2018/09/07 05:00
こんにちは。

前回、前々回に続く
胃カメラ体験記です。(しつこい?)


前々回記事→
前回記事→


来たる人生二度目の胃カメラ検査。



胃カメラが決まってからの一週間、
暇さえあれば


"胃カメラ 鼻 痛くない"

"胃カメラ 鼻 楽"



鼻から胃カメラに関する全ての記事を読んだ
のではないかというほど検索しまくり、
一喜一憂を続けた。



そして迎えた当日、
腹を括ったわたしは、かばを(夫)に


”行ってくる”



と力強く言うと、
まっすぐ前だけを見て病院へ向かった。

もう迷いはない。



病院の受付で、胃カメラの予約票を見せると、
隣の検査棟へ行くように、とのこと。



言われた通り渡り廊下を進んでいくと、
その先にあったのは





古、、、、







どうやら、私がそれまで診察をしていたところは
新しく建てた棟だったようで。


検査棟は、改築もほとんどされておらず、
よく言えば昔ながらの趣を残していた。

(趣いらぬ〜)



人の気持ちというのは、
環境によっていとも簡単に左右されるもので、

つい先ほどまで、ふかふかソファに明るいライトの下でやる気になっていた私は、



ひび割れた壁と小学校の廊下にあったような
細長い蛍光灯を見つめ、完全に意気消沈していた。


一人また一人と検査着の患者さんが前を通る度、
わたしのテンションは下がっていく。


「中へどうぞ」


廊下で立ちすくむわたしを看護婦さんが促す。



扉をあけると、「まずこちらに座ってください」
と言われ、近くのソファへ腰を下ろした。



隣には高齢の男性が1人座っていた。


彼もこれから胃カメラなのだろうか。
きっと慣れているのだろう、余裕な面持ちだ。


目の前にはカーテンで仕切られたブースが
3つほど並んでおり、どうやらそのカーテンの
向こうで検査が行われているらしい。



「まずはこのお薬飲んでくださいね〜」

ニコニコした看護婦さんから紙コップを手渡される。



数回に分けて飲むようにと言われたが、
とてもゴクゴク飲めるようなものではなかった。
※胃の泡を消すためのものらしい



「もう少しお待ち下さいね〜」

と笑顔の看護婦さん。




私の緊張は高まるばかり。



すると突然



「ごほっげほっっ」



カーテンの向こうで咳き込む声…



ふと気づくと先ほどまで隣にいた
慣れた風のおじいちゃんがいない。





あのおじいちゃん……


めちゃくちゃむせるじゃん!!!!




わたしの緊張はピークに達していた。





「どうぞ」



咳き込むおじいちゃんの隣のブースのカーテンが開き、
手招きをされる。



つ、ついに、
カーテンの向こう側へ足を踏み入れるときがきた。





「はじめてですか?」

「そうなんです。」

「すぐ終わりますからね、大丈夫ですよ。」

などと看護婦さんと会話を交わす。

緊張をほぐそうとしてくれているのだろう。





点眼薬のようなものを私の鼻に入れると、
その優しい看護婦さんは、



「先生、もうすぐ来ますからね」

と言って出て行ってしまった。



1、2分そうしていただろうか。

ようやく先生がやってきた。



先生
「こんにちは」



「初めてなので、緊張していらっしゃいます」

先ほどの優しい看護婦さんが先生に伝えてくれる。



「あーはいはい」(適当)

「じゃぁ鼻にお薬入れますよ〜」



鼻の中にジェル状の液体が注入される。


喉の方までおりてきて嫌悪感はあるがまだ冷静だ。


「では、入れますねー」


キタキタキタキタ



先端が青く光る細長いチューブがこちらに迫ってくる。



次の瞬間





痛っっっ



痛い痛い痛い痛い

痛過ぎる!!!!!





