
東野圭吾さんの『ナミヤ雑貨店の奇跡』
東野圭吾さんの本は、昔から大好きです

本屋に並んである時から、題名が気になっていたこの本。
わくわくしながら読みました。
本自体は分厚いですが、文章はぎっしりとはしていないので、そんなに時間がかからず読むことができます。私は2日間で読みました。
少しだけ、内容をご紹介しますね〜
ナミヤ雑貨店は、すでに営業をしていない、古びたお店です。そこに、ある夜、コソ泥3人組が侵入してきました。
朝までの時間をそこでやり過ごすつもりです。が、その一夜のうちに、実に不思議なことが起こります。
なんと、約30年も前から悩み相談の手紙が届いたのです。この手紙を前に、3人は・・・
この本は、ミステリーというより、ファンタジー?でも、ファンタジーにしては、リアルな時間が流れています。人間関係や心理描写もリアルなので、とても親近感がわきます。思わず、相談内容に、自分ならどう答えるかな?と考えてしまうくらい。
目次を読んだら5章にわかれていたので、短編集かと思いましたが、それぞれが絶妙につながっていて1冊の本になっています。
私は、読み終わった後、さわやかな、あたたかな読後感を感じました。
もう一度、最初から読んでみたい本です。
そして、続きがもう少し読みたくなる本でした。

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