2017/03/26 22:41
こんにちは〜晴れ

ご訪問ありがとうございますっかわいい



先日、
すごく いろいろ考えさせられた
ある本を読みました。


…けっこうね、
賛否両論というか…

受け入れられない方も、

苦手だな〜って思う方も

いて当然だと思ったので…


こちらで紹介するのを迷ってたのですが


やっぱり
書いてみたいと思いました。



サンキュ!ブログを読んでいるのは

家族のいる主婦、お母さんが多いのではないでしょうか




大切な人

かけがえのない人




私は

…お恥ずかしいのですがたらーっ(汗)


結婚するまで

そして 自分が母親となるまで


本当に
「かけがえのない」という実感を
持てずにいた気がします


両親をはじめ、
たくさんの友人や先輩に
支えられ、助けられてきたのに…


そのありがたさを 心から実感できたのは

自分が母になってからなんですね。



私と一緒にしたら申しわけないのですが(笑)

サンキュ!世代の皆さんは きっと

かけがえのない、大切な人たちが
たくさん、たくさんいるはず。



だからこそ、

この本を ご紹介したいな、と思ったんです。





IMG_0141.JPG

魂でもいいから、そばにいて
3.11後の霊体験を聞く

奥野修司  新潮社




数々の賞を受賞している
ノンフィクション作家の奥野さんが

あることをきっかけに
被災された人たちが 失った大事な人たちに会ったという
不思議な体験を 聞き取った話をまとめた本です。



「霊体験」というと…

怖い、信じられない、死者を冒涜してる、etc.…

いろんな意見が出てくると思うんです。


実際、
ワタシも こーゆー類の話は てんでダメたらーっ(汗)


この本も
ダンナさんから「この本、ネットの書評読んだらとっても良かったよ!」
と勧められたから
興味を持って 読んでみたのですが…


この本で語られているエピソードは
いわゆる「幽霊ばなし」「オカルト、超常現象」
にはとどまっていませんでした。



ある日 突然
愛する人を、かけがえのない人を 奪われ

生きる気力も希望もなくしていた人たちのもとに

いなくなったはずの
愛する人たちが 現れ
そばにいるよ、という合図をしめす



悲しみに沈みこみ 心の病を負った母親のよびかけに
大好きなおもちゃを動かして
「ママ、笑って」と伝える 3歳の男の子



過労で死んでもいいと 仕事に没頭する父親のそばに
寄り添って
「おら、大丈夫だから、心配しなくていいから」
と伝える 小2の男の子



愛する夫に
「大丈夫」「どこにもいかないよ」「待ってる」と
夢で語り掛ける妻



そこには
怖いとか、奇怪とか、そんな感覚を越えて

「失ったと思った かけがえのない人が
そばにいるんだ」

という喜びと 生きる希望が ありました。




どのエピソードでも 感じたのが

亡くなった人たちにも

遺された人たちへの 深い想いがあるんだ、

ということです。



突然 地震に巻き込まれ、津波に飲み込まれ、
どれほど 怖い 恐ろしい思いをしたことでしょう

当たり前にあるはずだった
明日を、未来を 奪われて
どれほど 無念だったでしょう



それでも
大切な人達のもとに 現れて

「笑って、元気でいて、
自分は大丈夫だよ」

と見守り続ける



その存在が
遺された人たちを 救ったのだということが

様々なエピソードから 強く伝わってきました。




作者によると、

元々 古来から
亡くなったご先祖さまたちの存在を近くに感じ
大切にしてきた
東北の風土もあるのではないかと語っています。




「東日本大震災の死者・行方不明者
一万八千人余…。


(中略)


この数字に、どんな意味があるのか。


(中略)


縁のない人間には、
やがて時間と共に無機質な記号になっていくだろう。


妻や子供はいたのだろうか、
最愛の人はいたのか、
どんな音楽を聴いていたのか、

何もわからないまま
記号だけが人から人へと伝えられていく。

生きていた一万八千人には
一万八千通りの物語があったはずだ。


遺された人にも
一万八千人通りの、
いやそれ以上の物語があったはずだ。

不思議な体験も、
この物語とつながっている。


この不思議な体験を聞き取ると同時に、
生き残った者が、
彼岸に行った大切なあの人との物語を
どうやって紡ぎ直そうとしたのか

できるだけ多く記録しておきたい


(本著より抜粋)」



亡くなった人たちにも

一人ひとり、かけがえのない人生の物語があったこと

その人を 大切に思っていた いえ、今も思っている
たくさんの人たちがいること


そのことを 知ること、忘れずにいること


そして
自分のかけがえのない人を 大切に守っていくこと


それが
私たちにもできることだと 改めて思いました。




そして もうひとつ
胸にグサッときた言葉がありました。

 

