庭の紫蘇に穂がたくさんついたのをしごいて
今まではよく塩漬けにしていました。
穂紫蘇の塩漬け、ご飯に混ぜておにぎりにすると最高なのです!
穂紫蘇おにぎりの朝食
が、ついついご飯を食べ過ぎてしまうので、
自粛しようかと思っていたのですが
今年は自家製麹を作っているのもあって
自家製麹を種麹から作りました
違う保存食を作ってみようと挑戦しているのが
穂紫蘇のひしおです。
しごいてきれいに洗った穂紫蘇とほぐした麹、醤油などを混ぜ合わせて
3ヶ月以上寝かせて・・・というものです。
どんな味なのか、わかりません。が
麹が自分で糖化して甘みやアミノ酸が増えてうまみが増して・・・?
と考えるだけでワクワクします
これは、私の大尊敬する佐藤雅子さんの本で
大影響を受けている「私の保存食ノート」を参考に作っています。
佐藤雅子さんは明治生まれの早すぎたカリスマ主婦、
保存食、料理ばかりでなく、何事にも器用でバイタリティがあって
そして書く文章は美しくイメージが広がります。
私は、ぜひNHK連続テレビ小説で
佐藤雅子さんをテーマにしたドラマをやっていただきたい!
この本のレシピばかりでなく、ところどころにあるエッセイにもとても影響を受けました。
子供の頃に読んだのと、主婦になってからではまた感じ方が変わり
読むたびに新しい発見がある、素晴らしい本です。
この本と出合った子供の頃は、材料を用意できるものも限られましたし
保存食に関しては知識がないと「こんなことをして大丈夫なのか?」という
不思議で未知の世界でした。
その中で作ることができるもの
パウンドケーキやピーナッツタフィーは繰り返し作り
パウンドケーキはうんと薄くきって食べると美味しいというのも
この本で覚えたように思います。
大人になると、徐々にできることも増え
影響を受けていろいろな保存食作りをして
時代性の違いにより繰り返し作るうちに
自然とアレンジされて自分流のレシピとなったものも多いです。
最高のいちごシロップ完成
ミルクジャム
燻製日記1
穂紫蘇の塩漬け
そして今年は、「ちょっと私には無理だわ」と思っていた
麹作りに挑戦したことで、もう一つ壁を乗り越えたように感じで
そこから、また保存食の世界がまた広がりそうです。
この穂紫蘇のひしおも麹を作らなかったら作ってみようと思わなかったかも。
まだしばらく寝かせ、熟成させなくてはならないのでまだまだ味見できませんが、
その日がとても楽しみです。