カメラが全く鼻を通っていかない。





「あれ〜入んないなぁ・・・痛い?」




ええ。




「う〜ん、どうしようかなぁ、こっちはどう?痛い?」



先ほどとは違う方向にチューブが入っていく
感覚がある。


そんなまさか、ルート変更ができるのか。


新ルートも痛いことに変わりはないが、
幾分さきほどよりもましになった。



「大丈夫そうです。」



「よし、じゃぁこれでいこう。」



ぐっと押し込まれる感覚



すると、



にゅるっと喉に管を感じた。


そこからはどんどん奥へ入っていく感覚がある。



目を閉じ、ゆっくりゆっくり細く息をする。


少しでも大きく吸おうとすると、
管が邪魔してむせてしまいそうだ。


むせるとパニックになるだろうということは、
何となく感じていたので、必死に精神を落ち着け、
涙も鼻水涎も垂れ流しでひたすら精神を統一した。



「はーい、お上手ですよ〜」



”そういうのいいから”(心底)



「胃は綺麗ですねー」



のんびりしている先生。



先生、早く、早く。

精神統一も、もう限界です。





「よし、大丈夫そうですね。」







しゅるしゅるしゅる〜とチューブを引いていく先生。

あんなに入れるのに苦労したのが嘘みたいに、
帰りはスムーズに鼻から出てきた。



「お上手でしたね。」



まだ言うか。



看護婦さんにティッシュを渡され顔中を拭いていると、
何とも言えない達成感がこみ上げてきた。



その後、会計は隣の棟へ戻るように言われ、
私はまた来た道を戻っていく。


廊下の向こうの世界が眩しく見えた。
(渡り廊下の向こうは不思議の町でした)



そして会計を済ませ、
喉にぼんやりとした違和感を抱えながら
病院を後にした。




帰り道。
よく産みの苦しみを鼻からスイカなどと例えるが、
鼻から胃カメラでこれほどまでに痛いのに、
スイカなど入るわけなかろうが!


などと冷静に考えられる自分がいた。



そして私は、もう二度と麻酔なしで
胃カメラは飲むまいと固く心に誓ったのである。





※あくまで個人の感想です



長々とお付き合いいただきありがとうございました。
何が言いたかったかと言うと、皆さん、
健康第一ですよ!

ということです。


私は結局あれから様々な胃腸の症状に悩まされ、
長期の治療を余儀なくされました。
(これについてはそのうちまた書きたいと思います)


今ではほとんど治っていますが、
それでも時々症状が出ることもあります。


この数年を機に、生活を整え、ゆとりある日々を
過ごすことの大切さに気がつきました。


なので、冒頭で「胃カメラの秋」などと書きましたが、
秋は、私に健康の大切さを改めて思い出させてくれる
季節でもあります。


各地で災害が起き、悲惨な映像を目にする度に
心が痛みますが、こんなときだからあえて書きました。


今、たまたま災害に遭っていない私は、
せめて、元気に過ごさねば。


そして今の私に出来ることを考えねばと思うのです。
元気があればなんでもできますからね!


皆さんが今日も明日も明後日も
健やかな日々を送れますように。


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タグ(関連ワード):胃カメラ 健康 病院 健康診断
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2018/09/06 23:28

こんにちは。



前回書いた胃カメラ体験記→

の続きです。




実は、胃カメラ体験後も症状がなかなか改善せず、

その後、病院を転々とすることになったのです。



そうこうしているうちに時は2017年3月、

私はとある大学病院にいた。





私「紹介状をもらってきました、あやをです」

 


先生「じゃぁとりあえず血液検査をしましょうか」




(え、またですか…)




今まで知らなかったのだが、病院というところは、

とにもかくにもまず採血。



採血をしないと何もはじまらないと言わんばかりに

有無を言わさず血をとろうとしてくるのだ!



昔から貧血気味で、何度か採血中に血圧が下がり過ぎて

倒れたことがある私にとって、血は大変希少であり、

採血は一苦労。



前の病院でも、前の前の病院でも採ったんですけど…

先週もとったんですけど…



使いまわしてくれよ!!!!!



という心の叫びをぐっと押し殺し、

その日もベットに横になり無事採血を終える。

 




1時間ほどしてようやく名前を呼ばれ、

診察室に入ると、



先生「血液検査はまぁ、特に問題無いね」




(そうでしょうね。

先週もしましたから分かってます。)



先生「ああでもちょっと貧血だね」



(それ採血する前から知ってます。)



先生「どんな症状なんだっけ?」



私「いついつからこうでああで〜」



先生「そうかぁ、じゃぁとりあえず、

胃カメラやろうか





はい?!!!





私「いや、先生、胃カメラはですね、

半年前に一度してまして…こうでああで(動揺)」



先生「いやでも、見ないと分からないから(ピシャリ)」



私「そ、そうですか…ではあの、

麻酔はしてもらえるんでしょうか…」



先生「麻酔?いらないよ、そんなの」



私「え、でも前回は麻酔してもらっていて…」



先生「うちは麻酔はやってない(ピシャリ)」



私「いや…でも…(ごにょごにょ)」



先生「いつ来れる?○日は?」

(私のごにょごにょは無視)



私「あ、ええっと、はい。

大丈夫です。(日にちはね)」



先生「じゃぁ、予約しておくから、

あとで受付で注意事項聞いてね。ではお大事に。」



私「せせせ、先生!