家族を4人もいっぺんになくした方が

「私たちは、誰からも声をかけてもらえなかった
同じ集落の人さえ 私たちを見るとこっそり逃げていきました

何にも悪いことしてないのに
わたしたちが何をしたっていうの!」

と心の叫びを語っておられました。



たぶん…周りの人たちは
あまりにも気の毒すぎて
どう声をかけていいかわからなかったのだろうな


その場にいなかった私たちなら
そう理解すると思います。



ですが
同じ 家族を亡くされた方の言葉に ハッとしました。

「それは同じような悲劇を体験していない人の言い分です。

大切な人を亡くした人は、
無視されることで、
誰にもわかってもらえないんだと思って、
孤独感がどんどん膨らんでいくのです。

悲しみがわかる人なら、
かける言葉がなくても会いにいったり、
背中をさすったり、
一緒に泣いてくれます。

(本著より抜粋)」



今まで、私は

被災してないから、
ホントの意味で わかってあげられないから

ワタシのやっている支援や呼びかけは

的外れなんじゃないか、
被災地の人を傷つけているのではないか…

そんな思いを抱え 迷ってきました。



でも

わかってあげられないから、
何をしてあげたらいいかわからないから

そんな気持ちで 何もしないことが

逆に
悲しみの中にいる人を もっと傷つけてしまうのですね


ただ
寄り添っていますよ、見守っていますよ、
その気持ちを示し続けるだけで
力になれてるのではないか


改めて
そう思うことができて

本当に、本当に救われました。





自分にとって

かけがえのない人、最愛の人の存在を

再確認し

大切にしていきたい

そして

何かあっても

心配をかけることなく
強く生きていきたい



そんな いろんな気持ちを
感じることのできた本でした。



人を想う思いの深さは
人には計り知れないほど
深い、強いものなのですね






〜読んでいただいてありがとうございました〜



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コメント(4)
てっちゃん〜☆コメしてして!
てっちゃんの熱いコメがなくなると、ワタシさみしいもん〜(;_;)
おバカ話にも乗ってくれて、真面目な話に熱く深く応えてくれるてっちゃんのコメ、いつも楽しみだったんだよ!

私も卒論の話やタクシーの話何かで聞いてて、その時点ではやだなって思ってたの。なんか、面白がってるというか変な方に話を持って行ってる気がして… この類の話ダメってこともあるけど(笑)

でも、この本は、誰だかわからない人たちの、ただ現れたっていう幽霊話じゃなくって、
かけがえのない人たちにメッセージを送るために現れた人たちの話なんだよね
そこにすごくリアルを感じたの
自分もきっと、そうなったら何が何でも家族に会いに行くと思う
そして私は大丈夫だからシアワセになってって言いたい。

そんな風に自分に置き換えられたから、リアルに感じたのかもしれないね。
これは、やっぱり母になったからこそ思うことなのかもしれない…

心を寄り添う支援
いい言葉だね!
6年たって、これからはそれが特に必要になって行くんじゃないかな

by みい太 2017/03/29
由紀子さん☆コメありがとう♪

ホント?同じ?
いや〜私だけじゃなくて安心した(笑)
きっと、自分が親になる前は、守られる方の立場を当たり前と思って甘えてたんだろうな
守りたいって気持ちが生まれて初めて、守られてきたことへの感謝が湧いてきたとゆーか…
一回そのことに気がつくとね、大切なひとたちが増えるよね♪

そっか少し読んで泣いちゃいそうだったのね…
わかるよ 私もあっちこっちで涙ボロボロだったもん

そうなんだよね
自分も支える気持ちを持ち続けたいけど、子どもたちにもそれをわかって欲しいし、そんな気持ちを持てるようになってほしいよね
由紀子さんがこの記事読んでいろいろ感じてくれたんだな〜ってことが伝わってきて、嬉しかった☆ありがとう(^^)
by みい太 2017/03/29
みいちゃん♡卒業宣言してもまだコメントしてる私(笑)

いやあ〜〜この本、読んでないけど、気になった!!
確かにあの大きな震災では
昨日まで普通に生きていた人が
突然わけもわからずして日常が奪われて、、

あまり霊感もなくその辺の話は苦手分野だし
ブログに書かないようにしてたけど実際その霊魂はどこをさまようのだろうか、、、
現にタクシードライバーさんがたくさんそういったことに遭遇しているということも体験談があると聞いてちょっと気にはなっていたんだよね。
大学の卒論のテーマにも取り上げられてもいるぐらいだよね。

ただやみくもに怖いといか恐れることではなく
もしかけがえのない人を突然失ったら自分はどうなるだろう。。と考えてみる。

きっと怖いとかいうことは絶対ない。
むしろやっぱりうれしいのかもしれない。
ゆっこちゃんが書いているように
これは自分が母という立場にならなければ
知り得ない感情だったと思う。
だからこそ何より恐ろしいものの優先順位が
出産をして大きく変わった。



心を寄り添う支援っていうのは
あるのだなあ、、
そんなことも改めて考えさせられました。
私もこの本、機会があったら読んでみようと思います。
by 風間鉄子 2017/03/27
みい太さん、わかる!!

私も娘を産むまで、かけがえのない存在って、わからなかったよ(^_^;)
両親ですら、そんな思いは持てなかった…
でも、今はかけがえのないのない存在の人でいっぱいです(*^▽^*)
家族や職場の皆さん、ママ友に、ブログを通じて知り合えた友達…
やっと気づいた(笑)

その本ね、実は少し読んだことあって、涙が出そうで…
きっと哭きながら、ずっと読みそうな気がして、買えなかったんだよね…
こっちの大震災も思い出しちゃって(とくに大きな被害はなかったけど…)
とくに霊感があるわけじゃないけど、自分が死んだら、絶対娘のそばにいたいし(いれるのかな?)、娘にもそれを感じてほしい…

そして、娘には人の悲しさ、苦しみをわかってあげれる人になってほしいな…
「支援」っていうと難しくなるかもしれないけど、できることをやれる人になってほしい!
本当にそばにいるだけでも、違うと思うしね
自分もそんな人間になりたい(笑)

ごめん、長々と何を書いているのか、わからなくなってきた(笑)

最後まで読む勇気が出たら、必ず読むね
by 大塚由紀子 2017/03/27