毎年敬老の日に放送されるっていうのがまた憎い演出ですね
ちょっとお引き取りいただいたほうがいいかもしれません
93歳の石井ふく子さんがプロデューサー
詰め込んでくれちゃってるんだ、このドラマはと
正直度肝を抜かれました
やっぱり人間味あふれるすごいドラマだと拝見してあらためて思いました
できれば若い方にも、見て感じて自らにあてはめて考えてほしいです
第一作は私が小学生のときに始まっていたと思うのですが、
多分私は中学生くらいから祖母と一緒に見始めた気がするんですよね
今年2月に脳内出血を起こし入院、自分でトイレさえいけない状態になり
父と母も60歳を超えているためトイレ、お風呂すべてを支える力もなく・・・
それはそれは元気に過ごしてきた祖母ですので、自分の身体が動かないことに
大変ショックを受けてうつ病も発症しているのだと思いますが
辛い状況で長生きさせられてしまっている方もいるのだと
祖母を見ていて感じることがあります
祖母のことを考えて調べているうちに見つけまして
人間らしくいられるうちに
枯れるように人生の幕引きをさせてほしい
他の解釈をする方もいるかもしれませんね
不快な思いをされた方がいらっしゃったら申し訳ありません
自らの口で、明らかにそれとわかることを発言されているご老人が
今回のドラマで出ていて、その息子にむけた言葉は
今の私の家族にも当てはまることなので、心にズドンと響きました
他に、私が感じた問題提起は
「遺言書を残すということ」「親離れ、子離れ」
「在宅医療」「ご老人の生きがい問題」「スマホの良い点、悪い点」「子育てしている主婦の辛さ、夫の辛さ」
橋田寿賀子さんの思いが詰められていたように感じられました
そのメッセージをより強く受け取れるようになっただけかもしれません
おかくらの大吉さんや節子さん、幸楽のキミさん、本間のお母さんなども
いなくなってしまい、超ご長寿ドラマならではの時代の流れと世代交代が
よりリアルさを感じさせられます
もう充分働いてくれたんだからゆっくり休んでと周囲に言われているのを見て、
お姑さんのキミさんも車椅子なのに無理にお店に出て
同じような事言われていたよなあ・・・と、時代は繰り返されて自分に跳ね返ってくる
ではないのですがそういうことにも感じることがありました
小刻みに顔が揺れている現象が見られることにも不安を感じずにはいられませんが
受け取れたらいいなと、次回作があることを願っております
主婦が家事をしながらでも状況を把握できるようにという配慮もあってのことらしいですよ
言葉遣いの美しさも、今のドラマにはめったにみられない貴重さだと思います
気づかなかったーー
大したまとまりもなくすみません
もし間違っている部分や不快に感じさせることがあったらごめんなさい

お付き合いいただき本当にありがとうございました