せめて鼻からやってもらうことは可能ですか?」

(口よりは苦しく無いと聞きますが!!!)



先生「あ〜…鼻ね、まぁどっちでもいいけど、

じゃぁ、鼻にする?(面倒くさそう)」



私「は、は、鼻でお願いします!!!」





かくして、私はついに麻酔なしで

胃カメラを飲むことになったのであります。





つづく。



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タグ(関連ワード):胃カメラ 病院 健康診断 人間ドッグ
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2018/09/06 05:00
こんにちは。

先日、健康診断の案内がきました。


食欲の秋、読書の秋、などと言いますが、
私はズバリ「胃カメラの秋」です。


毎年9月になると思い出す、
生まれて初めて胃カメラをした、あの日。

 
遡ること2年前、私は長年嫌だ嫌だと
拒み続けていた胃カメラを飲む決心をしたのです。







20歳の頃から、3食ラーメンでも毎日飲み会でも、
とくにからだを壊すこともなく至って健康だったのだが、
当時、頻繁に胸焼けや胃痛を感じるようになり、
それが徐々に悪化。

もう逃げられないところまで来ていた。


それでも嫌で嫌でとにかく嫌で。

麻酔を打って寝ている間にやってくれる病院を探し、
わざわざ北青山まで。


予約の電話を入れた際
「麻酔を打つと数秒で眠くなり、
起きたら終わっているので大丈夫だ」
という説明を受けるも、信じることができず。


本当に麻酔は効くのだろうか…
もし眠くならなかったら私は言うぞ。
"私、まだ寝てません"って言うぞ!とイメトレを重ね、
前日の夜はドキドキしてうまく眠ることが出来ず、
そして迎えた当日。




おしゃれな街北青山。 



病院の外観のコンクリート壁も心なしかデザイナーズ
マンションのようなスタイリッシュさを帯びている。



病院に入ると、待ってましたと言わんばかりに
「あやを様ですね!こちらへどうぞ!」



VIPのような対応を取られたことに
私はさらに気後れする。


まるで手術台かのようなかたいベッドに寝かされると、
右手に血圧計を装着する看護婦さん、
左手に点滴を打つ看護婦さん、
そして私の口に器具を装着する先生(若め)の3人がかり。


もう抵抗することを諦めた私は、
静かに目を閉じてその時を待った。


看護婦さん
「はい、では今から薬を入れますね〜、
すぐに眠くなりますからね〜」


きた。麻酔。


数秒経過。眠くない。


これ、目をつむっていたらダメだ。
寝てると思われて始められてしまう!


そう思い目をカッッ!と見開く。
先生(若め)と目が合う。


"先生!!私、まだ、寝てませ.……"
急に脳がじわりと溶けたような感覚に…

 

次の瞬間





「あやをさん、あやをさーん、終わりましたよ!」



は(°_°)?
え、本当に??
終わったの??
終わったんですか?!!!
(イリュージョン!!!!!)


まだ頭はぼうっとしていて、ベッドの天井と覗き込む
看護婦さんの顔がゆらゆらとまじり合っている。


こんなにもゆらゆらとしているのに、
容赦なく説明しだす先生(若め)。


「そうですね、少し荒れていますが、問題ありません。
アルコールと、刺激物は避けましょう。
心配いらないので大丈夫ですよ。以上です。」


先生の顔はまだ水たまりに写ったように
揺れているのに、両脇を看護婦さんに抱えられ、
ソファまで連れていかれる。

 
そこで歩けるようになるまで仮眠を取り、
会計を済ませて終了。




病院を出てみると、コンクリート壁は、
ただのコンクリート壁でした。


北青山のおしゃれなオーガニックワインのお店と
セレクト家具のお店の前を歩いていると、
自分がつい先ほど胃の中にカメラを入れていた
ということが嘘なのではないかという気さえした。







”大好きなお酒と、辛いものを控えなくてはいけない
という現実を受け止めるのには少々時間がかかりそうだ…”
などと呑気なことを考えていたその時の私は、
この後に第二の試練が待ち受けているなど、
知る由もなかったのです。


 つづく

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