2018/07/09 13:03


「ひといちばい敏感な子」1 の続きです。




「HSCの子育てハッピーアドバイス」および、「ひといちばい敏感な子」のブックレビューと、一児の母であるわたしが思うこと。

E612C2AD-6B85-49FE-831E-6DC417F15E42.jpeg


前回「ひといちばい敏感な子」1 の最後で、

子どもがHSC("The Highly Sensitive Child")かどうかを知るための23項目のチェックリストについて触れました。

アーロン氏が作ったそのリスト、23問中「ひとつも当てはまらない子」は、ほとんどいないのではないか?というのが、わたしの考えです。

チェックリストに載っているものは、下のような内容のものです。(引用ではありません。)

例:
・肌に触れるもの(衣服など)の肌触りに敏感
・人よりも注射などの「痛み」に対する恐怖が強い
・ひとり遊びが好き
・大きな環境変化が苦手
・些細な変化に気づく(母親の髪型が変わったなど)
・興奮すると、なかなか寝ない

多くのお子さん、どれかに当てはまらないでしょうか?

最後の例は

「遠足の前夜、ワクワクして眠れない」

のような、子どもの典型的な様子であるような気がします。


それはつまり、自分の子どもがHSCであっても、なくても、「ひといちばい敏感な子」および「HSCの子育てハッピーアドバイス」に記載されている、理解 ・対処の仕方・アドバイスなどの中に、多くの保護者の育児に役立つ情報があるということだと、わたしは考えます。


アーロン氏の「ひといちばい敏感な子」は、文章だけで構成された、400ページ以上にわたる長い本です。
子育てに不安を抱いたとき、「ちょっと見返す」には、いささか小難しく、「参考になる部分を探す」には、時間がかかります。

上の解説書が、漫画やイラストが多用された「ハッピーアドバイス」シリーズとして、「HSC」に特化した育児書になったことを知って、わが子の強い感受性から発生する悩みを、さっと拭き取ることができるようになったように思い、わたしは嬉しかったのです。


わたしは「サンキュ!主婦ブログ」の中でブログを書いています。
同じ場所で活動する他のブロガーの方々の、子育てについての記事を読んでいると

「この方のお子さまは、HSCかもしれないな?」

と思うことが、ときどきあります。そして

「HSCでなくても、この本が役に立つことが、あるかもしれない。それをお知らせできるといいのに」

とも。

でも、その方はすでにこれらの情報・本をご存知かもしれないし、賛同してもらえないかもしれない。
なにより(特に育児に関して)自分の考えを押しつけるようなことになるのは、嫌だ。

そういう気持ちから、ブログ内で他のお母様方に対し、HSCの話題を挙げることは、控えてきました。

しかし、「HSCの子育てハッピーアドバイス」を実際に手に取り、やはり(ごく個人的にある方に)お伝えしたいと思い、Instagramに投稿した次第です。
その方にその投稿を見ていただけた形跡が残ったら、そうでなくても1日くらい経過したら、UPしたものは削除するつもりでした。
(それゆえ、現在投稿は削除済みです。)

すると、「ひといちばい敏感な子1」でも書いた通り、数名の方からコメントをいただいたのです。
「自分の子どもがそうかもしれない」「自分がHSPかもしれない」と感じている方がいらっしゃることが分かりました。
そして前述した「多くの育児に関し、参考になる部分がある本だ」という感想を踏まえ、改めて誰に向けてということではなく、これらの本、特に「HSCの子育てハッピーアドバイス」についてブログ記事にしたいと思い、執筆に至りました。


乳幼児期・学童期初期の子育てには、独特の大変さがあります。
それを担う(特に)母親の負担といったら……。形容の仕方がありません。
(その時期を過ぎても、手を替え品を替え、問題はやってくるのでしょうが。)

そこにお子さんの「敏感さ」、さらにはお母様ご自身の「敏感さ」が加われば、母子ともに疲れ果てることも、ままあると思うのです。


わたしがここに書いたことは、個人的な「読書感想文」です。
誰かの役に立つとは、思いません。
けれど「HSCの子育てハッピーアドバイス」と「ひといちばい敏感な子」、この2冊はたくさんの保護者にとって有益な本だと思います。
「子育てハッピーアドバイス」シリーズが、人気育児書であることを考えると、さらに強く。
役に立たなくとも、害になる可能性はほぼないと言えるでしょう。


