2018/08/17 07:47
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 珍しく写真多めでお送りしてきた三田の栗原市紀行。



 今回は、田んぼです。



 三田の実家は今時珍しい専業農家です。



 地元もほとんどの家が兼業農家、別の仕事もしながら農業をしています。



 三田家はご先祖様がちょっとだけ財産持ちだったそうで、(父の代にはすっからかんでした☆)
「土地を財産にしよう」
 と、田畑と山を買っておいたそうです。



 田舎の山なので今では財産としては価値が無く、維持が大変だとボヤく父ですが、



 田んぼに関しては面積が広いゆえに専業農家でもやっていけるということで、ご先祖様のおかげですね。


 
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 ずーーーーーーーーーっと田んぼ。



 夏のある日に1日だけ、控えめな、粉を吹いたように見える白い花が一斉に咲きます。



 米の花はレアなのです。


 
 花言葉は「神聖」なのだそうです。
 


 お米の力を、存在の意味を感じる花言葉。
 

 
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 稲穂、まだ緑ですが、一粒一粒ちゃんとお米が付いてます。



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 実るほど 頭を垂れる 稲穂かな



 今で中間管理職くらいの時期でしょうか?



 これからさらに粒がパツンと張って、茶色く重くなっていきます。



 田んぼの仕事って、
 田植えと稲刈りでしょ?
 と、思われるかもしれませんが、実はもっとたくさんありまして。



 種を発芽させながら、育苗箱(苗を育てる箱)に土を入れる。
 家族総出で何百箱と作ります。



 機械で種を撒いて、ビニールハウスに運ぶ。(土と水で重い)



 水やりや温度管理をしながら育てて、田植え。


 
 (この作業の前に、冬の間に乾いた田んぼを耕し、水を張り、ゴミを掬い取っておきます。親の仕事で、私は詳しくないのですが)



 草刈り、薬の散布、張る水の量で温度管理、などをしながら成長を待つ。



 稲刈り後はモミの付いたままのお米を玄米にして30キロの袋詰めにし、JAの倉庫に運び込みます。



 機械作業が増えて楽になったとはいえ、人力無くして成り立つ仕事ではなく。



 収量も味も天候に左右されるので、頑張りが確実にそのまま返ってきてくれる仕事というわけでもなく。



 一言で言うと、農業ってしんどいんですよね。



 でも、田んぼが無い日本は、私には考えられません。



 田んぼが無くなり、里山が荒れたら、日本の殆どが荒れ果てる。
 人は都会に多いけれど、都会の面積はちょびっとしかないんですよね。



 日本のほとんどは田舎。



 今も、何らかの形で農業の力になりたいという気持ちはあります。



 残念な事に私は緑を育てるのに向いていない。



 家を継いで農業をやろうと思ったのに、親が絡んでも結局そうならなかったのは、

私の仕事はそこじゃない

 ということなのかなと思ってます。




 実際、家に残っている次女が、牛を育てて良し、野菜を育てて良しなんですよね。
 収量、値段、共に結果が出てます。



 米に関しては、父の代で終わりにする方向で考えているようです。



 うーん。
 昔なら
「いいじゃん、やっと辞めるの? 悩まなくて済む〜、やったね!」
 で小躍りしたのですが、



 実家を離れ、都会で消費者を経験し、スーパーで売っているお米が実家の米よりずっと美味しくない事を体験した今、



 実家が米農家をやめる事を「損失である」と感じる自分がいます。



 とはいえ、私が田んぼをやる訳で無し。
 無責任な事は言えません。
 
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 とりあえず父が現役の間に、うちの米を個人販売できるようにしたいなと思ったり、尻込みしたり。



 金が稼げる田舎を作りたいんですよね。



 田舎と都会をもっと繋げて、日本を狭くしたい。



 都会に疲れたら田舎に行って、田舎が辛ければ都会に行って、日本人が日本を楽しめれば良い。



 ご先祖様が残してくださった財産は、両親が受け継いで、私を育ててくれました。


 
 私は恩恵を満喫しているのに、何も繋がないのはご先祖様にも子供達にも申し訳ないなと、ちょっと思うようになってしまった。



 どうしたらいいのかは、まだわかんないけど。



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 新幹線の駅もあるよ!



 路線バスは廃止になったよ!


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2018/08/15 16:55
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 栗原市生活2日目は、盛りだくさんでした。


  朝、家の下の川(草もりもり、斜面はコンクリートではなく土の用水路)で釣り。



 母はザリガニを2匹釣って、生まれて初めて掴みました。



 息子は釣れないながらに、父が釣り上げる魚にキャッキャしつつ、その辺をダッシュ。



 朝ご飯のあとは、すぐ隣の岩手県一ノ関市にある化石スポットに。



 唐梅館公園という所で無料で化石が採れるらしいと調べたので、父に頼んで車に。
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 三田の車窓から。



 森林浴なんてもんじゃない、圧倒的な里山オーラを浴びながら進みます。



 私、街に住む疲れた大人の方には本当にオススメしたい。



 自転車や車で、目的地も無くただ延々と山道を走る事。



 山と川と田んぼしかない風景の中、空の様子だけが変わっていく。



 時計ではなく、肌で時の流れを感じる。



 「生き物」としての感覚が戻ってきます。



 今年は栗原市も暑いけど、サッパリした暑さなのも良い!



