2018/06/13 14:35
息子が「断捨離」(R?) しました。

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母はわたし、物欲マックス・マテリアルおばさん。次から次へと物が欲しくなる。
父は配偶者、「ザ・捨てられない男」。本を含む紙類であらゆる引き出しがいっぱいです。

そんなふたりの間に生まれた子が、いかようにして「整理整頓大好きっ子」になるでしょうか。


なるわけない。




ずっと子ども部屋に置いてあったIKEAのでっかい棚。
大量のおもちゃが詰め込まれ、本も詰め込まれ、ついには上に箱が積み上げられ……。
汚子様汚部屋まっしぐら。


棚がある限り、積み上げ続けるだろうと判断。
巨大棚を、WICに移動させました。

反対に、WICに入っていたカラーボックスを子ども部屋に。
取り急ぎの「ランドセル置き場(仮)」「学習用品置き場(仮)」となりました。


で、子ども部屋がどうなったかというと、



大量のおもちゃ・工作物・本・ぬいぐるみの床置き。



あー。なんかー、田舎のトラクターとか置いてある倉庫の2階みたいな匂いがするー。

そのうち息子が本格的に自室を使う日が来るはず。
それまでに、少しでもなんとかしたい。





手元には、「断捨離(R)」系の本が3冊。
図書館で借りました。

今まで雑誌などで読んできたことと、概ね同じことが書いてあるのですが、ここはいっちょ、子ども部屋で試してみます。

当然、人のものは勝手に捨てられません。
自分の部屋からやれば?と思わなくもないが、気になる「倉庫の2階感」。



ダメもとで、「共感」心理作戦で決行です。



「15分だけ」と区切って、息子を汚部屋に誘導。

息子の部屋の「倉庫の匂い」の原因は、主に工作物(木や紙)かと。
それらが少しでも減ったら、ラッキー、くらいな気分で取り掛かりました。

狭いクローゼットの中にも、「思い出工作物」を入れたバスケットがあります。まずそれを出します。
中を一回全部床に広げて……。あれ?これ余計散らからないかな?と疑心暗鬼になりつつも前に進みました。


思い出を語らいながら、

・絶対に取っておきたいもの
・写真にして残すもの
・迷うもの
・不要なもの

に分別……。



もう、そういうの聞き飽きたんでいいです。

彼にとっては「不要なもの」なんてないんです。
分かります。わたしもそうタイプですから。

・絶対いる

・写真で残せばいいかも
・いるような気がしないでもない
・なくてもいいかもしれない

くらいに意訳。



旅先で絵付けしたお土産や、なんかの賞をもらった図工の作品、学校の展覧会のために作った大作……。
母としても取っておきたいものには、


「絶対いるよね!」
「ノコギリで手を傷だらけにしたんだもん、死守!」


と、こちらから先回りで「お母さんは、片付けろ・捨てろとは言ってない」アピール。



それでも彼は当然迷います。
そのうち共感作戦云々はどうでもよくなり、母も一緒に思い出を振り返る旅に出ることに。
素直に彼の回想に付き合いました。


息子「これは、〇〇君と作ったやつだから……」
わたし「わかる。でも無くても、友情は変わらないと思う」
息子「……うん。写真撮って、土台の大きい部分は、もういいや」

息子「これは図工で……でも(しまい方雑なんで)壊れてる」
わたし「ほーう、大作だねぇ。ん?一昨年作ったやつじゃん」
息子「うん。(自分でも今見ると、下手だなと思っている顔)」
わたし「今の君なら、もっと上手に作れると思う!」
息子「うん。もう、なくてもいい」


「捨てる」とは言わず、「さようならゴミ思い出たち」。


わたしが、物をビニール袋に移すときに「今までありがとう」と、ひとこと添えていたら、息子に伝染。
彼が自ら袋に詰める前、「ありがとう」とちょっとだけ自分の方へ引き寄せるのが、ハグしているみたいでかわいいっていうかおやばかかかかかかか。

気づけば30Lの袋いっぱいに、ゴミ作品が。
工作物の入れ物となっていた靴の箱みたいなのも、数個「いらない」と、自ら手放しました。
感動の嵐。

調子に乗って手を広げだしたので、30分くらいで強制的に閉店。
今思えば、その勢いで片付けてもよかったような?





「思い出工作物」を入れたバスケットから、2〜3年ほど前、息子と一緒に絵付けしたお皿が出てきました。
結構高いお金払って体験したんですけどね(出資者は実家の父)。


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超前衛的デザイン。
*地味に個人情報描いてあるんでぼかしました。


筆を使って、描きたいものをうまく描けなかったようで、ぐちゃーと混ぜた結果です。

彼がなにを描きたかったというと、

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恐竜。
*絵:わたし。個人情報は保護。


わたしは、自由気ままに好きなものを描きたかったのですが、息子がとなりで「ぐちゃーーー」状態。
「おかあさん、きょうりゅうかいて」ということで、わたしが恐竜を描くことになりました。

今なら、知るかボケ。で終わるんですけど、まだ小さかった(今に比べればです)ので、願いを無下に突き放すこともできず。
大人が、(確か)数千円払って、恐竜を……。しくしく。


しまい込んでおいてもしかたないので、使うことにしました。

乗せちゃえばわかんないっていうか。


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↑わたしが描いたほうの皿。思い出記念日だけしか見えません。


一方、息子のアバンギャルドなデザイン皿に枝豆乗せると、変な個性が出ます。


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息子の部屋、少し見える床が多くなりました。

汚部屋であることは、今も変わりません。
彼の物への執着が、なくなるわけでもない。
でも、「絶対無理」と思っていた「断捨離(R)」の正しい在り方を、ちょっと垣間見たような、ステキな時間でした。



一緒に片付けているとき、息子がごく自然にハサミを出して使っていました。
今日彼の部屋に入った際、靴下のタグを切ろうとハサミを借りようとしたのですが、


全く見当たらない。


あの部屋にも彼なりの、秩序があるのでしょう。

今わたしがいる部屋。正直どこになにがあるのか分かりません。
これ以上記憶能力が低下する前に、わたしはこの汚部屋と向き合わなければなりません。

ザッツ・現実。
ある意味終活のスタートです。







mihoyamana

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コメント(2)
さださあやさん

こんにちは。お疲れ様です。

「心がないんかな」って。笑。
手放せる潔さが羨ましいです。
思い出、本来、物じゃないですもんね。ご子息?娘さん?こころに刻むタイプなんですよ、きっと。

声かけ…。
最初は一切合切捨てえええ!と息巻いていましたが、
途中から本当に、自分が息子の成長と思い出をたどる心境に…。
袋に入れたものを、また取り出してしまわないよう、即捨てに行きました。

物の所有にこだわらないお子様なら、今のうちからすっきり暮らす気持ちよさを知ってくれるかもしれません。
物への執着のなさ…わが家に少し分けてもらえませんか…?笑。

mihoyamana
by mihoyamana 2018/06/14
おはようございます。

我が家も子どもにいるいらない判断させていますが
「この子、心がないんかな…」
と思うくらい非常な不要ジャッジを下すときが…
思い出の品、という感覚がまだないようです。

それにしてもmihoさんの声掛け、すばらしい…
誘導の仕方がお上手!

思ったことを口に出すんじゃなくて
まず状況判断→どうしたいかを考えて、が重要なんだろうな…
参考にさせてくださいまし。


by さださあや 2018/06/14