なにに関しても、答えはありません。
読んだからといって、HSC・HSPの特性を活かした育児を、すぐに実践できるとも思いません。

しかし、今回挙げた2冊は、「過剰」とも思われてきた「敏感さ」を持った子と親の性質を、肯定してくれます。
否定されない、認めてくれる。
そして目指す道や方法を、示唆してくれる。
あくまでも示唆です。ああしなさい、こうしなさいという強制ではありません。
それだけで、わたしは随分救われました。


上手くまとめられませんが、わたしはこれらの本にこころを「よしよし」され、「救われた」のです。

ただそのことを、読後の感想として、書き残したかったのです。











mihoyamana
mihoyamanaさんのファンになる
この記事をみんなに教える
2018/07/08 11:29
西日本豪雨・被災されたみなさまへ





「HSCの子育てハッピーアドバイス」および、「ひといちばい敏感な子」のブックレビューと、一児の母であるわたしが思うこと。


E612C2AD-6B85-49FE-831E-6DC417F15E42.jpeg

Instagramで「HSCの子育てハッピーアドバイス」に触れたところ、いくつかのコメントをいただきました。
(投稿は削除済み)

HSCに関する本、


・「HSCの子育てハッピーアドバイス」 明橋大二 著
・「ひといちばい敏感な子」 エイレン・N・アーロン著 / 明橋大二 訳

のレビューと、読後わたしが考えたことを書きます。

"HSC"は"The Highly Sensitive Child"の頭文字をとったもので、訳者の明橋氏により「ひといちばい敏感な子」と訳されています。


感覚・人の気持ち・環境・自然などについて、他の子どもよりも敏感に反応する子どもを指します。

HSCの存在は、子ども全体から考えると、マイノリティです。
しかし、その割合は15〜20%と、決して少なくはありません。

HSCが大人になるとHSP"The Highly Sensitive Person"(「ひといちばい敏感な人」)になります。

わたしのInstagramの投稿に寄せられたコメントは
「うちの子どもが、恐らくそうである」
「自分(母親)自身も、HSPだと思う」
というものでした。


エイレン・N・アーロン氏の「ひといちばい敏感な子」の日本語版が発売されたのが、2015年。
今(2018年)から3年前のことです。

これを読んだ時、わたしの子どもはHSCであり、自分もHSPであると感じました。半ば、確信です。

今まで「臆病」「怖がり」「内向的」と、ネガティブにとらえられてきた子どもや自身の「欠点」は、生まれ持った「敏感という性質」であり、悪いことではない、と、分かりました。
さらに、その敏感さは、育児環境・生活環境が整えば大きな強みとなることも。
読後、子どもと自分に対し、肯定的な気持になったのを、覚えています。

「ひといちばい敏感な子」に書いてありましたが、「ひといちばい敏感」な性質を持った人・動物は、種族の絶滅を回避するために、不可欠な存在だそうです。
本では、草食動物で例えられていました。

草原を見つけたら、10頭中8頭はエサに向かって一直線。草を食べます。
2頭は、周りに敵がいないか、様子をうかがいます。

高い確率で、後者の2頭はお腹を空かせたまま終わるのですが、天敵に襲われた場合、生き延びるのはその2頭。
生き残った2頭が、子を産み、子孫を繁栄させます。
つまり、「敏感で慎重」な2頭がいるおかげで、その動物は存在し続けることができる。


【2018/7/11 訂正】

本の中の例えが、「注意深いシカ」と「そうでないシカ」でした。

草原で、敵がいないことが続けば、前者はエサを食べられないまま死滅する可能性が高い。
しかし、群れの中に「エサを見つけたらすぐに食べる」シカと「エサを見つけてもすぐには飛びつかない注意深いシカ」、2種類がいることで、天敵がいないとき、いたとき、どちらでも群れの生き残る可能性が高くなる。





自分の子どもや、自分のようなタイプが、有事における「人間の絶滅」を避けるために一役買っている……。

そう思うと、なんだか誇らしい気持ちにもなりませんか?……ね?


前述した2冊の本に、HSC・HSPの判断基準となるチェックリストが載っています。
(チェックリストはあくまでも目安で、判断を確定するものではない、とも書いてあります。)

わたしの子どもは、チェックリストの23問中、19問が「はい」になりました。

しかし、「HSCの子育てハッピーアドバイス」の中に

・多くの子どもは、10叱られても、9は忘れる
・HSCは1を聞くと、10受け止める

と書かれています。

前者が叱られても、すぐに忘れて同じことを繰り返すのに対し、後者は他人が怒られているのを見るだけで、自分が失敗して叱責される場面まで思い浮かべて怖がるのです。

この件(くだり)を読んで思ったのが

「現在の」わが子は、HSCだとはいえないかも知れないな

ということでした。

というのも、先日ゲームのプレイ時間を巡ってわたしにかなり叱られた(ごめんね)わが子が、2日後には同じようなことでわたしに再び注意を受けた……という出来事があったからです。
さらに数時間後には、配偶者のタブレットで別のゲームをしているという……。

