2017/01/13 05:00
うちの娘は2歳8か月、俗に言う魔の2歳児です。

何を言ってもイヤと言う、いわゆるイヤイヤ期真っ最中です。

しかしながら、最近は3〜4か月前に比べると精神的に少し楽になりました。

別に、娘が聞き分けよくなったわけではありません。

少しずつ言い方を変え試行錯誤したところ、だんだんうまくいくようになったのです。

育児本を読むと、大体「わがままには、根気よく理屈を教えて納得させよう」などと書いてあります。

そこで最初のうちは、育児本通りにひたすら理論的なことを言って説得するようにしていました。

でも、娘は頑として言うことを聞きません。

よく考えたら、娘は女の子。

年齢に関わらず、理論より感情で動くのが女という生き物です。

…例えば、メロンパンが好きで毎朝メロンパンを食べている奥様がいたとしましょう。

その奥様に夫が「メロンパンを食べると血糖値が急上昇するから太りやすくなるぞ。それにインスリンが大量分泌されるから糖尿病になるリスクも上がる。君も僕と同じようにライ麦パンを食べるようにしなさい」と言ったとしたら。

おそらく彼女は「うるさいわね、余計なお世話よ」と取り合わないでしょう。

彼女にとって「メロンパンを食べたい」という感情の方が「メロンパンは健康に悪い」という理論を上回っているわけです。

では、こう言ってみたらどうでしょう。

「ああ、いつも君はおいしそうなメロンパンを食べているな。ずるいよ、僕だって食べたいのに。ねえ、少し分けてくれない?その代り、僕のライ麦パンも少しあげる。これ、プチプチしてて案外おいしいんだよ」

すると彼女は、しぶしぶながらメロンパンの何分の1かを夫に差し出すかもしれません。

そして毎朝このやりとりを続けていけば、彼女もライ麦パンの味に慣れ、「同じもの食べたほうが手軽で経済的だから」などと言って夫と一緒にライ麦パンを食べるようになる可能性もあります。

この話、主婦の皆様ならおそらくなるほどと思うでしょう。

女性には、理論より感情をぶつけたほうがうまくいくこともあるようです。

そこで正攻法をやめてみました。

娘は風呂嫌いで昨夜お風呂に入りたがらなかったのですが、その時はこんなやりとりを。

「ねえ、お風呂入ろうよ、早くしないと冷めちゃうから困るなあ」

「イヤ」

「そうなのー。ねえ、可愛い靴下だねえ。汚れちゃったから脱いで洗おうか」

「イヤ」

「ふーん。じゃあお母さんが靴下脱ごう。ニオイ、かいでみる?」(娘の顔の前に脱いだ靴下を差し出す)

「イヤ!」

「そうだよね。洗わないとね。洗濯機に入れてきてもらえる?」

すると娘は無言で私の靴下をつかみ、洗濯機の方へ歩き出しました。

よしきたとばかり、私は息子の手を引いて娘の後を追います。

洗濯機のある部屋は脱衣所。

娘が入ったところでドアを閉め、風呂場の電気をつけて誘導すると自分で服を脱ぎあっさり入ってくれました。

かつては泣き叫ぶ娘を仕方なく抱えてお風呂に連れて行くことも多かったので、これは進歩です。

どんな風に誘導するかは私のその場の思いつきのことが多いのですが、「今日はこう言ってみよう」などと考えるのも面白いものです。

娘は服に対しても妙なポリシーがあり、買ったのに着てくれなかった服は数知れず。

先日義母からもらったピンクのコートも着てくれるか不安でした。

最初見せた時あまり乗り気ではなかったので、「これはまずい」と内心思いつつ「おてて、いないいないしようかー」と遊びながら誘ったら黙って着てくれました。

IMG_20170112_130323.jpg

心の中でガッツポーズし、「可愛いねえ!」と大げさに言ったところ、その後からは割とスムーズに着てくれます。

もちろん、子どもの性格によってはこういったやり方がうまくいかないこともあるでしょう。

息子は男の子ですし割と素直な性格なので、簡潔かつ理論的に言った方が良いようです。

でも妙なこだわりのせいで譲れないところもあり、そこは大人が手をつかんででもやらせるしかない、ということもあります。

我が子といえど自分とは全く違う人格、思い通りにならないのは仕方がないこと。

回り道してでもいいから、お互いに歩み寄る道を見つけるのがストレスのない育児法なのかなあと思います。

何でも育児本通りにできるわけではないし、全てを育児本通りにしなくてもいいんだ、とようやく気が付き始めた今日この頃です。





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コメント(2)
春瀬さん、コメントありがとうございます。

自分で産んだ子だから自分の分身、だから完璧にコントロールしたい…などと思ってしまいがちですが、それはおそらく親のエゴなのでしょうね。

本当に、人格は全く違うなと思います。

最近の親子は友達同士みたいな感じでけしからん、という意見の人もいるけれど、親が完全に子どもの上に立って支配しようとするより、対等な関係で意見を言いあった方がいい気がしますよね。

メロンパンの話は、私がメロンパン好きなものでつい(笑)

ただ、男の人は理論派なので、旦那さんに対しては淡々と理論、特にメリットについての話をすると良いらしいですよ。

息子さん、もうすぐ2歳さんなんですねー。

男の子は割とピュアだから扱いやすいところもありますよ。

それに基本マザコンなので、お母さん本気で困ってるの!と言えば協力してくれるかも。

2歳は大変だけれど可愛いです。

お互い楽しみましょうね^^

今年もよろしくお願いいたします。
by danngo 2017/01/13
メロンパンのお話、
なるほど!となりました、まさに。

そのまま、夫婦とのやりとりとしても、参考に
なりました。

押し付ければ、
相手はそれを不快に感じるどころか
取りあってくれません。

試行錯誤ですが、
子供も、立派な一人称。
人間なんですよね。
私のお腹から出ていても
感性も、性格も、まるで違うし。


もうすぐやってくる、
魔の二歳児に備え
また色々、
お子さんの様子、
教えて下さい^ - ^

コメントありがとうございました!
お返事させていただきました!

今年もよろしくお願いします!

by 春瀬はるか 2017/01/13