 で、化石採りの写真は撮り損ねましたが、
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 こんな感じで採取成功!



 貝やウミユリの化石が採れました。



 息子はハンマーで石を割るのが楽しかったらしく、化石自体は放ったらかしですが、 こんな山の上に貝がある 昔はここが水の下だった



 えーーーーーそうなんだーーーーー
 という、経験に基づいた知識を得ました。
 夏休みの旅行兼自由研究にいいじゃないですかー。


 帰宅後は、コレ。IMG_20180813_170511.jpg



 昨日の流しそうめんの竹の余りで作った


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 竹ご飯!



 Eテレで放映中のクックルンが大好きな息子、そこで観た竹ご飯が作りたくてリクエストしていたのです。



 もりもり食べてました。



  その最中に IMG_20180813_173844.jpg


 牛の出産が。IMG_20180813_173659.jpg


 父と妹が手際よくとりあげて、無事の出産でした。



 息子と子供が生まれるときのことを少し話して、命の勉強になったかな。



 この後バーベキューという名の網焼き肉と、畑で採れたての夏野菜を食べまくり、
 同じく畑で採れたスイカでスイカ割りをし、
 花火をやって、
 虫の声を聴きながらの就寝。



 1日でこれだけできました。



 ちなみに、私が実家にいた頃には
 流しそうめんも
 竹ごはんも
 バーベキューも
 化石採りも
 釣りすらも



 やった事無いです。(親が面倒臭がってやってくれず)



 田舎の観光資源の底力に、住んでる人は気付かない。



 私自身、田舎いいじゃないですか! と感じている自分に驚きがあります。
 憎むほどに嫌いだったから。


 私も変わったし、親も地元も変わったんですね。

 歳を重ねるって、凄い。


 変化していく。


 そしてこの良い感覚は、期限付きで都会に、核家族に戻れるというのがデカイ。


 お客様として行くには本当に最高です。


 褒めてるのか貶してるのか判らない栗原市紀行、続きます。


 いやいや、褒めてる褒めてる!
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2018/08/13 09:00


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 田舎に来ております。



 我が実家、宮城県の端っこ、栗原市にありまして、米農家&

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 牛を飼っております。



 家を継ぐつもりが、なんのかんのありまして今に至ります。
 色々揉めて色々しんどくて色々喧嘩して、
 距離を置いて、結婚して孫が生まれての今、




 田舎の実家はサイコーですね!




 子供を連れて帰るのにこんな良い所無いです。



 経験のテーマパーク、田舎。



「斧で竹切りたい!」 
という息子の言葉から

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 近所の方に竹を切る許可をいただき、GET(息子は虫が怖くて夫の背中におんぶ)。



 からの



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 全員が初体験の流しそうめん。


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 こんな道具がホイホイ出てくる。
 息子ずーーーーーーっとハイテンション。



 流しそうめん楽しいです。
 集中力が上がるし、箸の使い方が上手くなった所を披露して褒められた息子は大満足。



 ただ、めんつゆが物凄い速さで薄まります。
 やる方は、原液で食べ始めるか、つゆを隣に置いて食べると楽です。




 栗原市、華やかな物は何も無いんです。



 過疎化してるし、高齢化だし、私が通った幼稚園も小学校も高校も合併で無くなりましたし。



 でも、その何も無さが凄くいい。



 田んぼを風が緑の稲穂を揺らして走り、



 ざわめく緑はわさわさと生命力の塊で、



 空の高さも広さも何にも邪魔されずにあって、


 
 何もしない、何も無いという贅沢に溢れてて。


 大人は無になって癒やされ、子供はどこまでも駆けていける。(車が来ないから)



 バーチャルが囲い込みにくるこれからの時代、リアルな経験を
 身体と
 心と
 脳味噌と
 感覚器官との
全部で吸収できる田舎、行った方がいい。



 都会の子供の夏休みの旅行にオススメしたい、オススメせざるを得ない、


 来なよ!



 カモン!


 カモンベイビー栗原!



 (You Tubeで検索してみてくださると、田舎あるあるで盛り上がれる動画が出てきます。DA PUMPのU.S.Aのカバーです)



 夏の栗原短期留学をプロデュース&斡旋したいくらい。


 冬は寒いから……寒いから……



 今日はすぐ隣の岩手に三葉虫の化石を拾いに行きます。

 

 休める……休めるなぁ……夏休みバンザイ……



 三田にしては珍しく、写真多めでお伝えしていきます。
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