その2→
☆
朝早くからのバス移動、稲刈り体験、生き物調査、芋ほり・・・と盛りだくさんの午前中の予定をこなしたので、
お腹もペコペコ〜。
今回のお昼は
BBQでした!
しかも、焼いていただけるので食べるだけ!
普段、BBQなんてほとんどしたことない我が家。
息子も楽しみだったみたいで、イスとテーブルを用意してくださっていたのに、
「立って食べる!!」と。。。

普段はびっくりするくらい小食な息子ですが、この日は積極的にたくさん食べていました。

お外で食べるご飯はおいしいね〜^^♪
おしゃべりもあまりせず、一人でもくもくと食べる息子(笑)
お肉もお野菜も本当においしかったです^^♪
このおいしいランチを味わえるのもこのツアーの素敵なポイント☆
午後からは、
お米の精米体験ということで、昔ながらの方法を教えていただきました。

お米ができるまでの工程。
今は機械で行うからあっという間ですが、昔はすべて人の手で行っていたので本当に大変!
そら、昔は今よりもお米の価値高かったり、白米はぜいたく品だったのも当然〜って納得。


稲穂からお米をとったら。。。

すり鉢と野球のボールを使って籾をとります。
これがむっちゃ大変〜。
子供の力ではとてもできない・・・。
私もうまくできない〜。
同じテーブルのパパさんがめっちゃ上手で尊敬のまなざしを親子で送ってました(笑)
ちょっとスタッフの方に手伝ってもらって…

ある程度籾が取れたら、まだ取れてないものと玄米になっているものを選別するため、
新聞紙の上で息をやさしくふぅーっとふきます。
とれた籾はこの時まい上がって分けられます。

すり鉢の中でやるのもOK。
息子、息を吹きすぎてまさかの米も舞い上がってしまうという事件(笑)
それはそれで楽しいですけども。

最後に玄米を瓶に入れて棒でひたすらプッシュ!!
これは玄米から精米にしているのです。
昔の映像やドラマで一升瓶に玄米を入れて精米している映像とかが流れてるのを見たことがあるような・・・
戦前はほっとんどこの方法で精米していたのですって。
そして、精米は子供の仕事だったという農家さんも多いそう。
昔の子供は働き者だもんな〜。
私なんて「お母さん喉乾いた―――」ってこたつから叫んでたグータラ子供だったなぁ←反省

めっちゃ時間かけてやっとこさ精米完了。
笑顔を作っていますが疲れ切っているのが顔からにじみ出ております。
大変な思いをしたのに、
お茶わん1杯にもなりません。
本当に、毎日当たり前のように白米を食べてることがどれだけ贅沢でありがたいことなのか
みにしみました・・・(;_:)
米粒残せないね!
子供も小さいながらに、お米ができるまでの大変さを身をもって感じ取ってくれたみたいで、
お茶わんのご飯は残さないようになってきました。
こういう経験は子供のうちからしておいたほうが、
毎日当たり前のようにご飯や野菜を食べているのはたくさんの人が大変な思いをして
お米や野菜をそだててくれてるからなんだって知ってもらえるし、食べるということをもっともっと感謝してくれると思います。
***
沢山お店のある街に住んでいれば特に、野菜やお米はスーパーに行けば当たり前に売っているし、
売ってないことなんてないから、いつでも簡単に手に入るものと思ってると思うんです。子供も私たち大人も。
(今やネットで購入できますし)
実際に作っている場所に行き、
育っている様子を見ることで「こうやって育っているんだな」ってことを知ることで
当たり前に売っていることは実は当たり前のことじゃなくて、
いろんな人の努力があって私たちの食卓に並ぶんだなってことを感じることができる貴重な体験でした。
まだ幼稚園児だし、ちょっと早いかなと思っていたけれど、
全然そんなことなくて、ざっくりでもいいからこうやって実際に見ること、体験することは
小さいうちだからこそ大切だなと・・・
こうやって育てている場所に行って、見て、体験することも「食育」なんですよね。
私たち親子が参加したツアーは9月が収穫でしたが、ツアーによっては8月に収穫のツアーもあるので、
夏休みの家族の思い出にもぴったりなバスツアーです(*^_^*)♪
***この記事は編集部の依頼によりモニターとして書いています***
***掲載の体験談は個人の感想です***