わたしが感情的になっており、きちんと伝わっていなかったことを踏まえても、10のうち8くらいは忘れているようにしか思えません。

どこが敏感やねん(エセ関西弁ですみません)。


「ひといちばい敏感な子」・「HSCの子育てハッピーアドバイス」を改めて読むと、やはりわたしの子どもはHSCである可能性は多分にあると思います。
しかし、成長と共に、その敏感さゆえの弱点は徐々に薄れていき、周囲に順応していくものなのではないか?というのが、今の所感です。
そして、うまく性質を伸ばしてあげられれば、彼の敏感さは大きな強みになるかもしれません。
具体的にどうしていいのかは、本を片手に思考錯誤していくしかないのですが。


上に書いた通り、2冊両方にHSCであるかを判断するチェックリストがあります。

ふと、23問中「どれにも『はい』の回答がつかない子ども」は、ほとんどいないのではないかと思いました。

つまり、どの子どもも、どこか・なにかしらの方面で、非常に「敏感」な部分を持っている、と。



長くなるので、次回の記事に続きます。

→ 「ひといちばい敏感な子2






mihoyamana

mihoyamanaさんのファンになる
この記事をみんなに教える
2017/11/12 15:05
「色」のお話です。


「肌の色」という概念は、国や人種によって様々だから、「肌色」という色鉛筆は未来永劫発売されないのでは?という話が某所で出ました。

先日ネットショッピングをしていたところ、文具ページに

「うすだいだい」

という名の色鉛筆を発見しました。

ちょっと気になってググったところ、過去に「肌色」として発売されていたものと同色であるようです。


かつて「肌色」の色鉛筆やクレヨン・クレパスは存在していました。

それが1990年代終わりから2000年(最近だよ!)の数年間で、「うすだいだい」または「ペールオレンジ」に変わったようです。

理由はやはり「人種問題」

社会が国際化し、国内外にいろいろな肌の人がいる中で、日本人の感覚で思う肌の色を、「肌色」と単一化しておおっぴらに公言してしまうのはどうか?と変わったようです。

韓国では(在韓?)ガーナ人の方から、「肌色」表現を人権侵害、として訴えがあったみたいです。

ということは、韓国にも「肌色」というクレヨンやらがあったということですね。

現在でもメーカーによっては、12色セットの色鉛筆に「うすだいだい」が入っているもよう。

うすだいだい、か、白か、どっちかが入ってるみたいようです。


しかし色の名前や使い方というのは、なかなか難しい。

「黒人を描いて」と言われたら深い茶色を使ってしまいそうだし

「白人を描いて」と言われて、白を使うわけでもないだろうし

「ヒスパニックの人を…」

ああ、混乱してきた。

肌の色で人間を区別すること自体が不要なのですね。



他にも色にまつわるエトセトラ。

誰もが思ったことがあるのが「青信号」。

緑色なのになぜ青信号なんでしょうか。


元の名称は信号システム輸入元の外国に倣って、「緑」だったらしいです。

しかし日本では緑色の野菜を「青菜」と呼んだりするので、「青」のほうがしっくりくるという理由で変わったようです。


一方、日本では古来から「緑」を「若々しいもの」「みずみずしいもの」を現すことばとして使用してきた…はずで、

ゆえに豊かで美しい髪を「緑の黒髪」

赤ちゃんを「緑子/嬰児(みどりご)」

と言いいますよね。



おぼろげな記憶で申し訳ないのですが、多くの日本人が持つような「黒い目(瞳)」は、英語で"dark eyes"(ダーク・アイズ)と呼ぶ(はず)です。

"black eyes"(ブラック・アイズ)というと、目の辺りを殴られたときにできる、青黒い痣のことを指す…って昔習いました。

なのでで遠隔操作で自分の身体の詳細を、英語で述べる機会があれば"I have dark eyes."と言ってください。

そんな機会滅多にありませんね。


学校などでは色に限らず規定が厳しいですが、家で描く分には自由な色を使いたいです。



mihoyamana
mihoyamanaさんのファンになる
この記事をみんなに教える
  • ごはん
  • おうち
  • ハンドメイド
  • やりくり&懸賞
  • 健康&ダイエット
  • ビューティー&ファッション
  • おでかけ
  • お買いもの
  • 子育て&家族の話
  • あれこれ