を失った時や重病で苦しんでいる時などは、湖に細かい泥がたくさん放り込まれている状態だと思います。

こういう時どうすればいいかというと、ひたすら待つしかありません。

心に余計な波風を立てないよう落ち着いて、焦らず日々を過ごしていればやがて泥は水底に沈んでいきます。

つらいことがあった時には楽しい予定を入れて気を紛らわせるという人もいることでしょう。

楽しいことも時にはあった方が良いと思いますが、それで必ずしも幸せを感じられるようになるとは限りませんよね。

先ほどの湖のたとえを使うなら、楽しいことは宝石。

キラキラと湖を照らしてくれますが、泥より重いのですぐに沈んでしまいます。

実際、人は嫌なことほど忘れにくく、嬉しかったことや楽しかったことは忘れやすいという傾向があるのだとか。

すると、次から次に楽しい予定を入れておかないと不安になってしまいそうです。

それならば、無理に気分を変えようとはせず少しずつ泥が落ちていくのを眺めながらのんびり過ごすのも良いのではないのでしょうか。

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(長くなってきたのでしばし目を休めてください。お気に入りの雲画像です)

楽しいことをするなと言っているわけではありませんよ。

でも、今の生活が楽しくないから自分は不幸なのだ、とは考えなくて良いと思います。

無理に楽しいことを探す必要もありません。

周りの人と比べると自分は人生を満喫していないのでは、などと落ち込んでいる人はこういう考え方をすると楽になれるはずです。

やや年配の人は幸せを「仕合わせ」と書くことを好む気がします。

広辞苑を引くと、「幸せ」より先に「仕合せ」という表記が先に書かれており、「めぐり合わせ」という意味が真っ先に挙げられています。

「しあわす」という動詞形を調べると、あるべき形にする、秩序立てるというような意味のよう。

幸せは自ら作り出そうとしなくても、自然なめぐり合わせとしてこの世界に充満しているのでしょう。

数多くの事柄があるべき形に収まっていることー「当たり前」とあしらわれてしまうことがほとんどですがー、それも滅多にない「仕合わせ」なのです。

ではこの当たり前のような幸せを感じるにはどうすれば良いのか、というのが今後の私の課題です。

頭の中ではぼんやり答えが出ていますが、これ以上書くと長くなるのでひとまずやめます。

とりとめもなく書いた私見にここまでお付き合い下さった方、本当にありがとうございました。

ここに記すことができなかったことがいくつか残っておりますので、続きは明日書くことにいたします。
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コメント(8)
内海さん、コメントありがとうございます。

確かに!かなりの長文コメントになりそうw

私の名前はいつでも好きに出していいですよ。

ブログ記事楽しみにしております。

ゆっくり考えてくださいね^^
by danngo 2017/12/09
色々なことを思って読みました。
私のことですから、コメント書き始めたら止まらなくなっちゃう・・・
(想像つきますでしょ?*笑)

だから、mihoさんと同じく自分のブログの方に書こうと思いますが、
danngoさんのお名前付きで書いていいですか?

内容はまだまとまらないので、精査果いたします*^^*
by 内海舞 2017/12/09
三宅さん、コメントありがとうございます。

最後までお付き合いありがとうございました。眼精疲労になっていないことを祈るのみです。

中島みゆきさんの歌、確かにありましたねー。思い至らなかったです。情報提供ありがとうございます。あれは本当によく考えられた歌詞だと思います。

次回はここまで長くはないはずなので、気が向いたらお付き合いよろしくお願いいたします。
by danngo 2017/12/08
春瀬さん、コメントありがとうございます。

幼い頃から命に期限があることに気付くなんて、さすがですね。だからいつも考えていることに深みがあるのでしょうか。

私達の存在は、いくつもの奇跡の先に存在しているのですよね。その偉大さを知るために、科学は必要なのだと思います。自然を征服するためではなくて。

この世にあるものには、たとえ自分にとって喜ばしいものでなくても、何かしら意味があると思うようにしています。つまり「尊い」と言えるのでしょうね。

自分にとっては嫌な人であっても、その人の存在意義が否定されるわけではないのです。避けることはできても、憎むことはできない人って理想ですよね。

春瀬さんも、大切なものを見失わずに生きていける強さをお持ちだと思います。目の前の忙しさでつい目がいかなくなりがちですが、時には目を向けて生きるようにしたいものですね。
by danngo 2017/12/08
こんばんは!
最後まで付き合って読みました。
と言うか、もう少し読んでみたかったからなんですけど。
中島みゆきの「糸」って言う歌の中で「仕合わせと呼びます」で終わるのですが、それを思い出しました。
続きお待ちしております!
by 三宅智恵子 2017/12/08
mihoyamanaさん、コメントありがとうございます。

思わず、『君たちはどう生きるか』のレビューを探してしまいました。やっぱり、要約だけだといまいち分からなかったので、読書感想文楽しみにお待ちしています!

「現状維持」って今をありのままに受け止めることが前提なのかなあと思います。明日更新の記事に書いたのですが、私は「今」の状態をそのまま感じることが大切かと思っているので、根っこの部分がかなり似ている感じがしますね。

もっと詳しくお聞きしたいので、ぜひブログで語ってくださいね〜。絶対に読みます!
by danngo 2017/12/08
次の記事を楽しみにしております。
コメントありがとうございました。(●´ω`●)
danngoさん、きっと読んで下さるんじゃないか…
danngoさんはどう思うだろう、

そんなことを考えながら書いたのが
伝わっちゃったかな?笑


私が25年間生きてきて、
沢山の人に出会ったわけですが、
いつも人との別れは突然でした。
年老いたからお別れが来るわけではなく、
それは突然、まだ年齢が二桁にならない子にも
やってくる。
幼少から、命は有限であるということが、
自分の中にありました。

地球のこと、地球が生まれる前のこと、
宇宙のこと、紀元前のこと、
人類が生まれるもっともっと前のこと
全部全部が、1つでもズレたら今はなく、
こんなことを考えながら今、スマホを片手にもち
danngoさんのブログにコメントをしている
この今は、
きっと存在しなかったんでしょうね。

尊いことですが、
何よりも重要なことだと思います。

尊さを馬鹿にする人もいますが、
その人もまた、尊い存在です。

みんな尊い。

私もそこに目を向けて、生きていける女性になりたいです。

by 春瀬はるか 2017/12/08
danngoさん

おはようございます。

昨日読み終わった「君たちはどう生きるか」に、ほぼ同じことが書いてあり、ちょうど読書感想文を書こうと思ってました。

また気持ちがリンクしましたね…、笑。

高尚なことを考えているわけではありませんが、わたしが思う「現状維持」思想?の根幹も同じだと思う。
しあわせとは、なにかは分からんが、今”I’m enough."であるわけで。
長くなりそうなので、またブログにします。

mihoyamana
by mihoyamana 2017/12/08