2017/02/27 12:13

三寒四温、少しずつ春が近づいてきました。

道端にはオオイヌノフグリやホトケノザなどの花も咲き始め、可憐な姿が目を楽しませてくれます。

私は花壇に咲いているチューリップやパンジーより、名前も定かでないような野の花が好き。

たまに生花店で花を購入することもありますが、普段はあまり買いません。

何となく、ああいうところで売られている花はツンとすましているような気がして買う気にならないのです。

息子を出産する前のこと、母と一緒に茶道を習いに行っていた時期がありました。

茶室に飾られている花はいつも「こんなのどこに売っているのだろう」と思われる花ばかりで、疑問を感じた私が先生に聞くと「ああ、さっき庭で摘んできたの」という答え。

こういった茶室に飾る花は茶花と言い、我が家にあった茶花の図鑑には聞いたことのないような野山の地味な花ばかりが掲載されていました。

わびさびを重んじる茶道の世界では、華やかな花はあまり使わないようなのです。

「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは」という兼好法師の言葉がありますが、何でも最も美しい状態を好むというのは風流とかけ離れた考え方なのかもしれません。

先日、うちのマンションのエントランスの隅で身をひそめるように咲いている花を見つけました。

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キク科の花だろうとは思われますが、日当たりが良くないせいで育ちが悪く何の花なのか判別がつきません。

石畳の隙間から窮屈そうに伸びている様が不憫で、少し摘んで持って帰りました。

すぐに活けて食器棚の上に飾ると、こんなくたびれた花でも風情があるように感じられます。

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ちなみに、花瓶にしているのはただのしょう油さし。

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友人の結婚式に行った時、引き出物として頂いたものです。

何と、新婦の手作り作品。

陶芸が趣味の花嫁なんて素敵ですよね。

私が新婚の頃、親が大きなガラスの花瓶を買ってくれていたのですが、「こんなのに入るような大きな花束をもらう機会なんて、この先の人生で何回あるのだろう」と思って捨ててしまいました。

断捨離を続けている我が家では、大きな花瓶や大輪の花は飾っても浮いてしまうだけのような気もします。

それでも、家に花があると心が安らぐのは事実。

ならば身の丈に合った、地味な野の花を飾るだけでいいのではないかと思っています。

花は友人。

背伸びせず、気の合う相手を見つければ十分なのです。

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コメント(2)
三宅さん、コメントありがとうございます。

やっぱり、大きな花瓶って使わないですよね〜。

シロツメクサやタンポポは見ていて元気になれる花ですね。

咲いたら飾りたいです^^
by danngo 2017/02/28
こんばんは!
そういえばウチも花瓶ないです。
大きな花を貰うなんて、早々ないから、必要ないといえばないですよね(^◇^;)
もう少ししたら、タンポポや、シロツメクサが咲きますので、それを摘んで家に飾るだけでも明るくなると思います(´ฅ•ω•ฅ`)♡
by 三宅智恵子 2017/02/27