2017/07/04 05:00

時は少しさかのぼりますが、息子が幼稚園からカイコの幼虫を預かってきました。

「繭になるまで世話してください」とのこと。

お菓子や野菜の空き箱に入れられた幼虫を手に手に持っている園児達を見て、「私は平気だけれど、虫嫌いのお母さんとか発狂するんじゃないかしらん」とふと思いました。

「桑の葉しか食べないですが桑の木はそこらへんにたくさんあるので、適当に摘んでくださいね」などと言われたので近所を散策したところ、すぐ近所の竹林の隣に生えているのを発見。

これで、とりあえずエサの供給には困りません。


【いきなり脱皮】

その日の夜。

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何だかあまり動かないし食べないし大丈夫かなと思っていたら、いつの間にか脱皮していました。

体長を測ってみると、3センチ程度。

窮屈な皮を脱いだからには、どんどん大きくなるだろうなと思いました。


【ジャイアンとのび太】

カイコを預かってから、1週間が経ちました。

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体長を計測すると、5センチほどになっていました。

毎日無心に桑の葉を食べ続けたおかげで、人間ではありえない成長を見せてくれます。

しかしながら、左側の方は大きくなるのが早くてよく食べるけれど、右側の方は小さめで動きが遅く小食です。

そこで、左のにジャイアン、右のにはのび太と名前をつけることにいたしました。


【のび太との別れ】

名前をつけた翌日の金曜日の夜、のび太の様子が明らかにおかしいことに気がつきました。

桑の葉を全く食べなくなり、動きも少なくなっています。

新しい桑の葉を与えてみても、やはりダメです。

脱皮するのかもと思いましたが、その気配もなし。

月曜日の朝、幼稚園に連れて行こうと思いながら見守っておりました。

そしてその月曜日の朝、ふと見るとのび太の体が黒ずんでいるのに気が付きました。

触っても、全く動きません。

日曜日の夜までは、ちゃんと反応があったのに…。

死んでしまったのだと思いました。

幼稚園に連れて行くと、「こういうこともあります。病気ですかねえ」と言いながら引き取ってくださいました。

後で園児達とお墓を作ったそうです。


【ジャイアン繭になる】

カイコを預かってから2週間近くたったある朝、箱の隅でジャイアンが糸を出しながら頭をしきりに振っているのを見つけました。

今までずっとクモのようにお尻から糸を出すものだと思っていましたが、どうやら口から出しているようです。

うまいこと糸を張れずに往生している様子だったので、段ボールで仕切りを作ってやりました。

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すると、何となく繭の形ができてきた模様。

ジャイアンはなおも頭をしきりに動かして頑張っています。

こんな、あるかなきかの心地がする細い糸が着物とかに使われる絹糸になるのか、と感慨深く眺めておりました。

翌朝確認すると、もう中の幼虫は糸に隠れて見えなくなり、しっかりとした繭となっておりました。

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というわけで、ジャイアンは再び幼稚園に戻って暮らしています。

いつか羽化したら、残った繭玉を園児の工作に使う予定なんだとか。

2週間限定の共同生活でしたが、命を預かることの大切さを教えてもらった気がします。

いつか犬や猫を飼いたいと思っていた私ですけれど、こんな小さなカイコにも十分癒してもらえることに気付いたのでありました。

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コメント(2)
三宅さん、コメントありがとうございます。

虫嫌いの人は、この記事読まないだろうなと思いながら書きました(笑)

私も最初はこんな白い芋虫なんで預かるのよ、くらいの気持ちでいましたが、不思議とだんだん可愛く思えてくるのですよ。

糸を出し始めた時なんか、なんかセンチメンタルな気分になってきましたからねw
by danngo 2017/07/04
こんばんは!
私は苦手なんで、どうしようかと思いましたが、こう言う風に見るのも、ちょっと神秘的ですよね!
素敵な写真をありがとうございます(^◇^;)
by 三宅智恵子 2017/07/04